俺はフレスト
暉士団退団後………
ある国から騎士としての依頼が舞い込み国に着いた


『………此処が俺の……』


???『お前か?』
『依頼を受けてきた奴って』


『嗚呼、そうだが?』


???『それは失礼しましたフレスト』
『私はこの国の王の側近のラッシュイルだ』


ラッシュイルと言った奴は
俺を王間に招かれた
王とその横には姫が佇んでいた


王『良くぞ来たな、フレスト』

王が『フレスト』と俺の名を呼んだ瞬間
姫が附せて俯いていた顔をすっと上げ俺をみて懐かしくおもってるのか口元を綻ばせたけど


『姫様……?俺達……逢った事無いですが……誰かと間違えてはいませんか?』


ラッシュイル『お前はこの方の護る事だ』


ラッシュイルはそう言うと王に言われて下がった




キーイルの一族の濡れ衣が晴れて追放辞令がほどかれて一族が集落に一族が戻りつつあるそうだとトリスから聞いた事があった

キーイルは集落には帰らずリートスとエソラスと共に旅をしながら
滞った村や町を回って物質の運搬を支持したりするようになっていた

トラル兄弟は酒が入ると二人揃って絡み酒だから
変なところは揃うと厄介で決まってエストに絡んでくる
エストは流しながらトラル兄弟の頭を交互に手荒に撫でて
止んだと思ってみたら他人の迷惑を考えず疲れたのかその場で寝る


エスト「どこまでこの兄弟は自由なんだよ………」


エストが二人の寝顔を見てるとフレストが


フレスト「エストさん、いいですか?」


エスト「フレスト………お前から言ってくるなんて珍しいな、どうした?」


トラル兄弟にタオルケットを掛け
エストとフレストは会場の屋外に行き星を見ながら


フレスト「巫女達が去った後の虹を覚えていますか?」


エスト「ああ、鮮明に覚えてるが………」


フレスト「あの虹……おかしくなかったですか?」


フレストにそう言われたエストはもう一度思い出してみると…………


エスト「…………!!」



フレスト「お気付きですか?」


エスト「………確かに虹のいろが6色………実際は七色の筈だよな」


フレスト「一色……紫色が足りなかったんです」



エスト「それって……見えなかっただけじゃないのか?」


フレスト「紫色は濃くってみやすい色ですので……」


巫女達が去ったと同時に架かった天の橋に一色、色がなかったのは気のせいじゃないし皆もそう思っているだろう





俺は、何で俺に頼んでるのかいまいちわからない


「エソラス」
スリースがエソラスを呼んで


「エソラス、もう話は終わったろ?」
「だったらスリースの話聞きにいけば」


内容を変えた俺にエソラスは


「まぁ……そうだな」
頷いてエソラスは席を外した


「エストさん、横いいですか?」
聞いて来たのはキーイルだった


「構わないがキーイル………どうした?」
俺が問い掛けるとキーイルは無言になって気まずい雰囲気になってたけど


「………エストさん、あれから十年経つんですね」

気まずい雰囲気が一掃していく


「そうだな、そんな時が経つんだな」
「キーイルは、生まれ育った集落には帰ったのか?」聞くとキーイルは


「ええ、里帰りしてなんか盛大に祝福されて大分戸惑いました」
「ある意味気持ちいいものじゃなかったですが……」

苦笑いを浮かべたキーイルはため息を付く


そう………キーイルもまた集落から追放されて
エソラスの(十斗暉士団)教団に来たんだ
キーイルの一族の濡れ衣が晴れて追放辞令がほどかれて一族が集落に一族が戻りつつあるそうだとトリスが聞いた事があった