愚痴の聞き役 | 緘黙な日々

緘黙な日々

聴神経腫瘍
場面減黙の私の日常を書いています

着信があった日

まずは母にかけてみると やはり愚痴でした

「仕事辞めるかもしれない」との事 

聞いてみると遠回しに私のせいだと言われている様な…


「アンタの事で病院に行ったりして仕事も休まなくちゃいけなくなったから理由作るのも大変だったんだよ…アンタが病気の事は会社の人には言ってないから」


(言ったとか言わないとかそんなの母さんの勝手でしょう?

それで休む理由を作るのが大変だったって言われてもなぁ)と呆れていました 


「今回の入院だって」

(はい?)

「入院説明があんなに時間取られるとは思わなかった。午後から行けると思ったから会社にそう言っておいた

なのに結局は会社を休まなくちゃいけなくなって

母さんが嘘ついた様な変な空気になってる」

(知らんがな)


「事前に長くなるって分かってたら仕事入れなかったか…アンタだけに任せたか…どっちかだったと思う」 


「もうアンタの病気の事を会社に話そうと思う

そうすれば会社も納得してくれると思うし

辞めても会社も察してくれるから辞めるならアンタが病気の今が色々と都合がいいんだよ」


20分くらい愚痴を聞いて切りました



今度は父に掛け直してみると今度は母の愚痴でした


恐らく私の事で何か夫婦喧嘩になった様でした


「今の仕事は母さんに合ってないと思ってた」から始まり

「母さんが仕事なんかしてなければ

お前を送り迎え出来て今回は入院という事にはならなかったかもしれないのに!何考えてるんだか分からない」

(そういう愚痴だけの電話をかけてくる方もどうかと思うけど…)


これまた10分くらい母の愚痴を聞かされ

切りました


(入院先で何で家族の愚痴聞いてんだろ…)と少し虚しくなりました