<19th Oct Sun>

15日から5日間ロイヤル・アルバート・ホールでやってた日本の大相撲、ハイライトやロンドン観光を楽しむ力士達のYoutubeははちょこちょこ観てましたが、最終日の今日は午後2時からのBBCのiPlayer生中継をしっかり観ました。ありがとうBBC。NHK英語アナウンサーの森田博士さんが色々説明してくれて興味深かったし、大変な盛り上がりで誇らしい気持ちになりました。客席に着物姿の女性が何人かいらしたのも嬉しかったです。

 

切符争奪戦が凄かったし値段も高いと聞いていたので、メンバーでもない私が買える筈もなく、最初から諦めてましたが、前回(34年前の1991年)は1最終日に行ったので、その時の懐かしい写真を貼っておきます。後ろの方の安い席でしたが。私とトーチャンは楽しんだけど、まだ4才だったムスメが凄く退屈して可哀相だったのを覚えています。

 

嬉しかったのは、その年の5月に引退して断髪前だった千代の富士が廻し姿が土俵で見られたことで、とても素敵でした。

私は小さい頃からテレビで結構相撲は観てて、栃若時代(古い笑)は栃錦のファンだった兄と若乃花(元祖)が優勝争いになると兄妹喧嘩したのも良い思い出。高校時代は名古屋場所に電車で向かう浴衣姿の下っ端のお相撲さんたちと同じ電車によく乗り合わせたので、どれくらい大きいか知ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(あけぼの)の巨体。

今回も派手に塩まいてた人いましたが、34年前は水戸泉

 

この時優勝した力士は偉いさんになって今回ロンドンに来てました。

 

ここからは始まる前の様子ですが、濃紺の廻しの千代の富士が土俵の左隅っこに立ったり座ったりしてましたドキドキも。

 

 

 

 

<18th Oct Sat>

昨日まで日本からの友人が我が家にお泊りだったし、あちこち出掛けてたので、ブログが書けなかったけど、今日から頑張ります。明日は予定がないので、ロンドンでやってる相撲生中継をBBCで観よう。

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昨日はモーツァルトの魔笛に着物で行きました。

舞台横の安い席が出たので4回分買い、昨日が一回目でしたが、最近着物を着る機会が少ないので、魔笛を何度も観たいわけではないけど、着物を着る機会にしようという魂胆。「意地にでも全部着物で行きます」、とここに書いておけば頑張らざるを得ないでしょう。

 

なるべく秋らしい着物や帯を選ぼうと思い、まずは菊の帯で。

小さな花柄のブルーグレーの小紋はどうかしら?

 

  

今年は我が家の紅葉が全然赤くなりませんね。

 

 

折角ですからステージドアに行きましょう。お目当てはパパゲーノ役のバリトン、Huw  Montague  Rendall。バリトンには惹かれない私ですが、若くて歌も演技も上手なヒュー君は好き。

フィガロの結婚の時に着物でステージドアで会ったのを覚えてくれてたようです(→こちら)。

 

 

<13th Oct Mon>

昨夜のコンサート「ソロモン」で小さな犬を連れてる人がいましたびっくり。さすがお犬様の国、しつけも良いので吠えないでしょうが、初めて見たのでびっくり。スタッフは誰も注意しないし、「犬にはちゃんとヒモつけてね」と。

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10月12日はサウスバンクの中ホールであるQueen Elizabeth Hallでヘンデルのオラトリオ「ソロモン」を聴きました

(→こちら)。

 

 

旧約聖書に出てくるイスラエル王のソロモンを題材にはしてるけど、ヘンデルが時の国王ジョージ2世へのごますり作品であるとコンサート前のトークで指揮者が言ってました。なので、最初の一時間はしつこいくらいソロモンが偉大だと繰り返して退屈。有名な赤ちゃんを取り合う二人の女性のエピソードはうんと短くて、最後はシバの女王の訪問でやっと華やかに盛り上がります。長いし丸々上演されるのは滅多になさそうですが、「シバの女王の到着」The Arrival of the Queen of Shebaはイギリスでは式典でよく演奏される大ヒット曲。

 

2018年10月にロイヤルオペラのコンサート形式で聴いたことがあります。

 

今回はOrchestra of the Age of Enlightenmentの40周年記念として演奏されたようで、ロイヤルオペラでやった時と比べるとスケール小さいですが、実質的に最前列のど真ん中から聴けて満足しました。

 

Orchestra of the Age of Enlightenment

John Butt conductor

Nardus Williams soprano, Solomon's Queen, Nicaule (Queen of Sheba), 1st Harlot

Helen Charlston mezzo-soprano, Solomon

Hugo Hymas tenor, Zadok

Florian Störtz bass-baritone, A Levite

Choir of the Age of Enlightenment

 

ソロモン王がオペラハウスの時のようにカウンターテナーではなくメゾソプラノなのが残念と思ってたのですが、ヘレン・チャールストン(ロンドン生まれでケンブリッジ大の在籍から察するに32才くらい)が素晴らしくて全く不満はございません。すらっと長身で歌も顔も凛々しくて、素敵なズボン役でしょう。

