ギュッと抱きしめたくなるような音たち | 新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

独断と超偏見による、勝手気ままでええ事しか書かん日記のようなもんです。
まあるい形してて、音が飛び出してくるモノへの愛情表現です。
ほなお暇なお方はどうぞお入りやす。
某サイトの『ぺんたno座右の銘盤』、『続・ぺんたno座右の銘盤』の続編となります。

新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景-split coconut  私は何を隠そう、いや隠そうとしない大のタイガース・ファンである。いやちょっと待って! ジュリーが歌うGSのタイガースではないぞ、阪神電鉄乗客数倍増戦略のために結成されたタイガースの方である。私の生まれたのが干支でいう寅年、出身地は京都なので関西。しかもタイガースは優勝をもって私がこの世に命を受けたことを祝ってくれた。これだけの好条件が揃ったのだからタイガースを応援せずに生きてゆくことは許されないのだと全能の神ゼウスに誓って早40シーズン目となる。

 自分でいうのもなんだが、タイガース・ファンは何かと面白い。他球団の実情はあまり知らないので、そんなことないよ、ウチだって同じやと云われるかも知れないが。さりとて阪神タイガースはオモロイ。ファン皆が監督であり、解説者となって自分自身に独り語りそして野次るのだ。それらは全てお笑いの要素なり、厳しくも愛情を含むことが大前提となっている。だから見も知らぬ者が聞いても笑って済ませる。ファンの多くは野球観戦そのものよりもたくさんの楽しみ方を知っている。甲子園において野次るという行為は、次なる展開に恐怖慄いているからなのだだろう。結果的に勝てばその日タイガース・ファンは吉日となるのだ。

 これは以前某サイトでアップしたデイヴ・メイスン『スプリット・ココナッツ』の改訂版として楽をさせていただきたい。怠け癖の私にとって誠にありがたい常套手段なのだ。しかしただのコピーでは申し訳ないという気持ちが加筆修正の範囲を超えてしまった。単に大好きな作品として何度でも紹介したいという意気に駆られているだけなのであって、動機促進要因に“好き”という二文字さえあればそれでいい。

 デイヴ・メイスンはトラフィック脱退後70年に渡米し、初のソロ・アルバムはレオン・ラッセル、デラニー&ボニー、リタ・クーリッジらがゲストで参加しており、アメリカ南部のスワンプ系サウンドに傾倒した音楽性と自らのルーツである英国紳士的メロディを不思議にマッチさせたのが功を奏した。彼はイギリス人だが音は揺るぎないアメリカンそのもの。
 彼の作品の中でも一押しがアルバム『スプリット・ココナッツ』で、その中にはキラ星の如く輝きを放っている<Two Guitar Lovers>という泣きのギター満載の曲に心酔しきっている。それと双璧をなす<You Can Lose It>は盟友デヴィッド・クロスビーとグラハム・ナッシュがコーラスで参加、それをことごとく完膚なきまでに隅に追いやったメイスンのスライド・ギターが鳴き叫ぶ。最初の一で迷宮の入り口へと誘う<Give Me A Reason Why>は、全編に亘るジム・クリューガー弾くギター・フレーズの宝庫として存在感を示す。
 こんな風に詩が書けたら、こんな風にギターが弾けたら、こんな風に歌えたらと“ギュッ”と抱きしめたくなるような9つの音世界だ。第一曲名に<Sweet Music>なんてつけるかい。
-NO.585-

【ジェット風船(甲子園球場)】

 久しぶりの甲子園、待ちにまったジェット風船飛ばし。昨年は新型インフルエンザ騒ぎで自粛モード、風船の売上も阪神の成績も伸び悩む一方だった。が、今年は復活! 一個50円、4万人が飛ばせば200万円、さらに勝利の風船飛ばしで2万人が飛ばすと都合300万円をばら撒くこととなる。実際には4個入り200円なので、実売上は一試合当り400万円は確実なんだろうね。