個人的な知的好奇心で観たくなった作品。
若き日のスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツのエピソード。
二人がそれぞれ学生時代にアップル社とマイクロソフト社を創業したお話や、「マッキントッシュ誕生」「DOS誕生」のお話など、20世紀にITビジネスを成功させ、IT時代21世紀の幕を開いた二人の軌跡と奇跡が短時間で学べます。
(書籍はあまりにもたくさん出ていて、どれから手をつけて良いかわからなかったりするので・・・)
ITに興味のある方、ベンチャーに興味のある方には必見の一作。
あと、オヤヂの蘊蓄や酒宴での雑学にも最適です。
(オヤヂが若い者と酒を飲む時には、説教・自慢話は絶対避けたいので、この手の話題は結構重宝するです)
- バトル・オブ・シリコンバレー [DVD]
ノア・ワイリー,アンソニー・マイケル・ホール
- ワーナー・ホーム・ビデオ
| ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
| 映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
コンピュータをパーソナル・ユースにすることで世界を変えたスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの実話に基づくストーリー。
時期的には両者とも学生時代の創業から、マイクロソフト社のウィンドウズ発売前後、アップル社はジョブズの解雇前後くらいまでのお話。
スティーブとマウスの出会い、ビルの「DOS」の発想のなどユーモラスなエピソードもあり・・・
何故、スティーブがビルを憎んでいたのか・・・二人の確執の原因
など、ITに詳しくない人でも楽しめるエピソードが満載。
【ペップトークの見所】
もしも、この二人のうちのどちらかが欠けていたら・・・IT社会の到来は100年遅れていたかも・・・
二人に共通するのは「発明家」ではなく「開拓者」「発見者」であること。
「マーケティング(=市場創造・顧客創造)」に長けていたこと。
そして、二人の違いは・・・
スティーブ・ジョブズはクリエイターとしてクリエイター(顧客)側に立ち、商品と利用者とその未来を創造(クリエイト)したこと。
ビル・ゲイツは、OSをライセンス・ビジネスにすることで、新しいビジネスモデルを構築するとともに、パソコンがビジネスや家庭でも正に「パーソナル」に使える市場環境を創造したこと。
・・・で、何故ジョブズがビルをあそこまで嫌っていたか(途中で和解しましたが・・・)が、良くわかります。ネタバレになるからこれ以上は書けないですけどね。
この作品は、どちらも贔屓するでもなく、公平に忠実に作られていると思うのですが・・・
だとしたら、ちょっとビル・ゲイツを嫌いになる人がいるかも・・・
(ってか、ビジネスでは圧倒的にビルの勝ちなのに、ジョブズだって人間性には大きな問題があったにもかかわらず、ジョブズの方が尊敬されていたり評価が高い理由が良くわかります)
で、本題のペップトークです。
ペップトークというより、モチベーショナルスピーチですが、スピーチやプレゼンテーションが上手いジョブズの片鱗を感じることができるシーン
Chapter:17 1:15’31”~
「マッキントッシュ」の製品化の船出に当たり、乾杯のスピーチ
Chapter:16 1:09’30”~
これは、ペップトークではないのですが、スティーブが「芸術と科学」を中心に考えていたのに対し、ビルは「ビジネス・ユース」を中心に考えていたこと、そしてその後の確執に繋がる原因となった二人の会話のシーンです。
個人的にはWindowsとMacの両刀使いで、
数字や文書などのビジネスユースにはWindows
デザインなどのクリエイティブな作業にはMac
を使い分けていますが・・・
(個人的な嗜好ではなく、周辺の環境がそうだから)
でも、この映画を観ると、
クリエイターにMacファンが多い理由が良くわかりますね。
オイラも純粋にクリエイティブが本業だったら、
間違いなく100%Macだったと思うもん(笑)。
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