他の人たちはまあまあでしたが(テノール君は気に入った)、ソロモンほど出番がなく、コーラスの方が大切なくらいでしたが、左右に半分分かれたコーラスがステレオで聴けてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<12th Oct Sun>

今月は今の予定を全てこなすと、なんと19回(コンサート10回、オペラ8回、バレエ1回)。これでも既に2つキャンセルしたんですけどね。で、今夜も行きます、サウスバンク。

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10月10日はWigmore Hallでオルリンスキーのリサイタル。パリ五輪開会式に白いピエロの格好でブレークダンスしながら歌った目立ちたがり絵になるチャーミングな34才のポーランド人カウンターテナー。

争奪戦だった今シーズンの目玉イベントで、この日と翌日の2連ちゃん、違う演目なので一応両方取っておいたのですが、迷った末に最初の日だけ行くことに。あちこちで何度も聴いてる上に(去年もここで→こちら)、特に好きな声でもないし、切符代も高いので。

 

ピアノ伴奏は作曲や編曲やジャズ風演奏も上手な1988年生まれの多才なポーランド人で、オルリンスキーはリサイタルの相棒として良い人を見つけたような気もしますが、力余ってピアノの音が大き過ぎるので歌の伴奏には向かないような気もします。きっと彼も自分のピアノだけで勝負したいだろうし。

 

ドイツ語、英語、イタリア語、ポーランド語でバラエティに富んだ選曲と、流暢な英語で話も上手なオルリンスキーで、期待通りチャーミングなパフォーマンスで、声もよく出て絶好調だったし、期待を裏切らない華やかな舞台を前から2列目で聴けてラッキーでした。

2曲のアンコールはイギリス人観客へのサービスでしょう、両方ともヘンリー・パーセルで、アンコールの定番であるMusic For a WhileとSound the Trumpet。トランペットのような音で歌うという彼らしいサービスぶりはさすが。

 

カーテンコールでちょっとブレイクダンスしてくれたのを何度か観たことあるし、6月のバービカンではトンボ返りで舞台を横切って大受け(→こちら)、狭いWigmore Hallであってもこの日はピアノだけだからなにかやってくれるかなという期待も少しあったけど、さすがにそれは無理だったようで、おとなしく終わりました。

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

<10th Oct Fri>

昨日は往復4時間掛けて義兄夫婦の家に遊びに行って、レストランでランチしてから近くを散歩したりしてゆったり過ごして、外国人の多い我が家周辺とは違う白人ばかりの裕福なエリアで行楽気分も味わえました。コミュニティ管理のお庭や刺繍の展示等、一昔前のイギリスがまだあるのだと感じたし、白鳥が優雅に泳ぐテムズ川も雰囲気良かったです。

  

ゲホゲホ風邪ひいてしまったようで、昨晩から鼻水と少しの咳。熱はないので今夜のコンサートには行きますが。Wigmore Hallの今シーズンのハイライトである人気カウンターテナーのオルリンスキーですからね。

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10月8日のWigmore Hallのコンサートは感激でした。いつも私が選ぶのですが、トーチャンも「素晴らしかった」と喜んでました。
私のお目当ては昔から大好きな英国人テノールのトビー・スペンスでしたが、この演目なら他の大して好きでもない歌手でも行ったかもしれないし、早くから売り切れだったのはトビー君或いはもう一人の歌手のおかげではなく、やはり演目に惹かれたのだと思います。ブリテンの「テノールとホルンのためのセレナーデ」とマーラーの「大地の歌」。

Camerata RCOというオランダのコンセルトヘボーのメンバーによって結成された室内アンサンブルですから、伴奏も極上で、ソロも多かったですが、皆さん凄く上手。

 

前半はトビー君とホルンのソロでしたが、英語だから勿論暗譜で、思い切り声を張り上げて頑張ったトビー君は皆を感動させたと思います。

後半の「大地の歌」はマーラーの中では私が一番好きな曲かもしれなくて、大好きなクラウス君(クラウス・フロリアン・フォークト)をカドガン・ホールでかぶりつきで聴けたのは大感激だったしYoutubeでも何度も聴きました。

正直私にとってはデフォルトになってるクラウス君と比べるとトビー君は色んな面で劣るわけですが、それでも、音譜見ながらであっても、渾身の力を振り絞ってくれて聞き惚れました。56才になったトビー君、若くてフレッシュで可愛かった時に比べたら年食ったと感じざるを得なかったけど、それも含めて思い入れがあるわけで。

大地の歌はテノールとバリトンの組み合わせの方が多いと思うのですが、メゾ・ソプラノと一緒なのを聞くのは初めてで、Barbara Kozejiという47才のスロベニア人メゾは最初こそ特に良いとは思わなかったけど、段々良くなって、最後の30分間のソロは彼女だけなのですが、アンサンブルの名伴奏とも相まって、結局彼女が持っていったかも。

 

 

 

 

 

 
    

 

    

 

 
 
ところで、2011年2月に行ったカドガン・ホールのクラウス君の大地の歌、かぶりつきで聴いてよく覚えてるのになぜかブログ記事にはしなかったようなのですが、写真はあるので、ここに貼っておきます。共演はトーマス・ハンプソン、指揮はパッパーノ。