裕美さんの2つほど前のブログを見ていたら、
これです。↓
久能山東照宮の1159段の階段のこと書いておられました。
1159段かァ~、どれくらいなんかな~なんて思ってたら、
山陰にも同じくらいの階段の寺があったのを思い出しました。
島根半島中ほどにある、一畑薬師というお寺です。
ここは目の病に効くと言われていて、昔から結構な人が参拝に来
られています。
水木しげるが少年時代にお参りしたのにあやかって至る所に
目玉のおやじの像があったりして。
ここの階段は何段かというと・・
1300段あります。
「だんだん」はこちらの方言で「ありがとう」の意味ですよ。
でも最近はお寺のすぐ近くに駐車場ができて、誰も上らなくなっ
てまるで古道状態になってました。
さあ、上るぞ~
まだまだ~
途中、マラソン人が勢いよく駆け上がって行かれました。
ここでは「一畑薬師マラソン」というのがあって、その名物とし
てゴールの本堂までのラストがこの1300段の階段になってて、
チャレンジ心を掻き立てられて、とっても人気があるんですよ
ね。
真ん中あたりです。
さあ、ゴールはもうすぐ!
ヤッター!
1300段、上ったぞー!
一畑薬師の本堂です。
書いてある意味、わかりますよね。
願掛けの絵馬もご覧の通り・・・
そして賓頭盧尊者、びんずるそんじゃと言うみたいです。
まあ、「なでぼとけ」さんですね。
私は頭を撫でました。ぼけませんように・・・
この一畑薬師は結構高い所にあるから遠くに宍道湖が見えます。
。。。。
さあーて、お次は松江市まで戻り、月照寺へ・・
ここは藩主だった松平家の菩提寺です。
ラフカデオ・ハーンも気に入ってたみたいですね。
6月になるとアジサイが咲き乱れるからあじさい寺と呼ばれてま
す。
去年も来たけど秋だったから、今回改めての訪問です。
でもまだちょっと早かったかな?
それでもあちこちでは、咲いてくれてました。
アジサイを見ると、もう梅雨だなァ~と思いますね。
ここには大亀伝説があります。
去年のブログにも書いたけど、亡くなられた殿様を偲んで造られ
た大亀が夜な夜な町中をうろつき回るため、石碑を背負わせて封
じ込めたそうです。
それ以来ずっと背負わされたままです。ちょっと可哀そうな気
も・・・
その後は庭を愛でながら、抹茶を頂くことに、
こじんまりした庭だけど、こんなのがあったらなァ~
その前に殿様たちの菩提を弔ってと・・・
お抹茶、いただきまーす。
結構なお手前で、
小さな旅だったけど、楽しめましたー。