警察も一回だけ事情を聞きに来たようですが
防犯カメラの映像が不鮮明過ぎて犯人が男か女かも分からず
ましてや車種までは分からないという事でした
その後 警察からの連絡はパッタリと途絶え
結局今も犯人は分からずじまいのまま…
あんな会社辞めてやる、とは思ったものの
辞めて次が見つかるか?と考えると
親の言葉がよぎり…
「頭を手術して後遺症で顔面麻痺してる人間なんか誰が雇う?皆、普通の健康な人を雇うだろ?クビだって向こうから言われない限り籍はあるんだからラッキーだと思わなきゃ」
それもそうかと思い
無期限の休みが貰えたと前向きに考え
神社巡りをしたり映画館で映画を見たりしました
ただ聴神経腫瘍になる前は気にもしなかった
階段や坂道などで少し躊躇するようになりました
特に砂利道は平衡感覚がおかしくなり足がもつれて転びそうに…
写真を撮ったりお守りを買ったりそれなりに楽しんでいました
映画は片耳のせいか、何を言ってるのかよく分からず…
断片的に聞こえる程度で、やはり邦画にも字幕があればなぁ…と思っていました
その内出掛けるのも面倒になり、病院と家の往復で それ以外は家に引きこもる事が増えていました