声を大にして言う、好きだ! | 新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

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独断と超偏見による、勝手気ままでええ事しか書かん日記のようなもんです。
まあるい形してて、音が飛び出してくるモノへの愛情表現です。
ほなお暇なお方はどうぞお入りやす。
某サイトの『ぺんたno座右の銘盤』、『続・ぺんたno座右の銘盤』の続編となります。


サーファーガール
 何だっただろうか、とある音楽評論家がビーチ・ボーイズって人前で「好きなんだよね」ってなかなか言えないねって言ってたことを思い出した。確かに僕も人前でビーチ・ボーイズって最高だね、好きだよって言ったこともなかったし、言えなかった。レコードを買うのも、人前で彼らの音を流すのも、もちろん彼らについて話すことすら抵抗があった。これを読んで私もそうなんですと共感していただければ目的の8割は達成できたも当然のこと。ではあと2割についてこれからお話するとしよう。
 ビーチ・ボーイズというバンド名も決して格好いいものではないし、彼等が好んで命名した訳でもない。ましてデビュー当時の衣装やサウンドは、作業着(ビーチ・ボーイズとしての)にテーマソング的な簡単極まりないものだった。テクニック的にも言うに及ばず、大半はシークレット・メンバーによる録音だったと述懐している。一般的にビーチ・ボーイズと言えば【女】じゃなく【女の子】、【自動車】じゃなく【車】、【海】じゃなくて【サーフィン】、一方お堅い奴はみんな【ペットサウンズ】であり、【天才ブライアン・ウィルソンについて】、そして【幻のスマイル】という図式が出来上がっていた。
 僕の場合は違っていた。ビーチ・ボーイズこそサーフ・ロックの先駆けで、紆余曲折を知った今でこそデビュー盤『サーフィン・サファリ』、続く『サーフィンU.S.A.』、3作目『サーファー・ガール』からどうしても聴いて欲しい。赤面するくらい恥ずかしさは残るが、劇的とも言えるコーラス&ハーモニーは彼らの常装武器となった。上昇気流に乗った彼等がサウンド的に転機となったのは、飛躍的にコーラスとサウンドが分厚くなった3作目の『サーファー・ガール』だ。とにかく騙されたと思って聴いてみて欲しい。ただし10回は繰り返し聴く必要がある。そうでないとこんなに素敵だったのかと気付くことがないかも知れないし、人生における大きな損失となり得るからだ。いやホント気付いて欲しいのだ。2分前後の作品に、ブライアン・ウィルソンが知らず仕掛けた一瞬のキラメキがあなたを襲うハズ。「サーファーズ・ルール」や「僕等のカークラブ」、極めつけは「憧れのハワイ」におけるその一瞬をあなたは見つけられるかな。
 もっと膝をよせ、尊敬の眼差しで見つめてごらん・・・そうだ、今日を境に声を大にして言う、好きだ! 残った2割の方もきっと共感してくれたと信じています。
-NO.485-

【甲子園球場】
 甲子園球場も今は新装中や。あの名物〝蔦〟も今はなく、蔦をイメージしたパネルが貼られている。甲子園にはいろんなモノが想い出とともに浮んでくる。これも来年には移設されるという照明塔。時代を感じさせる創りにおもわずシャッターを切った。 2009年にはほぼ完成し、2010年にはソーラー・システムが採用され、エコな球場となるはずだ。