4月12日(金)の3コマ目は、初めて担当する「公民科教育法」です。

「公共」という科目を授業できるように育てます。

その1時間目。10名の学生が受講しています。学生の「振り返りシート」を紹介します。

まずは、「ふくらまないパン」さんです。

 

💎(ふくらまないパン)

 

【質問1】あなたの「別名」は何と命名しましたか? 「形容詞+食べ物」

ふくらまないパン

 

【質問2】 今日、あなたは、生徒の前で自己紹介をしましたね。どんなことを話しましたか。

思うように話せましたか。

緊張はしなかったけど、話したいことを落ち着いて言うことはできなかったと感じた。

名前について。鴇は珍しい漢字。

はまっていることはパン作り。しかしなかなかうまくふくらまない。うまくふくらませられるようになりたい。

好きな歌手はB‘z。小学生の頃から好きだが、同級生には誰?と言われる。

 

【質問3】「すまいるバジル」がいろいろ話しました。学んだことを2点書いてください。

倫理は「いかに生きるべきか」という哲学者の教えを学ぶ授業であるということ。高校の時に倫理を取っていたが、先生は哲学者の教えを学ぶということしか言っていなかったことを思い出した。実際、授業は退屈だったので、「いかに生きるべきか」と問いかけられていたら哲学者の難しい教えも自分事にかみ砕いて授業を受けられたのかなと思った。

感受性は大事であるということ。桜の例えがとても納得した。ひとつの授業とってみても、生徒それぞれが色んな感情を持つのだと感じた。社会の授業に感受性が大事であることを初めて知った。でも私も授業を受けて、史実に感動したり悲しくなったりしたことがあるので、感受性が大事であることも理解できた。そのためには教科書の文字をただ読むのではなく、ひとつひとつの大事な言葉について考えながら読む必要があると思った。

 

【質問4】公民科はどんな科目があって、どんなことを学ぶのですか?

公共は人間と社会について学ぶ。政治経済は社会について学ぶ。倫理は人間について学ぶ。

 

 

【質問5】今日の講義の感想をどうぞ。要望もどうぞ。

今週は久しぶりの学校で、正直金曜日は朝からくたくたでした。自己紹介するときはちょっと、え…って思いましたが、久しぶりに皆さんと対話できたので楽しかったです。自己紹介はこれまで何度もしましたが、流れ作業感がありました。自分の好きなものは、あまり周りは好きじゃないことが多かったからです。しかし、今回は先生という立場としての自己紹介だったので、自分に興味を持ってほしいという素直な気持ちで、好きな歌手の話ができました。それって大事なことだと感じました。これから自己紹介するときは、どうせ同じ趣味の人はいないから…とあきらめず、素直に言いたいことを言おうと思いました。

 

【質問6】あなたの故郷・出身地で、桜のきれいなところとおいしいお店を教えて下さい。

柴田町の太陽の村。公園内に桜が沢山あるし、丘からは一目千本桜も見られるそうです。

私も今年初めて行ってみます。

愛子と落合にある「川井亭」というおにぎり屋さん。コンビニのおにぎりよりは少し高いけど、特に鮭がめちゃくちゃ美味しいです。学校から行くと少しだけ遠いけど、行く価値あります。前にも紹介した蕃山という蕎麦屋さんも川井亭近いのでおすすめです。

 

💛(バジル)

 公民科教育法受講生は全員3年。2年の後期に教えた学生さんが7名と、新たな学生さんが3名の構成でした。3年になると、急に大人びてくるのですね。顔の輪郭がしっかりしてくると言ったらいいのでしょうか。心持が変わってきたのだと思います。
 とても頼もしく見えました。次回からさらに楽しみです。