だから、基本のスピーチも勉強しなきゃね・・・
ってことで、劇場で鑑賞したかった作品のひとつだったのですが、チャンスを逃したのでDVD化されるのを待っておりましたがレンタルも解禁になったので早速借りました。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★★ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★★ |
【ストーリーと背景】
第83回アカデミー賞作品賞受賞。
現エリザベス女王の父であるジョージ6世の実話。
子どものころからドモリのため無口で内向的だったジョージ6世は、兄のエドワードが王室が認めない相手との愛を貫き、父親が亡くなった後も短期間で王位を放棄したため予期せぬ座につくはめに。
なにかにつけスピーチが多い王の職務に対し、ドモリとスピーチ下手が重なったことから公務に対して前向きになれない。
妻のエリザベスは、スピーチ矯正の専門家ライオネルに依頼して英国王のスピーチを直そうとするのだが・・・。
【ペップトークの見所】
ペップトークではないですが、兄が退位する際の国民へのスピーチ。
Chapter:11 1:09’58”~
弟がいかに国王に向いているか、国民を安心させるとともに、弟に対する敬意を伝え、勇気を与える素晴らしい内容のスピーチです。
次は、奥さまから戴冠することへの不安でいっぱいのジョージ6世へのペップトーク。
どんなときも、やはり妻の支えが一番。
Chapter:12 1:15’49”~
この映画のテーマのひとつとして国王とライオネルの友情が描かれていますが、私はそれと同等に、この奥様の夫に対する愛情の素晴らしさを感じました。
そして、最後にこの映画のテーマでもある国民に向けての「開戦」のスピーチ
Chapter:16 1:42’30”~
モチベーショナルスピーチのシナリオの原点とも言える構成も学べますし、スピーチの間の取り方など、パフォーマンスなどとにかくスピーチを学ぶ者にとって、教材としては最高だと思います。
でもそれ以前に・・・泣きました。
とりあえず、一回観て、感動して泣いたあとにお勉強してくださいませ。