EP6序章:REUNION/第1話:地下聖堂の記憶 | 大福のイルーナ戦記

大福のイルーナ戦記

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 EP6序章 REUNION 
※reunion...過去を振り返る

ミッション名: ミッション名:地下聖堂の記憶
---首都エルバン魔法研究院内---

ディエット「そう…私の知らない所でそんな事があったのね。暗黒大陸…ル・タートンの件といい、今回の件といい、あなたには助けられてばかりね。エルバーノ王もあなたを高く評価していらっしゃったわ。あなたに頭が上がらないって。」

冒険者[考えるエモート]

ディエット「謙遜しなくてもいいのよ。あなたは何度もダルカンの…いいえ、国どころか、この世界を何度も救ってくれた英雄なの。もっと胸を張って。」

ディエット「…もうすぐ協議会が始まる。パルル、ミスルナ、ダルカン、スルビニア、そしてル・タートン…各国の代表者たちが集(つの)って、これからのイルーナのあり方を討論するらしいの。」

ディエット「今は色々と忙しいけど…これが終われば、あなたの功績を祝って盛大な宴を用意してくださるそうよ。それまでは、ここでゆっくりしていって。」

冒険者[頷くエモート]

声「冒険者様!」

ヴァファルド「ここにいらっしゃったのですね、探しましたよ。」

ディエット「ヴァファルド院長…?」

ヴァファルド「ついさっき届いた配達物の中に、あなた宛の手紙が入っていたんですよ。差出人は…パルルの考古学者のアレンさんからだそうです。」

【アレンの手紙を受け取った!】

冒険者[喜ぶエモート]

ディエット「どんな内容なの?」

手紙の内容「…バイルーンの街の聖堂跡地から遺跡を発見した。世界を救った英雄に遺跡の調査を頼みたい。 アレン」

ディエット「…これは…。」

ヴァファルド「内容通り、でしょうね。やれやれ、祝宴の前だというのに冒険者様も引っ張りだこですね。」

ディエット「冒険者さん、どうするの?」


[選択肢]
①アレンの頼みなら断れない
②もう少しここで休んでいたい


[①の場合]

ディエット「そう…あなたって本当にお人好しなのね。嫌いじゃないけど。」

ヴァファルド「冒険者様が決めた事であれば、お止めする訳にはいきませんね。分かりました、この事は私とディエットからエルバーノ王にお伝えしておきましょう。」

冒険者[頷くエモート]

声「冒険者!冒険者はいるか!」

[②の場合]
ディエット「そうよね、冒険者さんも長旅で疲れてるはず…休息は大事よ。」

ヴァファルド「分かりました。でしたら、この遺跡調査は我が魔法研究院にお任せください。少々準備に時間は掛かりますが、調査隊を編成次第、調査に赴きましょう。」

冒険者[頷くエモート]

ヴァファルド「では早速、手配の方を…。」

声「冒険者とあろうものが、冒険を放棄するとは情けないな。」

ヴァファルド「だ、大神官コーダル様!?」

コーダル「そこにいたか。もうすでに旅立ったと思っていたが、探してみるものだな。」

冒険者[手を振るエモート]

コーダル「冒険者、お前の実力を見込んで頼みがある。私が協議会に出ている間、ヨシュカ様の護衛を頼みたい。」

ヴァファルド「ヨシュカ様…?確か、冒険者様たちが異世界から連れ戻して来た新しい神の子…あの伝説の種の女神スピーシア様の後継者…でしたよね?」

コーダル「あぁそうだ。知っていると思うが、私はこれから協議会に出席しなければならない。その間、ヨシュカ様にもしもの事があっては困る。だからお前に頼んでいるんだ。」

ディエット「…待って。冒険者さんはこれからロココへ遺跡調査に行くのよ。」

コーダル「なおさら都合がいいな。丁度冒険者にイルーナの案内を頼もうと思っていた所だ。」

[選択肢]
①分かった、任せて!
②疲れてるんだけど…。


[①の場合]
共通文へ

[②の場合]
冒険者[フラフラエモート]

コーダル「それは私も同じだ。しかし、イルーナの未来に関わる大事な会議に私が参加しなくてどうする。お前もイルーナを代表する英雄であればこの程度の事、こなしてもらわなければな。」

[選択肢①のみになる。]

冒険者[Lターン1/フィニッシュエモート]

