EP6第1章:英雄起源/第3話:誘う観楽鳥 | 大福のイルーナ戦記

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 EP6第1章 英雄起源 

ミッション名:誘う歓楽鳥
---ミシェルヌ平野---

セル「おら、現代に帰還だぁ!」


ヨシュカ「よかった、ちゃんと戻って来れた…」


セル「当たり前だ!このオレ様がいるんだ。この程度、朝飯前だぜ。」


冒険者[呆れるエモート]


セル「ん?あぁ、この場所にあった記憶の柱ならもうないぜ。」


冒険者[考えるエモート]


セル「説明してなかったか?今まで過去の記憶内で見つけた記憶の碑石はオレが回収してただろう?地面に根付いていた根源がなくなれば、柱も消えて当然だ。」


ヨシュカ「それじゃあ、そこがもう白紙の土地になる心配はいらないって事ですよね?そういう事は早く説明してくださいよ。」


[選択肢]
①過去に戻りたい時はどうするの?
②核は壊さなくてよかったの?


[①の場合]
セル「今まで行った過去の記憶にもう一度干渉したいってか?やらねえ事はねえが…過去に行ってなにをするんだ?言っておくが、過去の記憶の改ざんなんてできねえからな。あくまで過ぎ去った記憶、なんだからよ。」

[②の場合]
冒険者[考えるエモート]

セル「なんて罰当たりな事を言うんだ!記憶の碑石は全部集めたらロイエ聖堂に納めるからいいんだよ。例え、世界にどんな悪影響を及ぼしたとしても、記憶の碑石はオレが守るべき大切な宝なんだ。」

ヨシュカ「あ、あれ!?あの、ごめんなさい。どちらか欠けた竜水晶を持っていませんか?」

セル「それだったら確か、お前が冒険者から借りて持ってるはずだろう?」

ヨシュカ「…実は、欠けた竜水晶をどこかに落としてしまったみたいなんです。多分、戦士の演習場で落としたのかと…急いで戻りましょう!」

セル「そんなのもう必要ないだろ。さっさと次の記憶の碑石を探しに行こうぜ。」

ヨシュカ「ダメですよ!欠けていても、きっとなにかの役に立つはず…探しに行きましょう!」

ヨシュカ[そそくさと竜水晶を探しに行く]

セル「ったく、ああいう所はまだガキなんだな。全く、仕方ねえなあ。」

冒険者[呆れるエモート]

セル「さっきも言った通り、この平野の記憶の柱は消えた。ここから過去に戻る事は不可能…だが、ロイエ聖堂に行けば過去に戻る事が可能だ。あの聖堂は元々、記憶の結晶を封印していた場所だ。過去との繋がりが一番強いあそこなら、オレの力でも過去に行く事ができるだろうよ。」

冒険者[喜ぶエモート]

ヨシュカ「なにしてるんですかー!早く行きましょー!」

冒険者[頷くエモート]

---ロイエ地下聖堂・最下層---

セル「おら、あそこに結晶があるだろ?あれに触れて行きたい過去の記憶を頭に浮かべろ。そしたら後はオレがなんとかしてやるよ。」


ヨシュカ「ここにそんな力があったなんて…驚きです。」


冒険者[喜ぶエモート]


---戦士の演習場---

ヨシュカ「それじゃあボクは欠けた竜水晶を探して来ますので、ここで待っててください。」


声「…ん?おい、そこにいるのは確か…」

声「あ!おーい、冒険者ー!」

セル「ゲッ、あれは…」

サウロ「あぁ、やっぱり冒険者だったかぁ。もう旅だったと思ってたんだけど、どうしてまたここへ?」

冒険者[呆れるエモート]

サウロ「忘れ物を取りに来た?…はは、冒険者はわりとせっかちなんだね。」

フロイド「確か、リヒトとケルトイの知り合いだったな。突然だがあんた、腕に自信はあるか?」


[選択肢]
①世界を何度も救った経験があります!
②それほどでもありません。


[①の場合]
冒険者[敬礼エモート]

フロイド「なんだって?別に俺はあんたの見た夢の話を聞いた訳じゃあないぞ?」

[②の場合]
冒険者[考えるエモート]

