(Yahoo!ブログからの移設記事です。)

 

(多少、中身など改変しております。)

 

こんばんは、不動産芸人のぺんとはうす・世良です照れ


今日は、みなさんにとって、不動産を少しでもお得に契約するにはどうすればいいかについてお話したいと思います。

やっぱり大切なお金ですから、どうせなら支払う費用は抑えたいですよね。

その上で、他のいろんな方々がネット上に「不動産の初期費用の抑え方」とか「仲介手数料の値引き方」とかを好き勝手書いてますが、

特に仲介手数料を値引きすることを前提に書いている記事を見ると、

ほんまあほやな~、って思います。
(そんな言わんでええやろ!)

この記事を書くにあたって、最初に世良は、

仲介手数料の値引き交渉はしない方がいい。

ってのを言い切らせてもらいたいと思います。
 

仲介手数料なんて払うのは馬鹿馬鹿しいと思っている方、

またそういう内容のことをネットにつらつらと書いている方多いですが、

仲介手数料ほど、払って損に"ならない"諸費用はないです。

思いっきり言い切っちゃいました。

文字までおっきくしちゃいました。

""←こんなんまで使って強調しちゃいました。

でもそれくらい世良は本気で思ってます。

文字大きくするのハマっちゃいました。
(どこ大きくしてるねん!)

世良が仲介手数料をもらう側の仕事をしているからだろう、と思われた方多いと思いますが、

それはちゃいます。

ほんまに、僕らみたいな不動産業界の人間でさえ、自分が部屋借りるときに、

「仲介手数料満額ちゃんと払いますんで、この物件契約させてもらえませんか?」

って言う機会があるくらいなんです。

理由は後述させてもらいますね。

まずは賃貸で、お得に契約をする方法、お教えしていきましょう。

賃貸において、国土交通省の定める仲介手数料の額は、1ヶ月分の賃料+消費税です。

その上で、お住まいの賃貸借契約は、2年間がベターですので、最低2年間は基本的に家賃を払い続けると考えてください。

ここで仮に、1,000円でも家賃の値引きに成功したとしましょう。

トータルで、24,000円の値引きになります。

そこに4年住み続けたとしたら、その倍の48,000円の値引きですね。

また、家賃を2,000円値引きできたとしたら、それぞれが倍になりますね。

2年なら48,000円であり、4年なら96,000円です。

この時点で、仲介手数料を割り引いてもらおうとした額を上回るんじゃないかと思います。

しかも大きい話をすれば、アベノミクスやなんやらでインフレが進む昨今ですから、物やサービスに対して相対的にお金の価値は下がっていってます。

首都圏の家賃相場も、ここ数年で上昇しておりますし、今後も上がるのではないかとの見方です。

そう考えると、賃料の値引きって大きいですよね。

賃料以外にも、たとえば礼金1ヶ月の物件を、礼金無料にできたとしたら、

賃料70,000円のお部屋であれば、70,000円の値引きになりますね。

つまり、賃料や礼金の交渉をバンバンしちゃいましょうってことです。

ちなみに賃料の交渉は、3,000円くらいが限界とお考えください。

 

