生涯忘れ得ぬメロディのひとつ | 新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

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独断と超偏見による、勝手気ままでええ事しか書かん日記のようなもんです。
まあるい形してて、音が飛び出してくるモノへの愛情表現です。
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某サイトの『ぺんたno座右の銘盤』、『続・ぺんたno座右の銘盤』の続編となります。


sweetnighter
 黒魔術のウエイン・ショーター、不世出の奇才ジョー・ザビヌルが、予測不能、不可解で難解な天気予報士となってジャズ・ファンは唖然騒然としたのは随分前のように思えるが、今改めてそのサウンドを聴くがゆえ、つい最近のことと耳を疑うほどに新鮮である。デビュー盤『ウェザー・リポート』、『アイ・シング・ザ・ボディ...』と未知の領域へと僕らを導いたが、本当の恐ろしさを知ったのはこの『スイートナイター』だった。正直この面子で期待しないわけがない。僕に限っては前作2枚は裏切られてきたのだから、この3枚目で彼らのファンであることの意味を問うことにした。

 見よこのジャケット、前2作に比べ人間味溢れることを。サウンドもそれを裏付けるかのような「ブギ・ウギ・ワルツ」、曲名からしていいのではと期待しつつ聴きつづける。イントロは規則正しいアフリカンなリズム、時折ザビヌルの刃(やいば)のごとき鋭い音の塊、それに呼応し摩訶不思議なトーンを吐き出すショーター、その隙間をヴィトウスのベースが縫って走る。メロディもソロが無くても格好良すぎる。ターンテーブルを回ること7分ちょうど、東洋的でエキセントリックなあのメロディを発動、瞬く間に僕の頬がゆるんだ瞬間だ。生涯忘れ得ぬメロディのひとつと数えよう。

 曲創りはザビヌルが主導権を握るが、ショーターも7:3でジャズ的アプローチを見せてくれる。そこがジャズ・フィールドからつかず離れずとてもいい配分になっている理由だ。いざウェザー・リポートに一度気を許すとそこから抜け出せなくなると言うのは、このあと彼らがもの凄いことをやってのけたという事実は言うまでもない。

-NO.498-


【札幌市営地下鉄 東豊線車両内】

 札幌の地下鉄の扉には北海道らしい絵が描いてありました。札幌の地下鉄も以前とくらべ縦横無尽に走っています。地下街も札幌駅と大通公園駅とを結ぶらしく、あのロビンソンは閉店するそうです。