最近音楽界では同年代もしくは少し年上のお姉さんたちの活躍が目立っています。何かにつけ紹介してきた竹内まりや、大貫妙子、そして今日の主役のEPO、みんな元気よくて何と言ってもパワーが漲っているね。人間誰しも40年、50年と生きてくれば躓いてみたり、転んだり、でも時にはビュ~ンと大きな水溜りでさえ軽々飛び越えてしまえることさえあるよね。紆余曲折なんて上手く出来た言葉があるけど、まさにEPOは自分自身の力でパワーアップしつづけ、その偉大なる産物、そう彼女が創り出す音楽こそが良薬だった。
デビュー間もない頃は山下達郎らのバックアップを受け、アメリカンでどことなく甘酸っぱい曲が多くのファンの五感を掴んだ。レコード会社もRCAからMDDIへと変わり、ゾクゾクとするような名曲を矢継ぎ早にリリースし大ヒットの連続だった。彼女は大物アーティストとしての曲作りや精神面でのプレッシャー、そして自信と不安のハザマに揺らいだ時、ダンサンブルでソウルフルな業界での潮流が、サウンド面でも予期せぬ変化をさせてしまった。特にアルバム【wica】辺りに顕著に見られる内向的な曲調は、彼女らしからぬ重く苦しく、悲しいかな耳をくすぐるような曲には巡り会えなかった。
さてEPOが自分探しの旅とでもいうか、世界中を歩き回ってライブをやったり、多くのアーティストや人間・文化を知ったことで多大な影響を音楽面、精神面に植えつけることが出来た。今やセラピニストとしての活躍は言うまでもなく、本業のライブでは教会や寺院、産婦人科などと場所を選ぶことなく、EPOが調剤したサプリメントを一人、二人と手渡ししていくのが今の彼女です。ファンクラブ誌では創作童話など意外な面も垣間見ることができ、等身大の彼女に触れることが出来る内容だ。
このアルバム『DANCE』 (1987年) はとても明るく、10個(曲)のサプリメントがあらゆる効果を導きだしてくれることでしょう。冒頭の「Friends」なんか素直じゃないとなかなか歌えませんよね。前作『Voice of Ooparts』でのベスト、「遠い窓 近い窓」といい彼女の声が立っているのが分かります。オールタイムベスト盤を創るなら、この2曲は外せません。ほら踵が浮きたって、ステップも軽やか、こころは晴れやか、あとは踊って歌いましょう!
-NO.466-
【ハイネマン】
ドイツ、デュッセルドルフのケーニヒスアレー(通称〝ケー〟)の一角、裏路地にある有名はチョコレート専門店。何と言ってもおすすめはシャンパンのチョコです。缶の容器も可愛くてどれにしようかと悩んでしまいます。外観はお花屋さんみたいで、一度はあの緑色の紙袋を提げ歩いてみたくなります。運がよければ試食が・・・私は運が良かったみたいだ(笑)