昨日、プロ・コーチの方から、とても面白い(失礼!参考になる)お話をうかがいました。
「コーチングは万能ではないが、ある特定の条件下では、他に類をみない著しい効果を発揮する」というお話です。
縦軸に「課題解決の重要性」と横軸に「課題解決の緊急度」をとったときに、コーチングはどの領域で効果を発揮すると思いますか?
重要性(高)
↑
B │ A
│
緊急度(低)←──┼──→緊急度(高)
│
D │ C
↓
重要性(低)
コーチングが最も効果を発揮するのはBの「重要性は高いが、緊急度は低い」領域です。
もちろん、一定の条件が揃うならAの領域でも効果を発揮する場合もありますが、基本的には
「遅効性」だが「効果の継続性」が期待できるのもコーチングの魅力です。
Aの領域だったらティーチングや昨日書いた「率先垂範」が圧倒的に効果が高いということが明白ですよね。
やはり、スポーツにおいてもビジネスにおいても、指導・教育の現場では「ティーチング」と「コーチング」はどちらが欠けても困る両輪なんですね。
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