近日発表予定の
「The Top 25 Most Motivational Speeches in Movies 」
の第4位にランクされていた作品。
なんでこんなに素晴らしい作品が日本での知名度が低いのかと不思議に思っていたら・・・
テレビ映画で、日本では劇場未公開作品でした。
オイラのVHS発掘シリーズ第191弾となりましたが、DVD化されていないのも上記の理由のようですね。
そもそも
「タイタンズを忘れない」
を観ていなければ、オイラも「ゲティスバーグ」は知らなかったわけだし、
「風と共に去りぬ」
の原作を読んで、映画を観ていなければ、南北戦争のこともよく知らなかったわけですから、映画を通して世界史の知識も教科書で学ぶ以上に深まることもあるんだな・・・
と思ったりしたのであります。
ゲティスバーグの戦い 南北戦争運命の三日間
[VHS]2本組
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
1863年7月1日、南北戦争の最大の決戦の舞台となったゲティスバーグでの3日間を描いた作品。
綿花輸出など農業を支えるために奴隷制度の継続が必要だった南軍(アメリカ連合国)と、黒人解放を主張する北軍(アメリカ合衆国)は、物資補給ルートなどからの重要なポイントとなるゲティスバーグを押さえることが、この戦いを大きく左右することを知りながらも、それを事項すれば多くの血が流れることから避けていたが、7月1日、ゲティスバーグを落とすために決戦の火蓋が切って落とされたのだが・・・
【ペップトークの見所】
長い・・・
VHS2巻、254分・・・って4時間以上ぢゃん(汗)。
で、一気にというわけにはいかず、細切れにして観たわけですが・・・
決して飽きることなく観ることができました。
なんだかどっちを応援していいんだか・・・
もちろん、人種差別を排除しようという北軍に正義はあるわけですが、アメリカでは英雄とされているリー将軍が率いた南軍を応援したくなっちゃいまして(汗)。
で、ちょっと残念というか、オイラの勝手な勘違いだったのですが・・・
てっきり、有名なリンカーンの「ゲティスバーグの演説」ってやつが出てくるものとばっかり思っていたのに・・・
そこは全くスルーで・・・(涙)
南軍と北軍の指導者や兵士たちにスポットを当てたヒューマンストーリーでもあるので、リンカーンは全く蚊帳の外なんですが、オイラにとtっては誤算というか空振りというか、ちょっと残念。
でも、戦争映画だけあって、多くのペップトークが出てきます。
後日改めて、全てを書き出したいくらいたくさんでてきます。
というか、時間をかけてキチンと整理する必要がある作品ですね。
で、特にオイラの印象に残ったのはペップトークではなく、南軍リー将軍のポストコンペティショントーク。
Chapter:08 0:32’56”~
兵士は北軍攻撃への闘志は衰えていないものの、戦況からみて兵力を立て直すために一時退却をすべきと判断したリー将軍のスピーチ。
自らの作戦が失敗であったことを全兵士に伝えます。
軍のトップとしての責任の取り方、勝つことも大切だが、兵士たちの安全や、家族の元に返すことなどを考え続けていた人だからこそ、未だにアメリカで評価が高い人物なのでしょう。
あと、この作品は、
親友でありながら南北に別れて戦わなければならなかった男たちの話もでてきたり、ヒューマンドラマとしても秀作だと思います。
スケールも大きな作品ですが、なんといっても音楽が素晴らしいです。
経営者や若き起業家の方々には是非ともみていただきたい作品です。
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