昨年日本で公開されたときには上映している劇場が少なく、観ることができなかったので・・・
DVD化されるのを首を長~くして待っておりました。
マンチェスター・ユナイテッドのファン(に限らず、ヨーロッパのサッカーファン)なら誰しも知っているという(オイラは知りませんでした)1958年の悲劇をBBC(イギリス国営放送)が映画化した真実の物語です。
サッカーファンだけでなく、チームスポーツの指導者や運営スタッフの方々にも是非一度観ていただきたい作品です。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★★ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
伝説の名将マット・バスビー監督のもと、名門チームとしての歴史を刻みはじめたマンチェスター・ユナイテッド。
1958年、イギリスのサッカーリーグはマンチェスター・ユナイテッドに対してリーグ戦を優先するよう通達。しかし監督はヨーロッパ大会での活躍が、国際交流にもなり、自国イギリスのサッカー発展にもつながると主張。
ヨーロッパに遠征し、なおかつリーグのスケジュールにも間に合うよう、チャーター機での移動を選択したが・・・
2月6日、選手とチーム関係者および報道陣44人を乗せた飛行機は給油に寄ったミュンヘンで離陸に失敗し、23名の命が奪われた。
ハスビー監督の右腕で「バスビー・ベイブス」と呼ばれる若手選手を育ててきたコーチのジミーは、クラブ存続の危機を乗り越えて、チームを再生させようとするのだが・・・
【ペップトークの見所】
泣きました。
(涙腺が弱いです)
この作品は・・・
サッカーファンだけではなく、ペップトーカーを目指す指導者にとって、バイブルとなる一本だと思います。
ナイスなペップトーク、モチベーショナル・スピーチやネガティブなイメージをポジティブなイメージに変えさせるシフトチェンジの会話が沢山でてきます。
その中のいくつかを紹介しておきましょう。
Chapter:02 0:06’36”~
入団3年目になるが、スタメン起用をしてもらえない選手のボビーに対して、コーチのジミーが励ましの言葉をかけます。
Chapter:03 0:18’58”~
試合前のロッカールームで監督のペップトーク
(・・・のあとのジミー・コーチのペップトークが最高)
Chapter:10 1:12’01”~
事故のあと、チームを一時的に休止すげきという結論を出した理事会に対し、ジミー・コーチの反論スピーチはセルフ・ペップトーク的でもあり、理事会のネガティブなイメージを払拭し、ポジティブな考えに変えさせるモチベーショナル・スピーチでした。
Chapter:11 1:26’14”~
新チームとしての復帰第一戦キックオフ前のロッカールームでの監督のペップトーク
(ここでも、そのあとのジミー・コーチのペップトークが冴えています)
この他にも、選手と接したり、指導する上で参考になる会話が沢山出てきます。
久々にペップトーク映画としての名作に巡り合えた気がします。
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