【米国ルーツ・ミュージック探求の旅をするうちに、幅広くそして常に敬意を払いながらワールド・ミュージック的なサウンドへアプローチしていくこととなったライ・クーダー。本作は彼とキューバのベテラン・ミュージシャンとの出会いを卓越した演奏で聴かせ、おおらかで緻密なる至福の音楽となった。冒頭の「チャン・チャン」、何と言うか奇跡的に素晴らしい。『ブエナビスタ・ソシアル・クラブ』のすべてがセクシーだ。】とここまで某サイトに書いたのが3年半前のこと。またもそれらのCDやDVDを手にしてしまったことがこの章を書く始まりとなった。
ライ・クーダーが何気に訪れた旅先でふれあった老ミュージシャン、それこそがブエナビスタ・ソシアル・クラブのメンバーだった。14歳の時に母を亡くしたイブライム・フェレール。孤高のギタリスト、コンパイ・セグンド。80歳にもなろうとしてもなおこの妖艶さが魅力的なオマーラ・ポルトゥンド。神が降臨したであろうルーベン・ゴンザレス。まさにダイアモンドの原石に触れた想いだったのだろう。原石という表現はどうか。もう僕の年齢をはるか超えた年月を、キューバの音楽と寝食をともにしてきた素晴らしいミュージシャン達なのだ。そんな彼等に対して原石だって? いまさら磨くわけでもなく、その輝きを閉じ込めてきたのはキューバという国が翻弄されつづけてきた歴史が物語っている。ブエナビスタ・ソシアル・クラブ映画版の冒頭でF・カストロとC・ゲバラのゴルフ・シーンは何故か皮肉っぽくも映るのである。
最後に自然体でカメラと向き合ってくれた彼等に感謝するとともに、そこには何の飾り気もなく、ただひたすら喜びに満ちた歌を、踊りを、音を奏で、カメラが捉えた彼等の素顔、ちょっとした仕草、それらすべてが感動的だ。
-NO.460-
★御幸亭★
名古屋でも老舗の部類に入る洋食屋さん、とにかく庶民的なのがうれしい。オススメのこの【ハヤシライス】は格別に旨い!メニューに悩んだら日替わりランチかこれを頼むといい。いたるところにネコに関するものがあり、ネコ好きにはたまらないお店です。メニューにはお値打ちなランチのほか、これまた名物の【オムライス】と悩みは尽きませんね。
