ストーリーテラーとして天賦の才を見出す | 新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

新・ぺんたno座右の銘盤withボクの新百景

独断と超偏見による、勝手気ままでええ事しか書かん日記のようなもんです。
まあるい形してて、音が飛び出してくるモノへの愛情表現です。
ほなお暇なお方はどうぞお入りやす。
某サイトの『ぺんたno座右の銘盤』、『続・ぺんたno座右の銘盤』の続編となります。


My Name Is Buddy  
ライ・クーダーという男は本当に変わった奴だ。思い起こせばミュージック・シーンに登場したころも、一風変わった路線(サウンド)で一躍脚光を浴びることとなった。米南部からさらにヒスパニック系へと南下したサウンド志向は、一度聴いたら忘れることの出来ない優れものだった。時は経って、絶頂のさなか突如サウンド・トラックの製作に踏み出したりとファンをビックリさせてきた。またブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに関わった数年はキューバにどっぷりと浸かり、新たなる探究心を彼自信で生み出してきた。そして今はストーリーテラーとしての才能を開花させようとしている。前作『チャヴェス・ラヴィーン』(2005年)につづき、放浪の猫(バディ・レッド・キャット) にまつわる物語をクリエイティヴにサウンド化したのが『マイ・ネーム・イズ・バディ』だ。
 伝説的なバンジョー・プレイヤーであるマイク・シーガーとピート・シーガーの兄弟を筆頭に、ヴァン・ダイク・パークスや、僕が好きなジャズ・ピアニストのジャッキー・テラソンなど渋い面子が参加しており、クレジットに目を向けるだけでもワクワクしてくる。何故この場においてジャッキー・テラソンなのか本人にも訊いてみたいくらいだが。さて曲のほうはというと組曲っぽく配されているが、まったくどれもといっていいほど独立した曲となっている。同封の冊子を片手に物語を読みながら、彼が示す最高級の遊び心を堪能してみようではないか。飛びぬけた曲は見当たらないが、全体を通し芸術作品としての天賦の才に惚れる。
-NO.468-

【ケルン大聖堂】
 圧倒的な存在感に平伏す。ドイツで最も古い街、ケルン。509段の階段に上り600年の歴史を感じよう。人が創ったものとは到底考えられぬ凄さがある。夜もまた幻想的だ。