・・・がこれってテニス映画なのか???
でも、娘を持つお父さんには必見の映画かも・・・。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
【ストーリーと背景】
タイトルの「クルーレス(clueless)」は直訳すると「無知な」とか「どうしようもない」という意味。
この映画のテーマからすると「イケてない」とか「ダサい」???
ビバリーヒルズの高校に通うシェールは辣腕弁護士のパパとの二人暮らし。
パパの面倒をみながら、日常生活での関心事はオシャレ。
ちょっと前まで連れ子の再婚同士だったママとは別れてしまったが、義兄のジョシュはパパを尊敬しているのと大学生で弁護士を目指しているので、ちょくちょく遊びに来たり、アルバイトでパパの仕事を手伝っている。
センス抜群の親友ディオンヌと一緒に、自分たちの成績を上げるために、イケてない先生同士が仲良くなる裏交錯をしたり、イケてない転校生タイの服装のセンスを良くして、ボーイフレンドができるように協力してあげるという側面も。
お高くとまっているようで、利己主義的に映るのだが、実は博愛主義者???
でも自分のこととなると、どうもうまくいかない・・・
「イケてる」と思って付き合った男の子がゲイだったり・・・
ホントに信頼しあえる人って、案外そばにいたりするものですね。
【ペップトークの見所】
「青春映画」で検索したリストにも出ていて、大好きなブリタニー・マーフィーも出ているし、テニスも出てくるんだったら・・・と思って観たのですが
テニスは体育の授業でちょっとだけ・・・でした。m(__)m
シェールのパパはカタブツの弁護士で、一見物わかりの悪い親のようにも見えるのですが・・・娘に対しても、前妻の息子ジョシュに対しても、とても深い愛情を持っているように感じました。
色眼鏡(心のフィルター)をはずして、相手の真実を観るということはとっても難しいことですが、人間関係とかコミュニケーションにはそれが一番大切なんだな・・・ということを再確認させられました。
でペップトークなのですが
Chapter:13 1:20’35”~
片思いに悩むシェールにパパがナイスなペップトーク
自分の娘が悩んでいるときに、父親としてこんな会話ができたら素晴らしいな・・・と、ちょっと憧れてしまうようなシーンです。
まあ、日頃からの信頼関係が大切だということでしょうけど。
それと、この映画を観ていて気がついたこと・・・
高校の授業で「スピーチ」とか「ディベート」とかのシーンがやたら出てきます。
アメリカの教育では当たり前???
日本でもやっているのでしょうか???
少なくとも私の高校時代にはありませんでした。
もしも日本の教育にいまだに無いのだとしたら・・・
日本の政治家がスピーチ下手なのも、ディベート下手なのも・・・文部省のせいってことですね。