PepperPotの映画レビューブログへようこそ!
ネタバレしないように書いていますので、安心してお読み頂けると思います。「この映画、観て見たいな」と思ってもらえるとうれしいです。
「映画館でみたもの 」「DVDでみたもの 」「読んだ本・聞いたCD 」「トラックバック・ステーション 」「日常・その他 」に分けて記載しています。
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つくしに雑草根性がなく、パパとママはガツガツしていなく、花沢類は微妙な恋心もなく、西門と美作はケンカばかり。お母様は庶民の家や農場をずかずかと訪ね歩くし、静は仕事を捨てて台湾に戻るとか言って類に甘えるし、和也は金髪ドレッドだし。
何より道明寺司が覇気のある表情をせず、常に口を半開きにしています。情けないったら。
『流星花園』の根底にあった、道明寺司にとっての揺るがぬ真実が、ああいう形でとはいえ変わってしまいました。これが変わってしまったら私はもう観ていることはできません。
だってそれは別の人の別の物語なんだもの。
さようなら『流星花園II』。もう観ることもないでしょう。
『フルハウス』のジェシーが愛してやまないエルヴィス・プレスリーの『That's the way it is』というのを観ています。
正直ステージパフォーマンスとかは、オールディーズバーとかでエルヴィスの格好をしてやってるひとのほうがカッコいい気がします。
足でビート刻んでるのとか、どーーーー観ても貧乏ゆすりだもん。手つきとか動きとか、『Love me tender』のキスパフォーマンスとか、カッコつけてるというよりはスケベなんだもん。セクシーの一線を越えてスケベ。
顔も、あのでっかいモミアゲも好きじゃない。
練習風景とかも、スターだから仕方ないけど、偉そうだし。ついてる字幕が良くないのかな。
ジェシーがよく言う「I'll be there for you, babe」も言わないし。
これ観て思ったのは、エルヴィスがいかに象徴としての存在になってるかということでした。エルヴィスといえば、白い服きて、ポマードで髪を固めて、大げさな動きでカッコつけながら、器用に腰を左に右にと振ってキメ台詞を吐くような、そんなイメージが私の中にあって、そんな感じのものをオールディーズバーでも見ていたのですよね。
実際に映像で見たエルヴィスは、あふれ出る情熱を抑えきれないで音楽が流れてきたら体が小刻みに動いちゃうようなこと以外は、割合普通に歌ってました。モミアゲだけは誰より凄いですが。
それとやっぱり、声とか歌とか凄いですね。DVDで動くエルヴィス観ながらでもこんだけ感激するんだから、リアルタイムでその場を体験した人なんか凄いんでしょうね。
CDで歌だけ聴いてみようかな。エルヴィスの動きはキライだけど声はセクシーで凄い好き。胸毛も好きかも。
この映像でやっぱ衝撃なのは、バックコーラスのお姉ちゃんの、それはそれは立派なアフロです。頭の三倍ぐらいあります。すっごい可愛いお姉ちゃんなのですが。今でもアフロの人は幾らでもいるけど、こんな立派なのは初めてです。
19世紀のロンドンを舞台にした、孤児オリバー・ツイストの物語です。
チャールズ・ディケンズの、もとは新聞連載小説だったのだそうですが、世界各国で親しまれ、ミュージカル化され、何度もドラマや映画になっている作品で、ディズニーのアニメ『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』でご存知の方もあると思います。
これもまた、「おすぎです!」がコマーシャルしちゃってて、少々気持ちをそがれてしまうところがあったものの、やはり劇場で予告を観て、鈍い色の19世紀ロンドンに非常に心惹かれて観に行きました。
オープニングがまず凄いんですよね。その時代の、白黒のペン画の挿絵に、少しずつ19世紀のイギリスが息づいてくる。さながら、小説が映像化されるようです。
ロンドンに出てからの展開は実は『ダニー・ザ・ドッグ 』がそっくり受け継いでるんだなと感じました。いやあんなにオリバーが強いわけじゃないんですけど(笑)
予告の時から凄く気に入っていたのがあのメインテーマ。原作にもほかの「オリバー」にも触れていない私は、希望に満ち満ちたメインテーマを聞いて、この映画ってもっと明るいものだとばっかり思い込んでいました。
あのテーマが流れる時、オリバー少年の状況は過酷です。心も決して晴れ晴れしいものではないはずです。
映画が終わってすぐの時には、オリバーの状況をごまかすために流したんじゃないかとまで思いましたが、今思い返すと、あの音楽はわずか10歳にして一人その状況と対峙する少年を励ましているのでしょうね。
この作品でピカイチに輝いていたのはベン・キングズレー演じるフェイギン。
実は影の主人公ではないかというほどのナイスさでした。あちこちで言われていますが怪演という言葉はこの人のためにあるという怪しさ、不気味さ。本音がどこにあるのか分からない表情がたまりません。これからご覧になる方はぜひ、フェイギンにも注目していただけたらと思いますよ。
それから、なんかベーカー街の香りがすると思ったら、ブラウンバロー氏が、あの『シャーロック・ホームズの冒険 』で二代目のワトソン君を演じたエドワード・ハードウィックだったのです。あのヒゲ、あのヒゲ!!!
