豪雨。すごかったですね。山形の被害が心配です。

さて、前回の講義のコメント。レモンはどうでしょう。

 

💎 レモンのコメント

【質問1】 今日の前半は、「高齢者の運転免許変換がすすまないこと」について、論議しました。どのような議論だったかをまとめてみましょう。A41枚分、箇条書きではなく、文章で示すと、卒業論文のいい練習になりますよ。

 

 今回のディスカッションテーマは、「高齢者の免許返納について」です。テーマ担当はパンさんで、司会はアスパラガスさんです。

 まず、バジル先生から「できるなら早く返納したいと思っている。自動運転してくれる車ができればな」とありました。だいこんさんは「事故が起こらないように、返納したいと思ってもらえるようになることが大事。高齢になると、判断が鈍くなることを自覚しないといけない。」、ねぎさんは「暮らしている地域の事情によって、返納できるかできないか変わってくる」、ももさんは「更新制度の内容がとても大切、車がなくても生活できるようになるといい」、じゃがいもさんは「COOPの宅配便などの活用、乗合タクシーなどの整備が大切。お金はかかってしまう」、きゅうりさんは、「一人暮らしのおばあちゃんがいる。心配。」、にんじんさんは「介護実習の際に、80代のおばあちゃんが、免許更新できたとはなしていた。たまたまできてしまうのは怖い。更新プログラムの内容の刷新大切。」、パンさんは「運転者本人の課題もある。自分の判断や身体能力を過信している。自覚することが大切。」、ほうれんそうさんは「コミュニティバスやタクシーなどの整備。救急車だけでなくドクターヘリなどの整備や移動スーパーなどの配慮」、アスパラガスさんは「返納するべきだけど、地域によっては難しいところもある。」という意見がでました。

 バジル先生は、「高齢者が免許を返納しても暮らしていける環境が必要。自治体などの努力がいる。でもそれには、税金がかかる。そもそも、「高齢者」とひとくくりにしてしまっていいのか。90代でも、精神的にも身体的にも60代並の人はいるし、50代でも、80代くらいの能力の方もいる。」とおっしゃっていました。

 次に、このテーマを公共の授業でどう扱うかということについて話し合いました。

 ほうれんそうさんは「身近な家族を考えながら教える。しかし、祖父母との距離感は人それぞれ。皆分かり合えるように教える。」、パンさんは「法律と関わらせたい。世の中のさまざまな問題を知ってもらいたい。」、にんじんさんは「地方自治と関連させたい。議会など」、きゅうりさんは「自由や権利、義務と共に学ばせ、自由や権利にもある程度の線引きがあることを理解させる」、ジャガイモさんは「地域についての単元」、バジル先生から、「高齢者の話は他人事ではなく、もし自分が突っ込まれたら?と自分のこととして考えさせるのは大切だ」とありました。ももさんは「高齢者の心理。地域で講座を開くなど」、ダイコンさんは「他人事ではないとわからせるために、高齢者の身体(目の見え方・耳の聞こえ方など)を体験させる。福祉につながる」、アスパラガスさんは「自由や権利」でした。

 バジル先生から、「追体験をさせること、当事者意識を持たせることが大切。社会科は抽象的な、頭で考えることが多いから、具体性を持たせることはとても大切」とありました。

 今回のディスカッションでは、高齢者の免許返納という問題について、多角的に話し合いができたと思います。高齢者の本人の自覚の問題や、更新制度の在り方、高齢者ではない我々の認識や、意識の問題など、様々な面に着目していました。

【質問2】今日の授業の良かった点を2点、改善すればもっと良くなると思った点を1点書きましょう。

〇授業プリントで、すでに流れをしっかり作っていた。

〇話し合いの時間を多めにとってくれた。

△机間指導

【質問4】 バジルは、授業を後半乗っ取りました。どんなことをしましたか。

 生徒に意識を向けることが大切。生徒に考えさせている間は、何も書かない。机間にはいり、気に掛ける。

 話合わせた結果をしっかり授業内容に活かす。最初に考えさせたことを、最後にもう一度確認する。というストーリーを作る。

【質問5】今日は、セクハラ・パワハラに関する資料を配布しました。この資料を読んでわかったことを5点書いて下さい。

 

セクハラ・パワハラの規定はあるが、実際は本人がどう感じるかというところで個人差があるため、判断はかなり難しい。

 

当事者の意に反する、被害者の受け取り方があることがある。

 

セクハラ・パワハラは、職場で起こることが多い。

 

セクハラ・パワハラ以前に、「人としてどうか」という例もあった。

 

相手との関係性によって変化する。