手のひらをそっとあてる。
それは、人の心の手前にある扉の
その手前の数ミリの空気に。
その人の心の風を感じても
それ以上、例えば扉には触れない。
目の前に来る人は
私の手を感じると思う
だから、扉はいつか自ら開かれると私は信じる。
開いたなら丁寧にお辞儀をして
なかへ。
なかは、決して触れてはいけない
その宝物達は自分で見つけていくという
とんでもなく楽しい遊びがあるのだから。
その人の旅をしようとする姿に
そっと手を伸ばして
背中に触れる
すっと一歩進めるように
後ずさり。拒み。泣き。喚き。
騒ぎ。人のせいにし。言い訳をし。
過去ばかりを後悔し。未来ばかりを望み。
人をねたみ。人を落とし。人の何かを奪い。
全てひとり抱え込み。執着し。自分を主張し。
感謝を忘れ。悲しみに取り込まれ。
隙間を埋めようとする。
たとえ、ありとあらゆる姿だったとしても、
それでも何かしようと
いつか変わりたいと
そう進化するのが、ある段階の魂のあり方
急がなくても、必要なものなら進んでいく
焦らなくても、本物なら、宇宙が時を決める
その前にしておくことは、もう目の前に
何度も目の前に・・・目を背けるのはあなた自身。
全ての行いが、人に、自然に、地球に、宇宙に影響を与える
だからこそ、自分と自分の環境を整えるだけでいい。
本物を求めるなら。。。