EP6第2章:合縁奇縁/第5話:サブマリンジェル | 大福のイルーナ戦記

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 EP6第2章 合縁奇縁 

ミッション名:サブマリンジェル
サブマリン…潜水艦。潜水艇。
ジェル…ここではクラゲをジェルとして比喩している。

---忘れられた洞窟---

セル「この場所の記憶の碑石は回収完了っと。それじゃあ次に行こうぜ。」


ヨシュカ「といっても、また手がかりを探さないといけませんね。少々面倒です。」


[選択肢]
①それが冒険の醍醐味だ!
②みんなで力を合わせれば大丈夫だ!


[①の場合]
ヨシュカ「醍醐味…こういった困難を乗り越える事で、その達成感が旅を続ける上での活力に繋がるという事ですか。なるほど、勉強になります。」

[②の場合]
セル「皆で、ねえ。まあオレ様は乗り物に乗ってるから楽チンだからいいけどな。」

ヨシュカ「その乗り物がボクを指しているなら、今すぐ降りてもらいますよ。」

---ロココ平野---

ギルドの少女「あぁ、いた!武装キャラバンのティリアから伝言を頼まれてるよ。なんでもロココ風穴を巡回していた武装キャラバンの一員が、あんたらが探している石の柱を見つけたらしいよ。石の柱の場所は行けば分かるから行ってみろ、ってね。あたしにはさっぱり分からないけど…確かに伝えたからね。」


---ミッションが更新されました---

---ロココ風穴---

冒険者[記憶の柱に触れる]


幻[リヒトと少女と、水上に浮かぶ青い竜、竜に乗せられたケルトイの映像を見る]


[アーティファクトを探す]


---ディールの里・族長の部屋---

カーディ「私になにか用かな?…ロココ風穴について詳しい話を聞きたいと?ふむ、…真偽の程は定かではないが、先代の族長の話では全ての竜の眷属たちはあの洞窟を通り、各地に出向く通り道だったと聞いた事があったな。そういえば…以前、ロココ風穴でこのようなものが流れ着いていたな。確か、この辺りに…お、あった!」


【カーディは懐から水竜の鱗を取り出した!】


カーディ「この里で使われている生活水はロココ風穴から引いているんだ。その水の中にキラキラと輝くこの鱗を見つけてな。恐らく竜の鱗だと思われるのだが、これを君に授けよう。私が持っていても仕方のない代物だからな。」


【水竜の鱗を手に入れた!】


---ロココ風穴---


[選択肢]
①記憶の中に入る。
②まだ準備ができていない。


[①の場合]
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[②の場合]

[同じ選択肢を選び直し]

---竜の通り道1F---

声「いえーい、一番乗り!」


声「待ってよケルトイ!誰も競争なんてしてないだろ〜!」


冒険者[考えるエモート]


ケルトイ「って、あんたら!いつの間に洞窟に入って来たんだよ!?」


リヒト「さっきまで洞窟の外にいたはずなのに、冒険の準備も行動も人一倍早いなんて…流石は冒険者さん!」


[選択肢]
①旅の準備は武器さえあれば充分だ!
②経験の差かな!


[①も②も同じ会話]

ケルトイ「チェッ、俺が一番初めに着いたと思ったのによぉ。」

少女「ここが賢竜様のおっしゃっていた、様々な竜の眷属様が使用する竜の通り道…ここを通れば、安全に次の目的地へ…ケイコクの山岳へ向かう事ができるのでしたよね?」

ケルトイ「あぁ。あの竜の爺さんがいうには、この洞窟は各地に繋がっているらしい。迷わなければすぐに辿り着けるってな。それと、この洞窟は様々な竜が行き来しているせいか、内部は亀裂や崩れやすい場所がいくつかあるらしい。移動する時は充分に注意しろって言われた気が…」

[地面が揺れる]

リヒト「ケ、ケルトイ?」

ケルトイ「…な?言っただろ?注意しろって。」

[再び地面が揺れ、ケルトイの足元が崩れ落ちる]