コーダル「フッ、頼んだぞ。ヨシュカ様はこの建物の外にいらっしゃる。くれぐれも失礼のないようにな。」

ヴァファルド「さてと…協議会の間、冒険者様はヨシュカ様と共に遺跡調査に向かわられるのですね。冒険者様がいらっしゃれば、なにも心配はないと思いますが…どうかお気を付けて。」

冒険者[敬礼エモート]

ヴァファルド「そうだ、これをお持ちになってください。きっと調査のお役に立つと思いますよ。」

【種神の加護石を貰った!】

冒険者[喜ぶエモート]

ディエット「冒険者さん、ヨシュカ様がいる場所まで案内してあげる。ついて来て。」

冒険者[頷くエモート]

---エルバンの街・研究院前---

ヨシュカ「なに?ヨシュカに…ううん、ボクになにか用ですか

?」


ディエット「…コーダル様が、自分が協議会に出ている間、冒険者さんにあなたの護衛を頼まれたの。だからしばらくの間、冒険者さんと一緒に行動してもらう事になるわ。」


ヨシュカ「ふうん…。」


ディエット「あまり元気がないみたいね。あなたと以前戦った時の傷がまだ癒えてないのかしら…?」


ヨシュカ「ここがお母さんがいた世界…分かってはいたけど、お母さんはもうここにはいないんですね…。」


[選択肢]
①気分転換に一緒に世界を冒険しよう!
②いつか会えるよ!

[①の場合]

ヨシュカ「冒険、ですか…?」

[②の場合]
ヨシュカ「いつか、か…。」

ディエット「神になればきっといつか会えるわ。それまでは、この世界の事を学びましょう。」

ヨシュカ「学ぶって…どうやって?」

ディエット「冒険者さんはこれからパルルにある遺跡調査に行くの。あたなにも調査に同行してもらうわ。…冒険者と一緒に冒険に行けば、あなたのお母様…種の女神スピーシア様が創ったこの世界を見れるわ。この町以外にも世界は広がっている…それを見るのも大切な事じゃあないかしら?」

ヨシュカ「お母さんが創った世界…。…分かりました。ボク、この人と一緒に冒険します。」

冒険者[喜ぶエモート]

ディエット「それじゃあ2人共、気をつけてね。」

冒険者[敬礼エモート]

---新しいミッションが開始されました---
---バイルーンの街---

アレン「冒険者さん、よく来てくださいました!突然お呼び立てして申し訳ありません。どうしても信頼できるあなたに調査を頼みたくて…あれ?その子は?」


ヨシュカ[冒険者の後ろに隠れる]


冒険者[手を振るエモート]


アレン「えぇ?この子も遺跡の調査へ?…冒険者さんならまだしも、まだ小さな子供には危険じゃあありませんか?


[選択肢]
①私に任せておけ!
②この子は強いから大丈夫


[①の場合]
冒険者[回転して決めポーズエモート]


アレン「はははっ!冒険者さんがそこまでいうなら心配する必要はありませんね。」


[②の場合]
冒険者[頷くエモート]

アレン「うーん…まぁ、冒険者さんがいらっしゃるのなら心配する必要はありませんね。」

アレン「さて、本題に入りましょうか。手紙に書いた通り、遺跡はこの聖堂の地下にあるんです。武装キャラバンの皆さんが街の清掃中、ここの瓦礫を撤去していたら、地下に繋がる扉が見つかったですよ。ここは知の神ソフィス様を信仰していた聖堂だったと聞きます。昔は多くの人が利用していたらしいのですが、まさか地下に遺跡があるとは思いもしませんでした。だって、文献にはそんな事は一切書かれてなかったんですよ?正直驚きました…」


ヨシュカ[遺跡の方に近づく]


アレン「武装キャラバンの隊員の方々と一緒に地下道を調べた所、どうやらこの聖堂が建てられた頃よりはるか昔、神々が地上で大きな戦争を巻き起こしたという、天界大抗争時代に建設されたのではないかと判断しました。」


ヨシュカ「天界大抗争…?」


アレン「えぇ。その時代は今よりも女神の雫や魔法の概念がなく、どんな重労働も全て人の手で行われていたとされています。地下道の遺構からあの時代に存在した遺跡の特徴と類似していますから、恐らくそうではないか…と。説明が長くなってしまいましたね。とにかく、この遺跡が危険かどうか調べて来て欲しいんです。新たな文明の発見の為にも、よろしくお願いします。」


冒険者[喜ぶエモート]


