5月12日。爽やかな朝です。バジルを4種類種まきしました。

 いよいよバジルの季節です。

 リベラルアーッ総合B ピッグケア(獣医さん)の田中正雄氏の講義へのコメントが続々届いています。

 紹介します。

 

 💛 おどろきえのきのコメント

 

【質問1】 今日は、田中正雄さんと対話しました。そのなかで、あなたが学んだことを、2点書いてください。

 豚との信頼関係が大切だと仰っていました。

 豚や牛等食べるために育てている動物との信頼関係を築くというイメージがありませんでした。しかし信頼関係を築くことにより受胎率や安産、発育の改善にも繋がるということで、コミュニケーションの大切さを実感しました。動物や植物はお話ができない分、全身を使って訴えているため、その状態理解を私たち人間がどれだけ感じ取れるかが大切なのだと考えます。

 実は、人間よりも動物や植物を育てる方が難しいのではないでしょうか。

 田中さんの言葉から愛情の大切さを学びました。

 人間と豚が仲良くなりすぎたため、雌豚に興味をなくしてしまったというエピソードを聞きました。また、人間から愛情をかけるのをやめたら途端に雌豚に情が移ったと仰っていました。母はよく愛犬と接するときに、犬には全て伝わっているからね、といつも言っているのを思い出しました。

 このお話を聞くまでは、母はいつもお世話をしているから愛犬は母を好いているのだろうと思っていました。しかしそうではなく、それは愛情の大きさに違いがあるのだと気づかされました。

【質問2】バジルも語りました。何か覚えていますか。

 質問3の質問終了後、先生が小学校と中学校を例に例えて語っていたのを覚えています。

 小学校は○○ちゃん、○○君と呼ぶのに対して、中学校に上がると1番、2番と呼び方に違いが生まれるのだというお話をしていました。田中さんは、情が入らない理由として豚の生産頭数が多い分情が入らないのではないか、というお話をしていました。動物で置き換えるとあまり現実的ではないため、実感がわきませんが身近な体験談からこのような発見ができるということがとても面白いです。

 その人の話や体験として受け入れるのではなく、自分の体験談をこのように置き換えることで今後の自分に役立たせたいです。

【質問3】今日の講義の感想をどうぞ。

「情は入らないのですか?」という生徒の質問に対して、田中さんは「情は入らないがしかし、愛情がこもっている農場はおいしそうな豚ばかりだが、愛情がこもっていない農場はなぜかおいしそうに見えない。」とおっしゃっていたことが一番印象深かったです。

 初め聞いた時は、生きている豚がおいしそうに見えるのか?同じ豚を買っている場所が違うだけでそこまで豚の見え方が変わるのか?ととても不思議に思いました。しかし、同じ農場で顔も見た目も同じでも愛情のこもり方で、豚の鮮度や状態までも変わってくるのだとおっしゃっており、いくら動物で意思疎通ができなくても情というものは豚に伝わるのだと思いました。動物においても植物においても、もちろん私たち人間においても対話というものは本当に重要なものだと実感し、考えさせられました。

 家で犬を飼っていますが、今回の講義を通して今以上に愛犬に愛情を注いでいきたいと思うようになりました。

 今回も面白い講義ありがとうございました。

 

【質問4】さて、田中さんとの対話授業から、対話って何だと思いましたか。

・見ただけで相手の状態を理解し、相手の望んでいる発言を与えられる状態を指すのだと考えます。