リヒト「うわー!ケルトイが穴に落ちたー!?」

少女「ケルトイ様!ケルトイ様!!…あぁ、そんな!」

セル「…心配いらねえよ。多分、無事だ。よぉく耳をすませてみろ。水音が聞こえるだろ?この下は結構深い水みたいだ。当たり所が悪くなけりゃあ大丈夫だろ。」

少女「そうなのですか?それなら…」

リヒト「大変だ!ケルトイは泳げないんだよ!水で運よく助かったとしても溺れちゃうよ…!」

少女「そんな…!早く助けに行きましょう!」

リヒト「!ケルトイー!今助けに行くからねー!」

セル「ハァ…全く、世話の焼ける奴らだぜ。」

ヨシュカ「ボクらも後を追いましょう!」

---ミッションが更新されました---
---竜の通り道2F---

少女「確か、ケルトイ様が落ちたのはこの辺りだと思うのですが…」


ヨシュカ「いないという事は、更に下へ落ちてしまったのでしょうか?」


[選択肢]
①生存は絶望的だ
②くまなく探そう


[①の場合]
少女「そ、そんな…ケルトイ様が!うぅ…」

[②の場合]
ヨシュカ「えぇ。もしかすると、この辺りで倒れているかもしれません。もう少し探しましょう。」

リヒト「ケルトイ、返事をしてよ!ケルトーイ!

[水の中からケルトイを背負った青い竜が現れる]

リヒト「りゅ、竜!?」

ヨシュカ「これは碑石の記憶の中で見た竜…!?」

少女「あれは、ケルトイ様!?」


リヒト「もしかしてこの竜、巣穴に運んでケルトイを食べようとしているんじゃあ!?この!!」


竜「ま、待って待って!オイラ、争いに来たんじゃないよ!」


リヒト「!?」


ヨシュカ「そうですか。落ちて来たケルトイを助けてくれたんですね。」


竜「うん。天井に穴が空いたと思ったら、この人間が落ちて来たんだ。オイラが近くにいたからよかったけど、あのまま落ちていたら無事では済まなかったと思うよ。」


少女「そうとは知らず、刃を向けてしまって申し訳ありません。てっきりケルトイ様を連れ去ってしまう悪いモンスターかと…」


竜「はは、しょうがないよ。だってオイラ、こんなに怖ーい顔をしているんだもん。悪いモンスターと勘違いしても仕方ないよ。」


少女「本当に申し訳ありません。それでその、あなたのお名前は…?」


竜「オイラかい?オイラの名前はカーター。水竜の一匹なんだ。」


ヨシュカ「一匹という事は、あなたの他にも水竜がいるんですか?」


カーター「あぁ。オイラたち水竜は他の竜たちと違って群れで行動するんだ。オイラの故郷に行けば、仲間がたくさんいるよ!」


セル「…ふ〜ん?その割には仲間がいねえみたいだけど?」


カーター「…実はオイラ、修行の最中なんだ。オイラたち水竜は角の数や大きさで優劣が決まるんだけど、オイラの角は一本だし、角も大きくないから、仲間に入れてもらえなくて…見かねた水竜の長に言われたんだ。仲間に認めてもらいたいのなら、試練を乗り越えてみせろって。」


少女「では、カーター様は修行の為にここへ?」


カーター「うん。オイラ、頑張って試練を乗り越えて、皆に認めてもらいたいんだ。でも、その、なかなかうまくいかなくて…」


少女「カーター様、詳しくお話をお聞かせください。もしかしたらお力になれるかもしれませんよ。」


カーター「えぇ!?でも、これはオイラの修行だし、巻き込む訳には…」


リヒト「…話してもらえないかな?ケルトイを助けてくれたお礼もしたいし、僕たちでできる事があれば、手伝ってあげたい。ケルトイだってきっとそうすると思う。」


少女「リヒト様…!」


カーター「…うん。実は、この地下にはオイラたち水竜が各地に移動する為に使う水竜の運河があるんだ。でも最近、モンスターが住み着いて、運河が使えなくなっているんだ。族長は、原因のモンスターを追い払えと言ってるんだけど…オイラじゃあ手も足も出なくて…」