---ミッションが更新されました---

---ロイエ地下聖堂・最下層---


ヨシュカ「わぁ!これが遺跡…!上にいた人が、昔に建てられた場所だと言っていましたが…こんなに綺麗に残っているものなんですね!」


ヨシュカ[辺りを見て回る]


冒険者[手を振るエモート]


ヨシュカ「危ないかも知れないからモノに触るな?ふふ、分かってますよー。」


冒険者[中央の箱に近づく]

冒険者[考えるエモート]

冒険者[辺りを見て回す]

冒険者[奥の壁の石碑を見つめる]


【ここが遺跡の一番奥なのだろうか?】

【想像していたよりも遺物がしっかり残っている】


冒険者が[石碑に更に近づく]


幻[何者かの2人が緑色の結晶を箱に納めている]


【今の光景は…!?】

【この石碑に触れた瞬間頭の中に見覚えのない記憶がよぎった!】


冒険者[考えるエモート]


ヨシュカ「どうかしましたかー?」


冒険者[呆れるエモート]


冒険者[地面に何かを見つける]

冒険者[探すエモート]

冒険者[喜ぶエモート]


【割れた木刀を拾った!】


ヨシュカ[辺りを見渡す]


ヨシュカ「ここ、思ったよりなにもないんですね。拍子抜けしちゃいました。あと気になるのは、この箱だけ…。」


冒険者とヨシュカ[箱に近づく]


ヨシュカ「わぁ、まぶしい!」


【ヨシュカが箱に触れた瞬間、まばゆい光が一体を包み込んだ!】


[箱が開くと緑色の結晶が浮かび、各地に飛散する]


ヨシュカ「今浮かんでた結晶…飛び散って、外に飛んで行った…。」


冒険者[考えるエモート]


ヨシュカ「嘘じゃない!本当に、結晶がパリーンッて割れて、それで…」


[ゆっくりと箱から小さなモンスターが出てくる]


モンスター[ふぁ〜あ、よく寝た…って、ん?なんだ、誰だお前ら?知らねぇ顔してんな?…ってか、なんでそんなにお前らデカいんだ?」


モンスター[自分の体を見る]


モンスター「…なーるほどなぁ。」


ヨシュカ「き、きみは誰なの?」


モンスター「…オレか?オレの名前はセル!この軌跡の箱を守る聖隷のセル様だ!よぉく覚えておけ!!」


ヨシュカ「軌跡の、箱?」


セル「おいおい、この箱を知らないなんて…さてはお前ら、お上がりさんか?いいかぁ?この軌跡の箱に入ってるのは記憶の碑石っつって、その名の通り、触れたものの記憶に干渉する魔石だ。それを守っているのがこの軌跡の箱であり、オレの役目で…ない!ないないないないない!ないー!?碑石がない!?なんでだ!?おいお前ら!箱を開けたって事はでっかい結晶を見たんだよな!そいつをどこに隠した!?」


冒険者[呆れるエモート]


セル「ふざっけんな!あれが外に飛び散ったら大変な事になるんだぞ!!」


ヨシュカ「大変な事って…一体どうなるんですか?」


セル「世界が…滅んじまう。」


ヨシュカ「せ、世界が…!?」


セル「すぐに影響はねえけど、碑石を放ったままにしておくと確実に世界が滅んじまう。だからオレとこの箱で封印してたのに…なんで封印を解いちまうんだよぉ〜!!」


冒険者とヨシュカ[お互いに見つめ合う]


冒険者[考えるエモート]


ヨシュカ「でも…きみ、寝てましたよね?」


セル「とにかく!お前らには封印を解いた責任をとってもらうからな!」


ヨシュカ「責任をとるって…なにをすれば?」


セル「決まってるだろ!オレと一緒に飛び散った記憶の碑石を集めるんだよ!」


[選択肢]
①…面倒だなぁ
②分かった!


[①の場合]
冒険者[呆れるエモート]

セル「おいおい、そんな態度でいいのかぁ?世界危機だっつーのに。」

ヨシュカ「ねえ…ここはこの子の言う通りにしましょう?言っている事が本当なら、一大事ですよ。」

[同じ選択肢を選び直し]

[②の場合]
冒険者[喜ぶエモート]

ヨシュカ「うん…元々はボクがこの箱を開けた事が原因だし、協力しますよ。」

セル「おっし!その意気だ!それじゃあしばらく頼むぜ、お二人さん。」

---ミッションが終了しました---