伴奏合わせも無事に終わり隣りの隣りの駅まで散歩して帰ると、TVでどこぞのアイーダをやっていましたがあまりにも音楽がとろすぎて最初何だか解りませんでした。有名な指揮者だか知らないけれどイタリアンスタイルを知らないんだろうな、と思ったらテノールがイタリア人のくせにガッカリな演奏😩
またまたこれはデル・モナコ様を聞かねばならぬ、と日本公演を見ました。
凄すぎる‼
高音になった時にいつか見た恐竜の様に胸から頭にかけて巨大な楽器となって響き渡るのよね。
あゝ、また勇気百倍!
28日は真摯且つダイナミックに歌っちゃうわよー!!

昨夜TVで楽しいコンサートを見ました♪
テノールが出ないのにすっかり堪能❗️
特にメゾソプラノのI・レナードの成長に目を見張りました。
彼女は数年前にメトロポリタンでウェルテルを見ましたが可もなく不可もなくといった印象でした。しかしその頃からあった知性がだんだん花開いて来た
のでしょう。
知性のある演奏は私の最も理想とする演奏の形です。持ち声がそんなにないのも幸いしてると思います。持ち声があるには越したことがないけれど、どうも長年見ているとそういう恵まれた人は声に溺れてダメになる人が多い気がします。
I・レナードはガランチャ路線でしぶとく成長すると思い楽しみですね。
またアイリーン・ペレスも中々いいです。
声の美しい本格的なソプラノに成長していると思います。
感心しないのはもう1人のソプラノで発声も音楽もちょっとね。多分普通の人はこの子が1番いいと言うでしょうね。
口を開ければ高い声も一応バリバリ出ちゃうし、若くて美人で明るくて、何よりおチチが出てるし・・・
相方も「発声も音楽も最低だけどいいじゃん、オッパイ出てるし」と言っておりました(笑)
久しぶりに楽しかったコンサート。
また色々な歌手の演奏を聞きに行く秋が早く来ないかな~😍
「武田鉄矢の昭和は輝いていた」を見ました。途中からだったので残念でしたが大感激❗️
戦争中の慰問に行った歌手達の歌が温かく心に沁みました。
私の父も戦地(多分中国)で淡谷のり子氏が慰問に来ていたと言っていました。父から戦争時の話を聞いたのはこの事だけです。父は一言も戦争の話や自分の考えを言いませんでした。今となっては色々聞いておけば良かったと思います。
いや違う、もう一つ。
私が知ったかぶりに戦争批判をしていたら
「じゃあ攻めて来たらどうするんだ?」と言いました。その顔はいつもの様にポーカーフェイスでしたが私は何も答えられなかったです。
昭和の歌や歌手達の奏でる音楽に惹かれるのは何故でしょう。日本の世の中が平和になって心穏やかになるはずなのに、苦しみを抱えたり心が狭くなっている人が多い気がします。
人情がなくなりましたね。
私が10代の時はバスや電車で荷物を持っている人がいたら「お持ちしましょうか」と声をかけるのが普通でした。子供も膝にのせてあげたりしましたよね。大したことじゃないんですが。
いつもこの頃の歌を聴くと相方と「良かったねー、感激したわー」と拍手している今日この頃です♪
そろそろ又忙しくなる訳ですが・・・正直この暑い夏を無事に越せるか自信がない今日この頃のワタクシです。
さて8月9月とコンサートやオペラやります。
そして9月はなんと!
相方と一緒になって32年目にして2人共出演しない初めての公演です。
私達のポリシーは色々ありますがその一つに、
コンサートは自分が歌う為に企画し、歌から絶対逃げない!という事。
だから歌うのと企画するのと両立は大変でしたが、歌う事が大好きだし好きな様にやれるし、この形で32年間歩んで来ました。
でもそろそろオペラは若い人に任せよう、みんなも育ってきてるし、と今回は裏に回りました。
でもそれはそれで私には結構大変です。
一応指導という立場なので練習に立ち会いますが本来私は練習が大嫌いなのですよね。
まあそんなふざけた事を言ってる場合じゃないので、とりあえずみんなに頑張って貰おうと思います。乞う御期待❗️です🎵