リヒト「モンスター退治、という事ですか。」


[選択肢]
①このまま見過ごす訳にはいかない!
②カーターを助けてあげよう


[①も②も同じ会話]

リヒト「冒険者さんが手伝ってくれるのなら、とても心強いです。やりましょう!」

冒険者[喜ぶエモート]

カーター「えぇ?ちょっと待ってよ!あいつはとっても強いんだ!君たちみたいな小さな人間がかなう訳ないよ!」

少女「カーター様、心配いりませんよ。リヒト様と冒険者様ならきっと尽力してくださるはずです。さぁ、参りましょう!」

カーター「…大丈夫かなぁ?」

---ミッションが更新されました---
---水竜の運河---

カーター「ここが竜の通り道の最奥、水竜の運河だよ。」


リヒト「君が言っていたモンスターはいないみたいだけど…あの奥の石の建物は?」


カーター「元々、竜の通り道にはたくさんの竜たちが住んでいたらしいんだ。でもある時、大きな地震が起きて、洞窟のあちこちが崩れちゃったんだ。族長の話だと、竜たちがひとつの場所に集まり過ぎると、自然の力が暴発してしまうという事が分かったんだ。だから竜たちの間で、ここは各地に渡る通り道として使うよう協定を結んだんだって。この建物は竜たちが住んでいた名残りなんだ。」


少女「皆さん!上です!」


[大きなクラゲのモンスターが現れる]


リヒト「お、大きい…!」


カーター「そんな!前に見た時は、オイラのヒレに収まる位小さかったのに…!」


ヨシュカ「いいから皆さん構えてください!来ますよ!」


[大きなクラゲのモンスターを倒す]


リヒト「やった…!見ていてくれましたか?冒険者さん!?」


[選択肢]
①よくやった!
②腕を上げたね


[①も②も同じ会話]

リヒト「…えへへ。これでまた一歩、スピーシア様に近づけたかな?」

ヨシュカ「ッ!危ない!逃げてください!」

声「今だ!行け!」

声「う、うおおおおおぉ!!」

水竜[水弾を放つ]

[大きなクラゲのモンスターが倒れる]

カーター[倒した!オイラ、倒せたよ!」

ケルトイ「へへーん、今のは俺のおかげだからな!感謝しろよ。」

リヒト「ケルトイ!目が覚めたんだね!」

ケルトイ「あぁ。こいつのおかげでな。お前も、俺がいない間に奮闘したみたいじゃねえか。ま、おいしい所は俺とコイツがもらっちまったけどな!」

カーター「人間ってオイラより小さいのにこんなにすごい力を持っているんだねぇ!君たちのおかげでオイラも自信がついたよ。これでオイラも仲間たちのところへ帰れる。みんな、本当にありがとう!お礼になにかさせてよ!」

リヒト「お礼だなんてそんな…」

カーター「そうだ、これをあげるよ。オイラが竜の通り道に来る時にヒレに引っかかったものなんだけど、これって人間のものなんでしょ?」

【紅炎色の羽織を手に入れた!】

ケルトイ「カーター!そんなボロ布なんかより、俺たち、ケイコクの山岳に行きたいんだ。案内してくれ。」

カーター「ケイコクの山岳…?あぁ!知ってるよ。とっても熱〜い場所でしょ?そこなら、オイラが案内してあげるよ!」

リヒト「えぇ!?」

ケルトイ「へっへっへ、言ってみるもんだな!それじゃあ頼んだぜカーター!」

少女「ありがとうございます!カーター様!」

[眩い光が辺りを包む]

セル[記憶の碑石を拾いに行く]

セル「渡りに船ってのはこの事だな。これでようやくあいつらも神の武器を持っている人間とご対面だ。」

ヨシュカ「大丈夫でしょうか?何事もなく、穏便に神の武器を譲ってもらえればいいですが」

セル「…さぁて、どうだろうな。」

[選択肢]
①彼らなら大丈夫!
②心配いらないだろう


[①も②も同じ会話]

冒険者とヨシュカとセル[リヒトたちを見る]


---ミッションが終了しました---