僕のさがしもの | 新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

独断と超偏見による、勝手気ままでええ事しか書かん日記のようなもんです。
まあるい形してて、音が飛び出してくるモノへの愛情表現です。
ほなお暇なお方はどうぞお入りやす。
某サイトの『ぺんたno座右の銘盤』、『続・ぺんたno座右の銘盤』の続編となります。


harmony
 ライブは愉しい。かつて僕はライブを観るよりレコードを黙々と聴くことを美徳としてきた。理由はいくつかある。まず外タレは手抜きをし(昔の話だが)、もちろんレコードのように演奏できるわけもない。会場はデカくアーティストは米粒大くらにしか見えない。高額チケットは何枚かのレコードが買える、そのほうがお値打ちでもあり麗しきジャケットが手元に残る満足感があった。しかし世の中は変わった。STB139のようなライブハウスでは、お目当てのアーティストが目の前で歌い演奏してくれるのだ。もう手の届くところ。一番後ろの席からでも充分だ。
 2008・9・16 STB139 《私の好きなEPO》と題した、往年のヒット曲オンパレード大会の様相だ。バックバンドには結成35周年を迎えるセンチことセンチメンタル・シティ・ロマンス。1曲目からグングン突き進むEPO、体育会系のノリで額には汗がにじみ全身からは熱気が弾けだす。歌いだして10秒も経たないうちに僕は確信した、今夜はいいぞって。もちろんEPOも同じだ。1曲目を終えた時の顔が自信と喜びに溢れていた。センチとは長年の付き合い、さすが息がピッタリ、MCも交えて和やかムードだ。
 以前から彼女のHPでは当夜のリクエストを募っていた。用意周到な僕はこんな予想も立ててみた。よくライブで、そこのあなた何かリクエストありますか? 何て訊かれることもある。そうか僕だったら何にするかななんてね...初期なら「語愛」、中期なら「私について」、わりと新しめなら「君のさがしもの」かななんてね。さあリクエストをしたのはいいが、EPOからこんな質問が返ってきた。あなたは何故その曲にしたのですか? なんてね。もうここまできたらEPOは僕のことしか見てないなどと、周りから見れば有頂天極まりないお馬鹿さんだ。僕の答えはこうだ!
 「語愛」、これはデビューアルバムの中の1曲で、この曲を聴いて僕は一生EPOの音楽と共にしようと決めた曲ですと。しかし隠れ人気曲ゆえ、当夜のレパートリーに必ず入っていると思った(実際には歌われなかった)。ならば「私について」、これは僕がEPOの一番好きなアルバム『ハーモニー』に入っているナンバー。この曲は今までEPOを聴いてきてやっぱり良かったと再認識させてくれた曲ですと。その脳裏を過ぎった瞬間、あのイントロが流れた。もう僕の叩く手はヒートアップ。みんなも僕に倣ってもっともっと強く強く! もう涙がでそうなくらいだ。これは歌ってくれたので次の手は「君のさがしもの」だ。今夜の流れからしてどうだ、とてつもなく好きな曲なんだが。歌の一節にこうある ♪君のさがしもの どこにあるのだろう と。僕のさがしものの場所はわかっている、ただ何かかを知るにはまだまだEPOを訊き続けなければならないと感じた2時間を有に越えるライブでした。皆さんもEPOの音楽を聴いてたくさんの何かを見つけてくださいね。やっぱりライブはいいやね。
 12月ここSTB139にて《アクアノームの夢》、もう一人のEPOに会いに行きます。その時は是非「君のさがしもの」のアコースティック・ヴァージョンを演ってくださいね。密かに期待してる僕です。
-NO.494-


【STB139】
 お洒落なダイニングバーや高級なフレンチレストランへ赴くよりも、ライヴハウスでのひとときの方が断然いい。まさにアーサー・シュワルツが書いた「あなたと夜と音楽と」だ。お酒もアラカルトも豊富でお値打ち、ボリュームもあります。今年も行きますよ~(2009年12月18日 STB139)。