サウロ「謙遜しなくてもいいじゃないか。君の実力はリヒトやケルトイ、それに俺が保障する。

フロイド「ふむ…改めてみると装備や武器は相当使い込まれているな。あんた、見た目によらず手練れのようだ。」

サウロ「そうだ!冒険者、一緒に闘技大会に出ようよ!」

冒険者[考えるエモート]

サウロ「ここでは年に一度、誰が強者かを決める為の大会を行うらしいんだ。でも、何故か今回は例年より参加者が少なくて困っていた所なんだよ。」

フロイド「どうやら闘技大会に出場する権利は充分持っているようだしな。今回は特別だ。あんたにその意思があるのなら、参加を許可しよう。」


[選択肢]
①それは面白そう!
②参加してもいいの?


[①の場合]
サウロ「だよね!俺も楽しそうだと思って大会に申し込んだんだ。確か、その辺りから大会を辞退する声が増えた気が…」

[②の場合]
フロイド「参加者は多い方が大会も盛り上がる。参加するのなら申し込んでおこう。」

冒険者[喜ぶエモート]

ヨシュカ「水晶、見つかりませんでした…って、どうかしたんですか?」

---ミッションが更新されました---

《ヨシュカ「まさかボクがいない間にそんな事になっていたなんて…まあ、改めてあなたの実力を拝見できるいい機会です。頑張ってくださいね。」
セル「ったく、次から次へと面倒事に首を突っ込みやがって…なんでこんなくだらない行事に参加しなきゃならないんだよ。オレ様は寝るからな。終わったら起こせよ。」》

フロイド「よぉ、調子はどうだ?大会の準備はもうできたらしいぞ。準備はいいか?


[選択肢]
①準備完了!
②まだ準備中です。


[①の場合]
フロイド「よし、それじゃあ大会を始まるぞ。決勝戦で会えるよう、健闘を祈る。あぁ、言っていなかったか?俺も参加者の一人だ。この演習場で教官を名乗っている以上、相手が誰であろうと負ける訳にはいかない。先に言っておくが、手加減なんて甘ったれた事、俺はしないからな。」

[②の場合]
フロイド「そうか。なら、準備が終わった頃にまた話しかけてくれ。」

[同じ選択肢で選び直し]

リヒト「え、えーと…これから闘技大会を始めたいと思います!参加する皆さん、優勝を目指して頑張ってください!…ほら、ケルトイ!僕らで司会進行役を頼まれたんだから、君もなにか言ってよぉ!」

ケルトイ「…好き好んでこんな役目を引き受けた覚えはねえよ。こんな大人のふざけ合いに興味はないんで、さっさと終わらせて俺を解放してくれー。」

リヒト「もう、ケルトイ!」

冒険者[呆れるエモート]

リヒト「き、気を取り直して!第一試合を行います!出場者は前にどうぞ!」

[冒険者の前に3体のモンスターが出る]

ケルトイ「まずは小手調べだ。こいつらに負けてちゃあ、優勝なんて夢のまた夢だぜ?」

リヒト「準備はいいですか?それでは、試合開始!」

冒険者[3体のモンスターを倒す]

リヒト「試合終了!冒険者さんの勝利でーす!」

リヒト[冒険者に近づく]

リヒト「流石は冒険者さん、あっという前に倒しちゃいましたね!この調子で、次の試合も頑張ってください!」

---ミッションが更新されました---

リヒト「冒険者さんはやっぱり強いですね!優勝候補間違いなし!応援していますよ。」


[選択肢]
①次の試合を行う。
②まだ心の準備ができていない。


[①の場合]
リヒト「はい!それでは準備しますので、少し待っててくださいね!」

[②の場合]
リヒト「わかりました。まだ次の試合まで時間がありますし、外の空気を吸って来るのはどうでしょう?」

[同じ選択肢で選び直し]

リヒト「それでは第二回戦を始めます!いうならばこれが本戦と言っても過言ではありません!では、出場者は前へ!」


サウロ「やぁ、冒険者。まさかこんなに早く、君の勇姿をまた見る機会が訪れるなんてね。どうかお手柔らかに頼むよ。」


リヒト「準備はいいですか?それでは、試合開始!」


冒険者[サウロを倒す]


