<3rd Jun Wed>

日本は早くも台風のようですが、ロンドンは昨日は雷雨で雹(ひょう)も降り、ドラマチックな天気でした。気温もぐっと下がり、今日なんか寒くて。

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5月29日は22才の韓国人ピアニストのイム・ユンチャンを聴きにWigmore Hallへ(→こちら)。 

 

2025年4月に初めて聴いて以来二度目

 

韓国人がたくさん押し寄せるせいか、彼のコンサートは凄い人気で、今回も2回同じ演目のコンサートがやってくれるのですが、一回につき切符は2枚までしか売ってもらえなくて、前の方の席は残ってなかったので、結局、先回と同じ最後列に。後ろの方の席は上に二階席があって箱みたいになってるおかげで音がよく聴こえて問題なし。写真撮る時は立てばいいわけだし、と思ってたら、それは甘い考えで、やっぱり又終った途端に総立ちになったので(ここではスタンディングオベーションは滅多に起こらない)、私はスマホでろくな写真が撮れませんでしたが、トーチャンがデジカメを高く掲げてまあまあのが撮れました。凄くそっけなくて、すぐに引っ込んでしまうのが残念ですが。

 

ここの午後1時からのコンサートは普通は1時間だけですが、これは珍しく夜と同じ長さのフル・コンサートで、演奏は先回と同じく、若い男性らしい力強さとスピードで素晴らしい演奏でした。双眼鏡で手も少し見えました。

 

次は10月15日と16日の2回ですが、メンバーのランクをひとつ上げたおかげか、隅っこですがうんと前の席が買えました。

 

 

 

アンコールはラフマニノフの有名なヴォッカリーズ Vocalise Op. 34 No. 14

 

前半が終った時にはまだ立つ人は少なかったので、まだこんな写真も撮れました。

 

 

最後はこんな有様。

 

 

 

 

 

 

終了後、ホールの前にはぴかぴかの高級車が2台止ってて、この1ROKというナンバープレートはきっと韓国大使館の1号車ってことですよね。さすが。

 

<1st Jun Mon>

今日も暑くなかったし、明日からは最高気温が20度以下の日が何日か続くみたい。明日から又地下鉄のストライキなので、苦労してまで行く気がしないコンサートを片付けたら明日から6日間予定がなくなったので、のんびりできそう。今月は久し振りに海外旅行もするので準備もあるし。

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Sirサイモン・ラトル指揮でLSOが女性歌手二人とワーグナーばかりのコンサートを5月24日と28日にやってくれて、ワーグナー好きなトーチャンと28日に行きました。ワーグナーは人気なので2回とも売り切れだったようです。

 

アーニャ・カンペは57,8才のドイツ人ソプラノ。私はロイヤルオペラで2009年と2011年にワーグナーの 「さまよえるオランダ人」、2023年にアルバン・ベルグの「ヴォツェック」、バルセロナのリセウで「パルシファル」で彼女を生で聴きましたが、今回は「神々の黄昏」中から2曲歌ってくれて、もちろん上手だったのですが、年のせいでもあるのか(老眼鏡を掛けてました)、以前のような迫力はなかったかも。でも、オペラの印象よりも美人。

 

この演目ならLSOの現親分であるパッパーノが振りたかっただろうに、前任者のラトルに譲ったのはなぜかわからないけど、70才になっても元気なラトルはイギリス人だし人気があり、この日も大盛況でした。私たちは前から3列目なので歌もしっかり聞えたけど、後ろの方に座った友人たちは歌があまり聴こえなくてがっかりだったそうです。バービカンは歌にはあまり向いてないのかも。

 

London Symphony Orchestra

Sir Simon Rattle   conductor 

Anja Kampe   Brünnhilde  

Elizabeth DeShong   Waltraute 

 

Richard Wagner   Excerpts from Götterdämmerung: Dawn and Siegfried’s Rhine Journey; Waltraute’s Plea to Brünnhilde 

Richard Wagner   Siegfried Idyll

Richard Wagner   Excerpts from Götterdämmerung: Funeral Music; Immolation Scene

 

 

この少人数でも一曲

 

 

 

 

 

 

この席だとオケの人は前の方しか見えないし、写真一枚では収まらず。

 

 

<30th May Sat>

結局今日もそこそこ暑くて、ランチ会に着物で行くのはギブアップ。冷房のない地下鉄がしんどいのよ。日本食レストランでの女子6人のランチ会は楽しかったです。

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5月26日はWigmore Hallで45才のリトアニア人ソプラノのアスミク・グリゴリアンのリサイタルがあり(→こちら)、4列目で聴きました。

 

今やオペラではトップのアスミク、期待が高過ぎたせいもあるでしょうが、この日の彼女はイマイチで、特に前半は歌詞のない曲ばかりで退屈だったし、水増しのピアノ伴奏者の独奏が長い上に下手。家でBBCラジオの生放送を聴いてたトーチャンも「ひどかったよな・・」と。

後半は誰が歌っても盛り上がるリヒャルト・シュトラウスの4 Last Songsで、まあまあでしたが、彼女はやっぱりオペラの方がずっと良いことは明らか。しかも又下手なピアノ独奏もあったし。

 

凝った赤い衣装はとても可愛かったけど、後半も同じだったし、猛暑の日には暑苦しさが先にたって・・。

 

 

アンコールは当然リヒャルト・シュトラウスの4 Last Songsで一番有名なMorgen! Op. 27 No. 4

 

 
 
 
 
 
 

