ランナウェイ/逃亡者(THE COMPANY YOU KEEP) | 映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。


ロバート・レッドフォードが大好きなワイフのリクエストで一緒にみました。

こんなに歳をとって、しわくちゃの爺さんになってもロバート・レッドフォードが好きだというワイフの気持ちを全く理解できないオイラです。



[Bru-ray & DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ



ペップトーク度 (最高★×5) :★★★☆☆
映画オススメ度 (最高★×5) :★★★☆☆







【ストーリーと背景】



▼ オイラの解説より100倍分かりやすい予告編 ▼







【ペップトークの見所】

しつこいようですが、オイラは原題と全く異なる意味のカタカナの邦題をつけることには、ものすごく抵抗があります・・・

というか許しがたい。

アマゾンのカスタマーレビューでも、このブログを書いた時点では賛否両論というか、真ん中が無くて好意的な評価と批判的な評価に二分されていますが、それはこの邦題の付け方にも原因があるのではないかと思えるのです。

ロバート・レッドフォードが監督・制作・主演をして何を伝えたかったのか・・・

それはタイトル(原題)の「THE COMPANY YOU KEEP」(あなたが守るべき仲間・・・とでも訳すのでしょうか?)それはすなわち家族であり、同胞との信頼関係ということではないかと思うのです。

そういう意味では、ヒューマンドラマとして奥深い作品だと思うのですが、「ランナウェイ/逃亡者」というタイトルでは、実際に陳腐なサスペンス映画にしか感じられません。

逃亡劇にスリルは無いし、あっけなく捕まっちゃうし。

観終わって否定的な意見の人って、往年のロバート・レッドフォードが派手に逃げ回るのを期待していたのが、寄る年波に勝てずに捕まっちゃった・・・みたいに感じたのではないでしょうか?

逆にいうと、そういう映画を期待している人にはオススメできない作品です。

でも、若かりし頃、革命児だった人たちも家庭を持ち、親になったときに社会を改革するのと同じくらいかそれ以上に大切な物ができてしまう・・・

それでも、昔の仲間との絆や信頼関係のためには自己犠牲も必要で、その間に立った時の苦悩というのは実に良く描かれていると思うのです。

だからこそ、この邦題は許せないのであります。

とういう批判的な報告はさておき(個人的にはヒューマンドラマとしての質は高いと思ってます)ペップトークですが・・・

直接的なペップトークではないですが、ペップトークに必要な「イメージのパラダイムシフト」・・・つまり、ネガティブなイメージをポジティブに変えるというトークではとても参考になる部分がありました。

Chapter:15 1:38’20”~ 

ニックが革命のための行動を途中で投げ出したことに対して否定的な見解のミミを、ニックは人間の生き方として何が正しいのかを語ります。









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