ホモと見るネット配信者紹介① 破戒僧一休【後編2】 | ホモと学ぶゲーム/漫画/音楽/アニメ

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長々と続いた一休の紹介記事もそろそろ終盤に差し掛かってきました。

・医療通訳スクール入学事件
いい歳こいて未だ無職の一休、実家住みのため母親からのプレッシャーも凄いようだが、取得したハンターライセンスを使ってのジビエ売買で生活費を稼ぐのも現実的ではない、と職を探し始めた。しかしまともな会社で働くという選択肢は持たない一休、誰も気付いていないが将来的にニーズが出てくるニッチな領域で生計を立て先行者利益で楽してガッポリ稼ごうという先物取引的な考えに行き着く。持たざる者特有の一発逆転の考え、浅はかという他無いんだよなあ。もともと配信内で英語に対する興味を示していた一休、医学部への謎の憧れと相まって、医療通訳士を目指すと息巻き始めた。

医療通訳士とは、医療の現場で日本語の分からない患者と日本語しか分からない医師との間を取り持つ通訳士であり、一般的な通訳士に対してマニアックな医学用語に特化した通訳士であるため、なるほど一休の好きそうなニッチな職である。特に今後多国籍化が進んで行くと、日本語の分からない患者と医者の間のコミュニケーションは、ニッチな領域とは言え更にニーズが高まる事は確かだろう。個人的には、日本語分からん奴ぁ日本に来るらやぁ!勉強してから来いや!って気もするが、ま、勘弁しといたるわ。

気になるのは、医者なんだから英語くらい、取り分け医学用語の分野は英単語を知ってるに決まってんだろ、そして医療通訳士とは言えベースは通訳士なんだから、医学用語しか知らない付け焼き刃の勉強ではただの医学用語に詳しい一般人ってだけで、通訳士としての仕事はできないだろ、っていうかニッチな領域を狙うって言っといて、中国語とかアラビア語とかではなく英語かよ!?今時英語とか準共通語扱いだろ・・・って心配はあったのだが、そこは常に前しか見ない一休のこと、全く意に介していないようであった。ダメみたいですね。

さて、医療通訳士を目指す一休が何をやったかと言うと、医療通訳士のスクールへの入学を目指したのである。スクールあんのかよ!もう既に他人が目を付けている領域じゃねーかよ、お前よぉ!ちなみに入学試験の面接でスピーチ課題があるとの話で、少し相談に乗ったのだが、そんな英語力で大丈夫か?と心配になるレベルでした。とは言え何だかんだで合格して無事入学しちゃうあたり、流石一休である。showing drivers license instead of name cardとか言って面接官の笑いを総取りしたってはっきりわかんだね。

そうして入学した医療通訳スクール、何をやるかと言えば、英単語の小テストと、スクールメイツとのランチである。一休のツイッター報告を見る限り、マジでそれしかないのである。小学校かな?配信で聞いたところ、周りの人はみんな通訳士としてバリバリやって行けそうな帰国子女ばかりで一休だけ英語素人レベルだったそうで、一般の通訳士に+医療して医療通訳士にグレードアップさせるための、いわば一般通訳士のためのスクールだったのではないかと思われる。少なくともただの士に+医療しつつ+通訳して医療通訳士に育成してくれるわけではないのだ。かくしてスクールカースト最底辺の座を不動のものとした一休、スクールメイツとのランチタイムでチェリーボーイをからかわれたり、スピーチ課題で⚫️⚫️⚫️⚫️のエピソードを英語で紹介したりと完全にピエロに成り下がるしかなかったのである。

そして数ヶ月のスクーリングを経て、無事ただのハゲから医学用語に妙に詳しいハゲと化した一休、当然生計が立つはずがなく、このまま医学部受験事件へと突入していくのであった。関係ないけど、⚫️⚫️⚫️⚫️に妙に詳しい医療通訳士が日本各地に散らばってそれぞれのステージで活躍してるって考えると、胸に込み上げて来るものがありますねぇ、医療通訳士はホモ。


・医学部受験事件
とうとうやってきた最終エピソード、医学部受験事件。これに関しては私も、そしてこれまで一休を応援してきた専用スレのみんなも思うところがあり、若干辛口な内容となってしまうのはご容赦いただきたい。

