こんにちは!不動産芸人のぺんとはうす 世良です
最近、Twitterで「業界内の人にしかわからない不動産あるある」をつぶやくのにハマっています。
ただこれ、業界外の人からはものすごく不評です。
わかりづらいらしいです。
(そらそうやろ!)
でも気にせず続けていきます。
興味のある方は、よかったらTwitterをフォローしてください(^^)
ぺんとはうす 世良光治
さて今回は、今までの記事でも軽く触れてきた、「仲介手数料無料を宣伝文句に掲げる不動産屋さん」についてです。
仲介手数料無料とかめっちゃいいやん!って思われる方も多いかもしれません。
でも結論から言うと、世良は絶対おすすめしません。
ちょっとでも良い部屋に住みたいと思っているならば、尚更おすすめしません。
世良はどれだけ仲の良い知り合いでも、「仲介手数料を半額以下にしてあげる」とは言いますが、最初から「仲介手数料を無料にします」とは約束しません。
どれだけ仲の良いマブダチでもです。
(マブダチってなんやねん!)
世良のプライドで、とかじゃないです。
世良は、マブダチに物件を紹介するときは、仲介手数料無料にできる物件なら無料にします。
それができる物件もありますし、実際に仲介手数料無料でご契約頂いたマブダチの方も多数いらっしゃいます。
どんなにマブダチでも仲介手数料を支払って頂いた方もいらっしゃいます。
(マブダチってやめろや!)
つまり、物件によって、仲介手数料を無料にできる物件とできない物件があるのです。
そのメカニズムをお話すると、長くなってしまうので、結論を先に言うと、
仲介手数料無料を宣伝文句に掲げる不動産屋が、紹介してくれる物件の数は少ないです。
たとえば、賃貸で、白金高輪駅から徒歩10分以内で、家賃10万円以下、1K以上で風呂トイレ別という条件を伝えたとしましょう。
本来なら25件の該当する物件があります。
そのうち仲介手数料無料にできるのは、4件のみです。
※2019年3月8日付ATBB掲載物件
つまり、その差である21件の中に、いい物件があったとしても、仲介手数料無料を謳う不動産屋からは紹介すらしてもらえないのです。
これ、嫌じゃないですか?
嫌でしょ!
(今でしょみたいに言うな!)
売買でも、同じことが言えます。
具体的な数字は、途中で数えるのが面倒くさくなってしまったので、割愛します。てへぺろ。
(てへぺろちゃうわ!)
とにかく、紹介してもらえる物件の数が少なくなってしまうわけです。
その理由はなぜかというと・・・
不動産仲介業者は、お客様から頂く仲介手数料が主な収入となっています。
その仲介手数料を無料にできると言うことは、裏があるのです。
売買の購入客や、賃貸の借主から仲介手数料をもらわないということは、どこか別からお金をもらっているということです。
売買の場合は売主、賃貸の場合はオーナーないしは管理会社からもらっているのがほとんどです。
もちろん、それが"もらえる物件"と、"もらえない物件"があります。
仲介手数料無料を謳う不動産屋さんでは、前述した、"もらえる物件"しか紹介してもらえないのです。
初期費用をとにかく抑えたいということを最優先でお考えの方にとっては、仲介手数料無料の不動産会社もありかもしれません。
ただ、他社の掲載内容と比較して、礼金が高くなっていたり、抗菌サービスなどの名目の初期費用が足されていたら、その業者はやめておいた方がいいです。
不動産屋によって、礼金の金額が違う仕組みについては、また後日、別の記事で紹介したいと思います。
ちなみにこれは、売買における、物件を売りたい場合にも同じことが言えます。
売却の際の仲介手数料無料を謳う不動産会社がありますが、そのような不動産会社は、レインズなどの業者間サイトと呼ばれるデータベースに物件情報を登録しません。
なので、その不動産会社に直接問い合わせをした購入客にしか物件が紹介されないシステムになっています。
つまり、物件の情報が広く公開されない仕組みになっています。
成約価格の3%+6万円+消費税という仲介手数料の金額は、確かに大きいですが、無理してまでそこをケチるよりも、その分高く売ってもらった方がいいと、世良は思います。
不動産会社選びの際に、覚えておいてください。
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