先月から昨日まで怒涛の日々だったが、やっと一息つきそう。
と言っても、もう次への準備が待っているし家の掃除もしなければならないし・・・
これが引っ越しや家の改造と同じほどやっかいな事なのだが・・・
生きてる限り終わりはないので淡々と頑張るしかない。
まあ自分や連れ合いの演奏には十分満足した(こんなもんだね)から、
これが一番の収穫なのだけど、もう一つ。
10年教えたお弟子ちゃんが結婚して、オペラの主役もやって昨日は自分の所の発表会も主催して(ゲストに呼んでいただいた♡)大変な活躍だったのだが、
何より喜ばしいのは声にとんでもなく奥行きが出来て素晴らしくなった事だ。
ここまで10年かかった。
東京芸大を現役で入学した(それも一番倍率の高いソプラノで)彼女が発声を究めようと真面目に勉強してきた結果だが、それでも10年かかった。
だからそれ以外はもっと時間がかかるだろうな。
芸大うんぬんではなく、声を仕事と言って粗末に扱ったり、
自分の歌を発声を反省しなかったり、
ミーハーな気持ちで他に翻弄されたり・・・
たとえいい声を持っていても10年後20年後には可哀想な声になっている事だろう。
理論的には70歳80歳、いや死ぬまで元気ならどんどん声に厚みが出て素晴らしくなるはずなのだ。
30歳でもう歌えないなんて山程いるのだ。
しょぼかろうが好みでなかろうが発声があってればいいのだ。
声が大きくて艶があって好みであっても発声がダメならダメなのだ。
そこで・・・どういう発声がいいのか。
したり顔で演奏を語るならその理論だけでも聞いて下さいませ♪
って事で発声講座またやります!
「くどう式発声」講座第8回
10月29日(木)18時半より