たまにもっと大きい金額もあったりしますが、なかなかないです。

ただ、賃料に関しても礼金に関しても、値引ける物件と値引けない物件があるのは確かです。

そこを最終的に判断するのは、その賃貸物件の所有者、つまり貸主でありオーナーになります。

でも、いまの日本の不動産業界の形態では、借主が貸主に直接交渉をできるケースはほとんどないです。

誰が交渉にあたるのか。

それは、あなたを担当している、不動産仲介営業マンになります。

それを踏まえた上で、家賃や礼金、その他諸費用を値引きするにはどうしたらいいのか。

一番は、不動産仲介営業マンを自分の味方に引き込むことです。

賃料値引きや礼金のカットについて、実際に交渉にあたるのは、不動産仲介営業マンなのです。

あなたにとって、一番いい物件が何かを考えて、提案してくれるのも不動産仲介営業マンです。

不動産仲介営業マンから見て、

この人のためにだったら値引きをしてでも契約させてあげたい。

なんとしても、この人に一番合った素敵な物件を紹介してあげたい。

と思わせればあなたの勝ちです。

ちなみに売買に関して言えば、もっと大きな額が動きます。

国土交通省の定める仲介手数料の額は、3%+6万円+消費税です。

ただ、物件の表示価額に対して、5%や10%以上の値引き交渉が通ることは、売買においてはザラにあります。

5,000万円の物件であれば、4,750万円や4,500万円で成約になるケース、ほんまにザラにあります。

ちなみに5,000万円の物件の仲介手数料は、税込みで168万4,800円です。

間違いなく物件価額自体の値引き交渉を頑張った方がお得です。

つまり、値引き交渉をバンバンしちゃいましょうってことです。

その値引き交渉に実際にあたるのが、不動産仲介営業マンです。

しかも売買の場合は、引き渡しが済んでからも、建物や土地の隠れた傷(瑕疵)が見つかれば、大きな損害賠償請求をする、される可能性だって秘めています。

もちろん賃貸でも瑕疵はあります。後腐れのあるような形で解約になるの嫌ですよね。

ちなみに売買だと、瑕疵担保責任(隠れた傷を保証する責任)を問われた場合、何百万、何千万という額の損害賠償をしなくてはいけなくなるケースだってあります。

そのような瑕疵を未然に防ぐために、物件を調査し、しっかりと説明をした上で、双方ともに事前にその物件の全てを納得した上で、契約に導くのが不動産仲介営業マンです。

賃貸、売買ともに、不動産仲介営業マンは、本来はお客様の味方です。

そんな不動産仲介営業マンの頑張りに対して支払う報酬が、仲介手数料です。

その仲介手数料を安くしてくれ、と要求することは、どういうことか。

本来は、あなたを守るための、あなたが有利な条件で契約をするための味方である不動産仲介営業マンに対して、牙をむくことに近いです。

いまのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、

仲介手数料はしっかりと満額払うから、その分いい仕事してくれよ。

とでも言った方が、いいお部屋にいい条件で入居できると思います。

そういう豪快なお客さん、不動産仲介営業マンは大好きですし、いっちょ良い仕事したろかい!ってなります。

じゃあ、賃貸の家賃や礼金の交渉、売買の不動産価格の交渉はどうやってすればいいか。

この物件にしよう、と決めた上で、申込書を書くはずです。

そのときに、「賃料が○○円だったら借ります。」「値段が○○円だったら買います。」と言い切って下さい。

その値段で交渉にあたります。

交渉が通るケース、通らないケースがあります。

通れば、気持ちよく契約しましょう。

通らなかった場合、妥協案を"不動産仲介営業マンに"出させましょう。

その妥協案でよければ、気持ちよく契約しましょう。

だめだった場合は、そういう物件なのです。それでもその物件が良いと思えば契約しましょう。良くないと思えばその物件は諦めましょう。

世良は、この交渉の仕方が一番スマートで、敵も作らず、不動産仲介営業マンにも好印象を持ってもらえるお客さんになれると思います。

ここで大切なのは、みなさん側から、仲介手数料を値引いてくださいという言葉は、絶対に言わない方がいいです。

不動産仲介営業マンの側として、手数料を値引けないときはほんまに値引けないんです。値引けるのなら上の妥協案を聞かれた時点で出してます。

ただ、今までの記事を全部踏まえた上で、それでも初期費用抑えたい、払えないって方もいると思います。

その場合、不動産屋のお店に入ってから一番最初に言っちゃいましょう。

賃貸なら、初期費用20万円しかないんです。とか、30万円で収めてください、とか言っちゃいましょう。

売買でも、初期費用100万円しかないんです。でも家買いたいんです、とか言っちゃいましょう。

その初期費用で頑張ってくれるはずです。いろんなことを提案してくれるはずです。

嫌な顔して適当に応対する不動産仲介営業マンが担当についたら、店変えましょう。

それはみなさんの自由ですから、悪態をついた不動産仲介営業マン、その店舗が悪いのです。

住宅ローンの保証料だって内枠にできます。業者物件につけて片手ぶん投げれば初期費用無くても家買えます。

これが、世良の教える、不動産のお得な契約の仕方です。

ちなみに、今までたくさんの芸人のみなさんのお部屋探しのお手伝いをしましたが、本当に初期費用が無い方が多いです。

そんな方々にも、ご契約頂いてきましたし、ほんまにそこは自分でも言えるくらいめっちゃ頑張ってきました。

そのくせにまじでびびるような諸条件つけてきます。

「独立洗面台があって、風呂とトイレは絶対別で、新宿の本社と渋谷の無限大ホールまで歩けて、賃料は3万円台。」

無理です。

「鉄筋コンクリート造でオートロックがついてて、エントランスがキラキラしたマンション限定で。」

女子か。

「再来月にはお金が入るはずやねん。」

再来月来てよ。

でも、それでいいと思います。だって、自分が住む場所なんで、贅沢になってしまうのはしゃあないと思います。

全部聞いた上で、担当の不動産仲介営業マンが思う、最高の物件を紹介するだけの話です。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、本当に不動産をお得に契約しようと思うと、今回の記事で紹介したようなアプローチの仕方がいいと思います。

仲介手数料無料でやります!なんていう不動産会社には、裏があります。

これに関しては、また別の記事でお話ししたいと思います。

 

「不動産芸人が、仲介手数料無料の不動産屋をおすすめしない理由」

https://ameblo.jp/penthouse-sera/entry-12449062254.html

最後に、世良は、芸人のみなさまには、特別サービスで不動産のご契約をして頂いてます。

初期費用の面も、世良にできる限りの値引きはさせて頂いています。

お部屋を探していらっしゃる芸人の方は、芸歴・事務所問わず、賃貸・売買問わず、お気軽にご相談ください。

お気軽に、このブログにコメントして頂くか、Twitterなどでメッセージください。

Twitter (ぺんとはうす 世良光治)
https://twitter.com/seraaaaan/

今回の記事は以上になります!

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P.S.
最後の最後に、魔法の言葉、お教えします。
「知り合いに引っ越し考えてる子いっぱいいるんで、紹介しますね~。」です。
これで、担当の不動産仲介営業マンがいつも以上に頑張ってくれるはずです。
勝手に値引きしてくれる可能性もあります。
早めのタイミングで、これ言いましょう。
ぜひ一度、使ってみてください。