残念ながら78回アカデミー賞のノミネートは逃してしまった「最有力候補」のひとつですが、緻密に再現された19世紀のロンドンの表と裏、それからオリバー少年の印象的な瞳、オリバーとは対照的な存在であるフェイギンの、しかしある意味において純粋な心と結末の描かれ方は、印象的でした。
脚本は『踊る大捜査線
』の
君塚良一
。主演は水野美紀
、そしてウッチャンナンチャンのウッチャンこと内村光良ですが、内容はコメディではなくアクションなのです。内村プロデュースとか笑う犬とか、とにかく人を笑わせるコメディアンのイメージしかないウッチャンがテレビのドラマに出てるのを観た時はビックリしましたよ。
しかし まずタイトルからして凄い。思い切ってます。『奥さまは魔女
』とかの可愛いノリでついたのか『恋人はスナイパー』ですもん。
水野美紀の演じるヒロインの名前も「きなこ」。それなんて80年代少女漫画? 姉妹には「あんこ」や「だんこ」がいるのに違いないと思いました。
でもその内容は、先にも書いたとおりコメディとかいう軽いノリではなくて、どっちかといえば韓流ドラマが好きなベタベタ(←褒めてます)の設定のもとムリムリに展開していく感じのクライムアクションなのですよね。ヘタなハリウッド映画よりもいいアクションしてた記憶があります。ウッチャンもドラマのなかでの王凱歌という役を見事に演じ切っていて、かっこいいとまで思わされました。
ドラマでこの話をみたときは予想通りの突拍子もない展開がドババっと続いた後で、最後にく主人公の血縁者が脈絡なくヘリコプターで現れたりして、「なんじゃこりゃー」という展開に見事なオチをつけて終焉したなと思っていましたが、今日になって知ったところによると、なんとこれトリロジーの最初の話だったんですね。
私が「エピソード4」の次に見たのがこの劇場版です。エピソード的には「6」に当たります。1~3があるのかどうかは知らないんですけど。(笑)
これはちょうど先日、1月22日にテレビで放送したのを観ました。劇場で公開されたのが最初のドラマの放送からそんなに日が開いていたように感じませんでしたが、「あのドラマ凄い人気があったんやなー」と思って、ダンナとぷぷっって微笑みつつ劇場ポスターを眺めていたものです。
いや内容は結構ハードなんですよ。刺客に狙われたり四面楚歌になったり。愛する二人に訪れる結末には涙誘われる演出もありました。
私の大好きな阿部寛も悪役で出てましたし、前作とは比較にならない規模の事件も発生して、「さすが『踊る』の人」っていう感じでした。
最初のエピソードで、文字通り脈絡なく血縁者が現れたことと、最後のエピソードのつながりを見せてくれる内容になってるのかどうか、気になるところではありますが、実はこの3本のうち実に2本がもう手に入らない状態になってるんですよね。オークションでも高値を呼んでるようで、ファンの皆さんは嘆いていらっしゃいました。
『恋人はスナイパー』がまさかこんな人気のあるシリーズだとは正直思わなかったんですけど、色んな意味で忘れえぬ映画ではあるし、内村光良もわりとカッコいい役柄だし、ベタに泣かせるシチュエーションもあるし、条件はそろってますよね。
個人的には「違う意味」で好きな映画ですが、愛されてる映画です。