<22nd May Wed>

イギリスは7月4日の総選挙。外国人である私は選挙権がないので考えなくてもいいのは楽。

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5月18日は5回目のルチアでした。またこじつけた着物で(→こちら)。

これまでの4回は、ナディーン・シエラとザビエル・アンドゥアーガで4月19日と22日(→こちら)、イヴ・レッドパスとイオアン・ホテアで25日(→こちら)、ナディーンとホテアで30日(→こちら)。最終回であるこの日はリヴとザビエル

Music Gaetano Donizetti/Libretto Salvadore Cammarano after Walter Scott/Director Katie Mitchell/Designer Vicki Mortimer/Lighting Designer Jon Clark/Movement Director Joseph Alford 

 

Conductor Richard Hetherington
Lucia Liv Redpath
Edgardo Xabier Anduaga
Enrico Ashton Germán E. Alcántara replaces Artur Ruciński
Arturo Bucklaw Andrés Presno
Raimondo Bidebent Marko Mimica replaces Insung Sim
Normanno Michael Gibson
Alisa Rachael Lloyd
 

カウンターテナーのガールフレンドであるリヴちゃんは二回目でしたが、そりゃ超一流のナディーンに比べたらこの日も全ての面で劣ってましたが、最初聴いたよりも少しリラックスして、高音もほぼちゃんと出て、大きな拍手も納得。でも、やっぱり演技が地味なのが残念だし、カーテンコールも下ばかり向いてるのでろくな写真撮れなかったのは残念。

 

ザビエル君は16日のパッパーノ・ガラ(→こちら)で沢山の有名歌手の中で私が一番聞惚れた歌手でしたが、この日も文句なく歌も演技も素晴らしくて、最後の場面は涙目でした。今が旬のテノール。

 

救いだったのはルチアのお兄さん役が代役だったことで、ルチンスキーは充分上手だけど4回も聴くとさすがにうんざりしてたところ、体調不良で降板。代役のGermán E. Alcántaraは歌も演技も大袈裟でしつこくて、いつも大声で怒ってるのがこの役にぴったりでした。何度も見たくないけど。

もう一人の代役はライモンド役のMarko Mimicaで、演技は元のバリトンがして舞台袖で歌っただけでしたが、私の側だったのでよく聞こえてよかったです。

 

舞台脇のお得な席が出たので5回も行けたわけですが、まさにベルカント!で聴き応えのオペラを素晴らしい歌手たちで聴けて幸せだったルチア祭でしたアップ。このプロダクションになってからのブログ記事は最後にリストアップしてあります。

 
 
 
 
 
 
 

代役の二人。

 

このプロダクションになってからのルチア記事はこちら。クリックで記事に飛びます。最初は主役カップルの凄くいやらしい場面があったけど、徐々に緩和されて、今は全くなし。妊娠と流産はしますが。

ランメルモールのルチア  2016年4月 Dダムラウ、Cカストロノーヴォ、Lテジエ

ランメルモールのルチア  2016年5月 Aクルザク、Sコステロ、Aルチンスキー

ランメルモールのルチア  2017年11月 Lオロペサ、Iジョルディ/Cカルトロノーヴォ、Cマルトマン