[②の場合]
---ロココ平野---
ギルドの少女「あぁ、いた!武装キャラバンのティリアから伝言を頼まれてるよ。なんでもロココ風穴を巡回していた武装キャラバンの一員が、あんたらが探している石の柱を見つけたらしいよ。石の柱の場所は行けば分かるから行ってみろ、ってね。あたしにはさっぱり分からないけど…確かに伝えたからね。」
---ミッションが更新されました---
---ロココ風穴---
冒険者[記憶の柱に触れる]
幻[リヒトと少女と、水上に浮かぶ青い竜、竜に乗せられたケルトイの映像を見る]
[アーティファクトを探す]
---ディールの里・族長の部屋---
カーディ「私になにか用かな?…ロココ風穴について詳しい話を聞きたいと?ふむ、…真偽の程は定かではないが、先代の族長の話では全ての竜の眷属たちはあの洞窟を通り、各地に出向く通り道だったと聞いた事があったな。そういえば…以前、ロココ風穴でこのようなものが流れ着いていたな。確か、この辺りに…お、あった!」
【カーディは懐から水竜の鱗を取り出した!】
カーディ「この里で使われている生活水はロココ風穴から引いているんだ。その水の中にキラキラと輝くこの鱗を見つけてな。恐らく竜の鱗だと思われるのだが、これを君に授けよう。私が持っていても仕方のない代物だからな。」
【水竜の鱗を手に入れた!】
---ロココ風穴---
[選択肢]
①記憶の中に入る。
②まだ準備ができていない。
[①の場合]
[②の場合]
ケルトイ「チェッ、俺が一番初めに着いたと思ったのによぉ。」
[②の場合]
リヒト「ケルトイ、返事をしてよ!ケルトーイ!
少女「あれは、ケルトイ様!?」
リヒト「もしかしてこの竜、巣穴に運んでケルトイを食べようとしているんじゃあ!?この!!」
竜「ま、待って待って!オイラ、争いに来たんじゃないよ!」
リヒト「!?」
ヨシュカ「そうですか。落ちて来たケルトイを助けてくれたんですね。」
竜「うん。天井に穴が空いたと思ったら、この人間が落ちて来たんだ。オイラが近くにいたからよかったけど、あのまま落ちていたら無事では済まなかったと思うよ。」
少女「そうとは知らず、刃を向けてしまって申し訳ありません。てっきりケルトイ様を連れ去ってしまう悪いモンスターかと…」
竜「はは、しょうがないよ。だってオイラ、こんなに怖ーい顔をしているんだもん。悪いモンスターと勘違いしても仕方ないよ。」
少女「本当に申し訳ありません。それでその、あなたのお名前は…?」
竜「オイラかい?オイラの名前はカーター。水竜の一匹なんだ。」
ヨシュカ「一匹という事は、あなたの他にも水竜がいるんですか?」
カーター「あぁ。オイラたち水竜は他の竜たちと違って群れで行動するんだ。オイラの故郷に行けば、仲間がたくさんいるよ!」
セル「…ふ〜ん?その割には仲間がいねえみたいだけど?」
カーター「…実はオイラ、修行の最中なんだ。オイラたち水竜は角の数や大きさで優劣が決まるんだけど、オイラの角は一本だし、角も大きくないから、仲間に入れてもらえなくて…見かねた水竜の長に言われたんだ。仲間に認めてもらいたいのなら、試練を乗り越えてみせろって。」
少女「では、カーター様は修行の為にここへ?」
カーター「うん。オイラ、頑張って試練を乗り越えて、皆に認めてもらいたいんだ。でも、その、なかなかうまくいかなくて…」
少女「カーター様、詳しくお話をお聞かせください。もしかしたらお力になれるかもしれませんよ。」
カーター「えぇ!?でも、これはオイラの修行だし、巻き込む訳には…」
リヒト「…話してもらえないかな?ケルトイを助けてくれたお礼もしたいし、僕たちでできる事があれば、手伝ってあげたい。ケルトイだってきっとそうすると思う。」
少女「リヒト様…!」
カーター「…うん。実は、この地下にはオイラたち水竜が各地に移動する為に使う水竜の運河があるんだ。でも最近、モンスターが住み着いて、運河が使えなくなっているんだ。族長は、原因のモンスターを追い払えと言ってるんだけど…オイラじゃあ手も足も出なくて…」
リヒト「モンスター退治、という事ですか。」
[選択肢]
①このまま見過ごす訳にはいかない!
②カーターを助けてあげよう
[①も②も同じ会話]
カーター「ここが竜の通り道の最奥、水竜の運河だよ。」
リヒト「君が言っていたモンスターはいないみたいだけど…あの奥の石の建物は?」
カーター「元々、竜の通り道にはたくさんの竜たちが住んでいたらしいんだ。でもある時、大きな地震が起きて、洞窟のあちこちが崩れちゃったんだ。族長の話だと、竜たちがひとつの場所に集まり過ぎると、自然の力が暴発してしまうという事が分かったんだ。だから竜たちの間で、ここは各地に渡る通り道として使うよう協定を結んだんだって。この建物は竜たちが住んでいた名残りなんだ。」
少女「皆さん!上です!」
[大きなクラゲのモンスターが現れる]
リヒト「お、大きい…!」
カーター「そんな!前に見た時は、オイラのヒレに収まる位小さかったのに…!」
ヨシュカ「いいから皆さん構えてください!来ますよ!」
[大きなクラゲのモンスターを倒す]
リヒト「やった…!見ていてくれましたか?冒険者さん!?」
[選択肢]
①よくやった!
②腕を上げたね
[①も②も同じ会話]
[選択肢]
①彼らなら大丈夫!
②心配いらないだろう
[①も②も同じ会話]
冒険者とヨシュカとセル[リヒトたちを見る]
---ミッションが終了しました---