1980年代デンマークのジャズ・レーベルの老舗Steeple Chaseから数作リリース、少数ながらも熱きファンに支持されてきたピアニスト〝ジョン・ボナー〟をご紹介しよう。今巷ではホワイトデーともあって
チョコレート商戦の真っ只中なのに、40半ばのオジサンの私にはホント無縁の話し。まあそんな他愛もない話に引っ掛けたつもりはないが、ジョン・ボナーの人気盤『Suite for Chocolate』なるアルバムを取り出した。
タイトルもさることながらM3「Chocolate」やM7「Blues For Chocolate」と2曲も甘~く胸がもたれるようなナンバーに目をやられる。覚悟を決めて聴いてみると、おや? おかしいぞ、甘いハズのチョコレート、ビターチョコですら何処にも存在していない。ヨーロッパSteeple Chaseレーベルだけあって全体に重い空気があたり一面を支配している。さらにK・ジャマルのヴァイブがひんやりとした空気に映る陰影をより深く切り裂く。おや? あのボビー・ハッチャーソンの音色にも似ているではないか。60年代中頃、あのブルーノートがアヴァンギャルドなジャズ嗜好に奔ったあの頃の音に。しかしあれから20年経ってボナーが今更その音を掘り下げてみようかなどと、ただの憧れなんだろうか。正直なかなか馴染めないこの男(作品)、妙に好きになってしまいたいという一心で毎夜毎夜聴くことに決めた。かなりの試練ともいえる日々、そして28日目の今日ようやく分かり出してきた。何か味わいあるスルメのような演奏、曲、そして男だとね。回を重ねるごとに雲の切れ間から差し込む光を発見するのである。何とこれを聴くことが愉しくなってきているぞ。アルバム8曲中7曲もがオリジナルという頑張り屋さん、実に好感が持てる・・・が彼は作曲者向きではない。曲を愛しみ演奏する者であり、それらを愛しみ聴く者の心を捉えて止まない。本当の彼を知るまでにもう10年や20年はかかりそうだ。
オリジナルではM2「Where Did You Go」が聴き易く、唯一他人が書いたM4「Winter Blossom」の仄かなアジアン・テイストさが表出した希有なるメロディの洪水、これはもう誰にも止めることは出来ない。
-NO.461-
タイトルもさることながらM3「Chocolate」やM7「Blues For Chocolate」と2曲も甘~く胸がもたれるようなナンバーに目をやられる。覚悟を決めて聴いてみると、おや? おかしいぞ、甘いハズのチョコレート、ビターチョコですら何処にも存在していない。ヨーロッパSteeple Chaseレーベルだけあって全体に重い空気があたり一面を支配している。さらにK・ジャマルのヴァイブがひんやりとした空気に映る陰影をより深く切り裂く。おや? あのボビー・ハッチャーソンの音色にも似ているではないか。60年代中頃、あのブルーノートがアヴァンギャルドなジャズ嗜好に奔ったあの頃の音に。しかしあれから20年経ってボナーが今更その音を掘り下げてみようかなどと、ただの憧れなんだろうか。正直なかなか馴染めないこの男(作品)、妙に好きになってしまいたいという一心で毎夜毎夜聴くことに決めた。かなりの試練ともいえる日々、そして28日目の今日ようやく分かり出してきた。何か味わいあるスルメのような演奏、曲、そして男だとね。回を重ねるごとに雲の切れ間から差し込む光を発見するのである。何とこれを聴くことが愉しくなってきているぞ。アルバム8曲中7曲もがオリジナルという頑張り屋さん、実に好感が持てる・・・が彼は作曲者向きではない。曲を愛しみ演奏する者であり、それらを愛しみ聴く者の心を捉えて止まない。本当の彼を知るまでにもう10年や20年はかかりそうだ。
オリジナルではM2「Where Did You Go」が聴き易く、唯一他人が書いたM4「Winter Blossom」の仄かなアジアン・テイストさが表出した希有なるメロディの洪水、これはもう誰にも止めることは出来ない。
-NO.461-
★知多繁★
名古屋では有名な酒屋さん。各種酒の品揃えは個人商店としてはピカイチではないでしょうか。なかなか手に入らないお酒に巡り遇える楽しさがこの店にはある。お酒のほかにも全国の珍味を仕入れているのも嬉しい!
この兼重(麦・青箱)は鹿児島の濱田酒造の品。最近のお気に入りです。もちろん芋・赤箱もあります。年末には新酒
の量り売りが始まります。
名古屋では有名な酒屋さん。各種酒の品揃えは個人商店としてはピカイチではないでしょうか。なかなか手に入らないお酒に巡り遇える楽しさがこの店にはある。お酒のほかにも全国の珍味を仕入れているのも嬉しい!
この兼重(麦・青箱)は鹿児島の濱田酒造の品。最近のお気に入りです。もちろん芋・赤箱もあります。年末には新酒
