レンタルが開始されたので、早速借りてきました。
FBIの初代長官で、悪と戦い続けた男の生涯を実話に基づいて描いた作品。
さすが「クリント・イーストウッド!」とうならせてくれたのは・・・
本来なら、ロバート・デニーロとかジャック・ニコルソンが主演してもおかしくないような役にディカプリオを起用したこと。
(年老いたエドガーは、ロバート・デニーロとかジャック・ニコルソンにハマリ役ですが・・・若い頃のエドガーはさすがに彼らには無理か・・・)
それだけディカプリオが名優への道を歩み成長してきたこともありますが、クリント・イーストウッドの手によって、さらなるステップアップをした気がします。
女性にはあまり好まれない題材かもしれませんが、仕事に生きる男性には必見の作品だと思います。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
20代でFBIの前身組織のトップとなり、初代FBI長官として死ぬまでアメリカの安全のために人生をささげた男の生涯を描いた作品。
1919年、国内の情勢も不安定であり、海外からのテロの危機にさらされていたアメリカで、科学的捜査や犯罪者のデータ・ベース、プロファイリングといった現代の捜査の基礎を築き、歴代大統領すら立ち入れない領域を築きあげたジョン・フーバー・エドガー。
右腕のトルソンと秘書のヘレン以外、誰も信用しなかったエドガーが、人生の終盤で伝記をまとめるために書かせた回顧録と実話を交差させながら、アメリカの犯罪史とFBIの進化の歴史を紐解いてく。
【ペップトークの見所】
正義感が強く、高潔な長官でありながら、生涯独身だった背景には・・・
ちょっとネタバレになりそうですが、ゲイとマザコンの傾向があったからでしょうか?
FBI長官のポジションに執着する名誉欲というのとはちょっと違う、犯罪や悪に対する正義感をもちながらも、その解決のためには違法行為も恐れないという不思議な両面性を持っていたのもそのせいかもしれません。
一歩間違ったら・・・もしアメリカの平和とか国民の安全への価値観とか人生観ではない方向に動いていたら、ヒトラーみたいな独裁者になってたかも・・・
なんか、感想を書いていると、どんどんネタバレになるので、この辺にしておきます。
で、ペップトークなんですが・・・
この作品の中では、エドガーが落ち込んだり不安になっているときに、母親や秘書のヘレン、右腕のトルソンが、短い言葉で彼のネガティブな気持ちを払拭させるシーンが結構でてきます。
でも今回特筆したいのはミラーペップトーク。
ミラーペップトークは「クールランニング」でもご紹介しましたが、鏡に向かって自分自身に語りかけるアファメーション(肯定的自己宣言の言葉)です。
Chapter:09 1:20’50”~
そして・・・ペップトークではないのですが、この映画を通してエドガーの信念を語るモノローグが多様されていて、その中で最も印象に残ったのをご紹介しておきます。
(なんだか、オイラに対するペップトークのように感じられたので・・・・)
Chapter:13 2:05’10”~
民主主義の最たる基本は
個人の価値を信じることに根ざしている
いかなる政治体制も越え
人生に意味があること
愛は地上で最も大きな力であり
憎しみよりはるかに永続的で
人類の不幸な差別にも屈することはない
▼お世話になっている▼ ▼▼▼税理士さんが書いた本▼▼▼ |
▼お世話になっている▼ ▼▼▼社長さんが書いた本▼▼▼ |
妻も子供も上司も部下も・・・
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