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前回の記事に続いて、不動産を契約する時期はいつがいいのかについて、お話したいと思います。
今回は、不動産売買、つまり家を売却したり購入したりする場合について、お書きします。
賃貸については、前回の記事にお書きしていますので、そちらもぜひ読んでみてください。
「不動産芸人が教える、不動産を契約するのは何月がいいか?(賃貸編)」
このブログを読んでくださっている方に、不動産売買の情報の需要があるのかわかりませんが、将来いつか家を買うとき、売るときが来るかもしれませんので、頭の片隅に置いていてください。
ちなみに、前回の記事と同じく、この記事でいうところの時期とは、1~3月とか、一年の中での時期です。
では、不動産を購入する場合に、世良がおすすめする時期ですが、
ずばり、
特にありません。
では、不動産を売却する場合に、世良がおすすめする時期は、
ずばり、
特にありません。
(なんやねん!)
賃貸ほど、月によって、売り出し物件の数や相場が増減したりしないんです。
強いて言うなら、年度末、月末は、不動産仲介会社が躍起になっているので、値引き交渉なども、頑張ってくれやすいです。
売る場合も、買取業者がいい価格で買ってくれやすくなるので、年度末なんかは少し狙い目です。
契約前の交渉の仕方なんかはこちらの記事をご覧ください。
「不動産芸人が教える、不動産をお得に契約する方法」
一年の中での時期、月で言えば、そのような結論になります。
売買の場合は、一年の中での時期というよりは、もっと長期的に市況を鑑みる必要があります。
5年後や10年後どうなっていくかは、誰にもわかりません。
たまに、経済アナリストなどが、「○○年後に不動産価格はこうなる!」とか言ってますが、信憑性はないです。
昔、世良が付き合っていた彼女は、酔っ払って、世良のお尻に指を入れようとしてきたことがあります。
その子は、「5年後に世良と結婚する!」と言ってましたが、1年経たないうちに、世良に別れを告げて去っていきました。
アナリストの予測なんて、参考にならないってことです。
(どのアナリストの話してるねん!そういう人のことはアナリストって言わへんねん!)
そんな話は置いといて、
大手不動産会社の元トップ営業マンで、月に7億円を動かすような世良にだって、将来のことはわかりません。
(自慢が多いなぁ~。)
でも、いま現在の不動産市況がどうかについては、明確に説明することができます。
そういう意味で言うと、世良は、この2019年8月現在は、不動産の“売り時”でもあり、“買い時”でもある時期だと思います。
「えっ?売り時と買い時が同時に来ることなんてあるの?」
と思われた方、いらっしゃると思います。
ずばり、
あります。
まずは、いまがなぜ不動産の売り時であるかについて、端的にお教えしたいと思います。
不動産の価格が、異常と言っていいくらい高騰しているからです。
成約価格を見ると、リーマンショック後と現在の相場を比べると、エリアにもよりますが、だいたい1.5倍くらいまで価格が上がっています。
当時、5,000万円で買えたマンションも、今では7,500万円出さないと買えなくなってしまっているんです。
リーマンショックが2008年ですので、約10年でここまで価格が上がりました。
これには、中国バブルによる中国富裕層の日本の不動産の爆買いや、アベノミクスによる日本の株価上昇が関わっています。
もっと短い期間でいうと、アベノミクスだ東京オリンピックだと言われだした2012年から現在までの約6年間で、一気に不動産価格は高騰したのです。
なんの気無しに買った自宅を10年後に売ろうと思ったら、数千万円も利益が出た!って方も多数いらっしゃいます。
自分が居住のために使っている不動産であれば、3,000万円までの利益は、税金すらかかりません。
買った時に比べて高く売れた分の数千万円がまるまる儲けとなります。
不動産を所有している方は、いまどのくらいで売れるのか、一度調べてみた方がいいと思います。
ただ、最近ネット広告でよく見る「一括査定サービス」は、全くおすすめできないので、やめておいた方がいいです。
この理由は、また別の記事で紹介できればと思います。
その上で、そんな不動産価格の高騰も、いつまで続くかはわかりません。
近年だと、リーマンショック前は、不動産ミニバブルと呼ばれるくらい、高値で不動産取引がされていました。
でもリーマンショック後、ぱったりとその取引がなくなり、価格が下落の一途を辿りました。
いま7,500万円で売れるご自宅も、半年後には5,000万円でしか売れなくなる、そんな可能性もあります。
不動産の価格は、いわゆるミズモノなのです。
それでもとにかくいま、不動産の価格が非常に高値で取引されていることは間違いないので、売り時であることは確かです。
そんな理由から、いまは不動産の売却に適した時期なのです。
では、そんなに不動産の価格が高騰しているのに、なぜ買い時でもあるのか。
ここがこの記事のミソです。
これについても端的に説明したいと思います。
住宅ローンの金利が、異常に低いからです。
どれくらい低いのかと言うと、
変動金利であれば、
都市銀行なら0.65%とか、ネット銀行なら0.5%とか、相模ゴム工業なら0.01㎜とか、すごい時代です。
(サガミオリジナル関係ないやん!)
今後、ここまで住宅ローン金利が下がることはないと思います。
ちなみに全期間固定金利でも、年利が1%〜1.5%とかだったりするので、異常に低いです。
ちなみにバブルの頃は、年利8%とかだったりしました。
金利が違うと、どれくらい返済額に差が出るのか。
たとえば4,000万円の物件を購入するとします。
まずは、金利0.52%で35年ローンを組んだ場合です。
月々の返済額が、104,188円で、35年間の総返済額は、43,758,994円となります。
バブル当時の8%の金利で、35年ローンを組んだ場合は、
月々の返済額が、284,184円で、35年の総返済額は、119,323,827円となります。
月の返済額で約18万円、総返済額で約7500万円の差です。
ひぇ~~~~~~~!![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
不動産を購入するにあたって、住宅ローンの金利がすごく大きく関わってくるのが、わかって頂けたと思います。
ただ先述したとおり、たしかにアベノミクスやら東京オリンピックやらで都心の不動産の価格は上昇の一途を辿っております。
「不動産ミニバブル」と言い切ってもいいような価格で、成約されています。
これを理由に、今は買い時ではないとおっしゃる方も多数いらっしゃいます。
でも、それを踏まえても世良は、今は不動産の買い時だと思っています。
その理由は、都心の不動産であれば、まだ価格は上がると思っているからです。
このような不動産ミニバブルも、2020年の東京オリンピックまで、などともよく言われていますが、
エリアさえ間違えなければ、2020年以降も、この相場で不動産取引はされていくと思います。
都心でも、かなりエリアは限定されると思いますが・・・
信じるか信じないかはあなた次第です。
以上、「不動産芸人が教える、不動産を契約する時期はいつがいいか?(売買編)」でした!
わかりづらい点などあれば、お気軽にコメントください。
ちょっとブログの更新の頻度を上げていきたいと思っています。
今後とも応援よろしくお願いしますm(_ _)m
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