まず、詳細については考察にて触れるが、一休は学歴コンプレックスを拗らせている節があり、一説によると二流大学中退?した経緯から、大学受験界の頂点である医学部受験に対しての憧れを持っているのではないかとの噂もある。いずれにしても20歳そこそこの歳から十余年、何らかの思いを燻らせ続けてきたのは間違いないようで、年齢的にもラストチャンスと、最初で最後の医学部受験にチャレンジすることを決意した。しかし気になるのが受験時期で、決意したのが2017新年早々だったのでそこから2年位空けて2019あたりに受験に挑むと思いきや、2018で受ける、とのこと。高校卒業してから10年以上ブランクがあるなかで大丈夫か?と思いつつも何か策があるのかと思って見ていたが、何も策はないようで一向に受験対策を開始する気配はない。普通に考えれば一年しかない受験期間、早急に現状の実力把握をして課題の明確化を図り、課題の対策や長所を更に伸ばすスケジュールを組み、半年くらいで仕上がりの中間チェックを行い結果を踏まえて志望校の見直しを実施、残り半年でセンター対策と大学ごとに傾向が分かれる二次対策に入るのが当たり前の進め方だろうと思うが、まず最初の実力把握として、2017センター試験で何点取れるか確認すらしない。現状把握しなきゃだめだぞ、と皆から指摘されているのに何も動かない、予備校で模試を早く受けろと言われてるのになかなか動かない。バイトが忙しい、勉強は医学用語の英単語の勉強やってるから大丈夫、ってお前人生最後のチャレンジがそんな体たらくでいいのかよ?夏になってようやく現状把握のために模試に申し込みしたって、受験なめてんだろこいつ。挙げ句の果てに、仮に受かったら医学部通うのか?学費どうすんだ?って聞いた時も「くぅ〜ん・・・」って感じで、あ、だめだこいつ、記念受験するだけで、はなから受かるつもりない奴だ、って感じでした。最初は応援する気満々だった専用スレのみんなも次第に一休の口だけの姿勢に痺れを切らし、医学部受験エンジョイ勢、医学部を受験した程の秀才って言われたいだけ、医学部の試験で医学用語の小テストがあると思った男、医学部を目指しただけで実質医者になった男、と散々な言われっぷり。残念ながら全部事実だし、しょうがないね。そうして年が明けて、センター試験を受け、足切りがない大学の二次を受け、当然のように落ちた一休。まあ、ちゃんと試験受けただけでも一休にしては頑張った方だから褒めたるわ。結局、仮に受かっても進学する気は無さそうだったし、医者になって生計を立てる気もない、就職しろという周りの声に対して、自分は受験生だから就職しなくても大丈夫と言いたいがための、一時的な言い訳が欲しかっただけじゃないのか?現実から目をそらすために医学部受験って言ってるだけだろ?医学部落ちても就活するでもなくまた逃げ場を求めて医学部受験再チャレンジ中との噂もある一休、そろそろ30代中盤に差しかかろうという彼の人生、長いトンネルの出口は未だ見えないのであった。

という一休の医学部受験事件、個人的に一番ガッカリだったことは、彼が「何もチャレンジしなかった(であろう)」事であった。前述のように前年のセンター試験も受けない、模試での力試しもしない一休、理想を言えば配信しながら各タイミングでの試験結果の公表と対策をみんなで考え、仲間たちとあーでもないこーでもない言いながら一丸となって医学部受験に取り組み、少しずつ成績を上げていって見事合格する、そういうドラマチックな展開が好ましかったが、それはあくまで視聴者のワガママであり、取り組み方は一休本人で決めるべきであっただろう。しかし一休の受験勉強への取り組み方は、武器を伸ばすために英語の◯◯を勉強した、苦手分野の古典の◯◯を勉強した、そういう「やるべき事をやる」という内容ではなかった。受験勉強に集中するため、スカイプ断ちをした、2ちゃん断ちをした、ツイキャス断ちをした、その類の「やるべきでない事をやらない」という内容で、決してやるべき事、つまり勉強をしたわけではないのだ。「受験勉強中って無性に音楽聞いたり漫画読んだりしたくなるけど、そこをグッと堪えて、漫画を読まないぞ読まないぞ!と念じながら朝まで座禅を組んで欲望に打ち勝ったぞ、偉いだろ?」と言われたらどう思うだろう。誰もが「いや、まず勉強しろや」と突っ込むであろう。ネットの誘惑を我慢しただけで満足して本来やるべきことから目を逸らし続ける一休を見ていると、私自身もそういう無精者のため、面倒くさがって何も実行に移さない自分自身の腰の重さを見ているようで、無性にイライラしてくるのだ。挙げ句の果てに、医学部受験勉強の最終段階(笑)としてツイッター断ちに挑むという壮大(笑)な挑戦(笑)、ただしせっかくの縁もあるのでアカウントは削除しない、と言っていた一休、その16時間後に専用スレでのバッシングに耐えかねて無事アカウントを削除しました。お前スレ見てた上、アカウントも消すのかよぉ?
この辺りで一休に対する不信感が募り始めたリスナー達。正直言わせてもらうが、やるべき事を何もやろうとしない一休の事、ろくに受験勉強もせずにセンター試験受けるだけうけて、足切りがない大学の二次だけ記念受験して、それで医大生になった気になってるんじゃないか、もしかしたら受験自体も本当は受けてないのに受験したって言い張ってるだけじゃないか、そんな気もしてる。どんなに点数が悪くてもいいからセンター試験の結果くらい教えてもらい、結果は芳しくないけど一年間頑張って来たんだなって、賞賛の拍手を送らせてもらいたかったが、何もチャレンジしなかった一休とリスナーである私達にはそれすらも許されることはなかった。












当時の自分のツイートを見返すと怒りを露わにした物が多かったが、裏切られた期待の分だけ攻撃的になってしまったのだろう、他人に厳しく自分に甘い一休の性格が顕著に出たこのエピソード、我々にも色々と考えさせるものがあったようだ。


次回、最終回。
破戒僧一休【エピソード・ゼロ】
・考察 破戒僧一休とは何だったのか