サウロ「降参降参。これ以上戦ったら本気を出しちゃいそうだし、ここまでにしておくよ。」


リヒト「し、試合終了!冒険者さんの勝利ー!」


サウロ「まさか君の実力がこごでのものとは…とても楽しい試合だったよ。ありがとう。」


---ミッションが更新されました---

リヒト「冒険者さん、いよいよ決勝戦ですね!フロイド教官は僕らの指導者をしていただけあってとても強敵です。準備はいいですか?」


[選択肢]
①決勝戦を行う。
②まだ準備ができていない。


[①の場合]
リヒト「はい!それでは決勝戦を始めましょう!」

[②の場合]
リヒト「大切な試合の前には準備が必要不可欠ですものね。分かりました、準備ができたらまた僕に話しかけてください。」

リヒト「それでは、ここまで勝ち抜いて来た2人の勇敢な戦士たちに戦ってもらいましょう!1人目は僕らの憧れ…冒険者さーん!」

冒険者[前に出る]

リヒト「そして、この闘技場の教官…フロイド・ルーンさん!」

フロイド「いよいよ最後の試合となったな。サウロさんとの試合を楽しみにしていたのだが…まあいい。サウロさんを倒すだけの実力、試させてもらうぞ。」

[両者武器を構える]

リヒト「双方、やる気は充分のようですね。それでは試合…」

声「うわああああぁ!?」

リヒト「け、ケルトイ!?どうしたのそれ、どこから連れて来たの!?」

ケルトイ「アホか!俺がこんな奴を知る訳ねえだろ!急に降って来たんだよ!」


[選択肢]
①モフモフ気持ちよさそうだね。
②懐かれてますね。


[①も②も同じ会話]

ケルトイ「面白がってねえで早く助けろ!!」

冒険者[喜ぶエモート]
冒険者[大きなモンスターを倒す]

リヒト「流石は冒険者さん!ケルトイも無事そうでよかったぁ。」

ケルトイ「…ぶ、無事じゃねえよ。チクショウが…」

リヒト「で、でもあんなに大きなモンスター、一体どこから……フロイド教官?」

フロイド[大きなモンスターに近づく]

フロイド「デビー!!あれほど人に迷惑をかけるから、ここに来ないようにと言っただろう!!」

リヒト「デビー…?フロイド教官、このモンスターの事を知っているんですか?」

フロイド「こいつは、俺のペットだ。」

ケルトイ「ぺ、ペットだぁ!?」

フロイド「こいつは馬鹿騒ぎが大好きでな。恐らく、いつもより演習場が騒がしいのを聞きつけてここまで来ちまったようだ。全く、困った奴だ。騒がせちまって悪かったな。俺はこいつを巣穴に戻してくるが、進行は続けてくれ。」

リヒト「そんな…!決勝戦はどうするんですか!?」

フロイド「大会は棄権…いや、俺が育てた、俺の家族といっても過言ではないデビーを倒したんだ。冒険者、文句なしにお前の勝ちだ。」

冒険者[喜ぶエモート]

フロイド「まあ、今回は勝ちを譲ってやるが、次に勝負する機会があれば今度こそ俺が勝つ。その時まで腕を磨いておけ。」

フロイドとデビー[2人で立ち去り、すれ違い様にサウロ、ヨシュカ、セルが来る]

サウロ「皆、大丈夫だったかい!?大きな物音が聞こえたけど…あれ?」

セル「ふぁ〜あ、ようやく終わったのか?」

リヒト「あ、ははは。兎にも角にも、冒険者さん、優勝おめでとうございます!これはフロイド教官が優勝賞品にと僕に持たせてくれたものです。どうか受け取ってください。」

【□戦士の貴石細工を手に入れた!】

ヨシュカ「そ、それは竜水晶ですか!?」

リヒト「フロイド教官が、演習場に落ちていた竜水晶を加工して作ったものだそうです。教官曰く、今までの中で一番上手く出来たと言っていました。教官、意外と手が器用なんですよね。」

セル「ふぅん?…そいつから特殊な力を感じるぜ。レリックグラスにはめてみな。」

冒険者[喜ぶエモート]

ヨシュカ「さあて、目的も済んだ事だし、そろそろ帰りましょうか。」

冒険者[喜ぶエモート]

リヒト「さぁて!ケルトイ、後片付けを始めよう!」

---ミッションが終了しました---