<29th May Fri>

今日は最高気温26、7度くらいだったでしょうか、午後のコンサートに行ったのですが、外を歩いても暑過ぎず助かりました。今夜は二階の寝室で戻っても寝苦しさを感じずに寝られそう。明日のランチ会は着物で行くかも。

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5月25日は日本からいらした友人とレストランで夕食してからベンジャミン・ブリテンのオペラへ(→こちら)。

30度超えの猛暑の初日、私は着物を諦めましたが、お金持ちが座るオーケストラ・ストールもカジュアルな人が多く、Tシャツに半ズボンという男性達もいて、いつもと違う雰囲気でした。

 

インターバルにテラスに出たら涼しくて良い気分でした。向かいの建物は元警察署で今はホテル。

 

オペラについては2022年3月に4回観た4年前のプレミエで。

 

今回はブリテン死後50年という記念の年ですが、先回と同じ歌手が多かったこともあり、一回だけにしました。

アラン・クレイトン(45才)は相変わらずの超デブですがブタ、あれからこの役で世界中を周って実力を示せたのは長年のファンとしては嬉しい限り。今やイギリス人テノールとしてはぶっちぎりの活躍ぶり。

 

女性は中心のエレンが先回と同じくぐもった声でぱっとしないMaria Bengtssonだったのが残念ですが、他はイギリスの実力ある中堅たちが活躍し、特に今回初めてChristine Riceが際立ってました。

男性は、先回と同じブリン・ターフェルがカーテンコールでもぶすっとしてたし歌にも精彩なかったですが、テノール好きの私は先回に続きJohn Graham-HallJames Gilchristが好きでした。特に若い頃は美貌だったグレアム-ホールが相変わらず素敵で歌も上手なのがとても嬉しい。

 

コーラスも良かったですが、このオペラの主役はオーケストラ。パッパーノの後継者であるフルシャのきびきびとした指揮ぶりがよく見える席で大満足。ちょっと前にロイヤル・フェスティバル・ホールでこのオペラのオーケストラ部分だけ聞いたことがあり、それもなかなか良かったのですが、この日の演奏の研ぎ澄まされた美しさはそれとは別次元。

 

Music Benjamin Britten/Libretto after The Borough by George Crabbe Montagu Slater Given by permission of Boosey & Hawkes Music Publishers Limited/Director Deborah Warner/Set Designer Michael Levine/Costume Designer Luis F. Carvalho/Lighting Designer Peter Mumford/Choreographer Kim Brandstrup

 

Conductor Jakub Hrůša

Peter Grimes Allan Clayton

Ellen Orford Maria Bengtsson

Captain Balstrode Bryn Terfel

Swallow Clive Bayley

Ned Keene Jacques Imbrailo

Auntie Catherine Wyn-Rogers

Mrs Sedley Christine Rice

Bob Boles John Graham-Hall

Hobson Barnaby Rea

Rev. Horace Adams James Gilchrist

First Niece Jennifer France

Second Niece Natalia Labourdette

The Boy Toby Higgins

 

 

 

 

 

71才でもこんなに素敵なJohn Graham-Hallはケンブリッジ大学卒。アラン・クレイトンも。

Christine Riceはオックスフォード大で物理学を勉強したのだそうです。

ブリンさん、貴方が一番知名度高いわけだしSirの称号まで賜ってるんだから、もう少しにこやかにしてもいいのでは?

 

 

 

この坊やはマダム・バタフライにも出てましたが、なかなかの演技でした。

 

オペラの前に行ったのはオーストリア料理レストランのThe Dalaunayで、ちゃんと冷房効いてて気持ちよかったです。

冷たい白ワイン頂きながらタルト・フランべとソーセージをシェア。

<28th May Thus>

今日は30度までは上がらなかったようで少し楽でした。コンサートが9時過ぎに終ったらまだ明るくて、ロンドンは真夏ですが、明日は25、6度で済むようで理想的。

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猛暑になる5月23日、友人とのランチに着物で行きました。

伸びた髪の毛はアップに。

ほぼ無地に見える細かい柄の小紋に白地の名古屋帯。

 

ピカデリーサーカスからすぐ近くのホテル・カフェ・ロイヤルのグリルは2015年と2017年にアフタヌーン・ティーしたことありますが、今回はランチ。

 

お洒落な空間に美しい花。

四方が鏡なのですごく広く見えるけど実際にはそれほどでもないですが、この金ピカは凄いでしょ! 私は結構好きです。オスカー・ワイルドがよく来てたという歴史もあり。 

 

 

この着物も光る素材で、私も金ぴかにしてみたわけです。

アフタヌーン・ティーは85ポンドですが、セットランチは安くて、2コース42ポンド、3コース49ポンド。チョイスは限られるし、すごく美味しいわけではないですが、このゴージャスな雰囲気を考えればお手頃価格。

リッツホテルのレストランに似た雰囲気ですが、リッツが男性はジャケットとネクタイ必須なのに比べるとここはうんとカジュアルで観光客も多く、Tシャツに半ズボンでもOK。

 

すっきり冷たいものが飲みたくて、シャンペンシャンパンをグラスで2杯づつ頂きました。最近お酒は控えてますが、今日は特別。前菜はshelfish bisque、メインはステーキ。

 

涼しくて快適でゴージャスな空間でたくさんお喋りして、あっという間の楽しい時間でした。

ホテルのロビーも良い雰囲気で、ここは立地も良いし穴場だと思います。

猛暑になる前に着物で行けて嬉しかったです。