4月8日。

 宮城県では、入学式を行う学校が多いですね。

 この日を迎えると、特別な気分になるのは、長年教員をしていたからでしょうか。

 今日も、何か不思議な感じでした。

 

 さて、「公民科教育法」

  第1回目のレジュメが、あまりにも退屈そうなので、「プレ」を作成しました。

 本当は、こんな授業をしたいのです。こんな授業になると思います。

 では、「プレ講義」のレジュメを紹介します。一緒にやってみませんか。

 💛💛💛

 

2024年 公民科教育法   プレ講義  レジュメ

                 2024年4月12日 3限目 C403教室

                 非常勤講師  鈴木 悟(すずき さとる)

 

はじめに

 自己紹介をします。鈴木 悟(悟)と言います。

 宮城県登米市に生まれ、今も住んでいます。桜ヶ丘から約2時間です。

 1954年生まれの69歳。良い感じの年です。

 農家に生まれましたが、家業を継がずに、大学を出て高校教員になりました。

 60歳の定年まで勤め、大学院で学んでいたところを、宮学から「生徒指導」「社会科教育法」「教職実践演習」の担当者としてスカウト?されました。

 宮学で教えて今年で8年になります。

 ふだんは、有限会社大柳電気の代表取締役です。会社継承して丸6年です。

 農業も好きになり、会社の仕事の合間を見つけて春夏はハーブのバジルを育て、販売しています。「さとる農園のスマイルバジル」と名づけました。通販などで意外と好評です。いつもは、青葉区本町のイタリアン・フェリーチェに卸しています。朝摘んだバジルをランチでおいしそうに食べている姿をみると、ちょっと感動です。

 南三陸スマイルアゲインプロジェクトという団体をつくり、ボランティアをして13年半活動してきました。宮城学院女子大の「よさこい」の方にも参加していただきました。

 学校教育・社会教育・会社・ボランティアをしてきましたが、私の一番大好きな仕事は、宮学で「学生さんに『授業力』をつけるようにお手伝いすること」です。

 会社経営で、ちょっと疲労していても、「授業する」となると、元気になります。

 今日も、きっと元気な姿を、皆さんにお見せできると思います。

 4月から8月上旬までの5か月ですが、どうぞよろしくお願いします。

 

第1講 「いい授業」とはどんな授業かな

 この5か月で、皆さんが授業を自信をもって出来るようにするのが私の任務です。

 皆さんが教育実習先で、「先生の授業おもしろいね」「授業力があるね」と言われるような基礎をつくってあげたらいいなあと思っています。

 

 そのためには、階段があるのです。

授業では、教員が知っている知識を生徒にシャワーのように浴びせかけるものではありません。

それでは、どんな授業が良い授業なのでしょうか。今日は、こうしたことをまず考えてみましょう。

 

ステップ1  これまでいろいろな授業を受けてきたでしょう。あなたは、どんな授業が、「いい授業」だと思いましたか?具体的に思い起こしてみましょう。

 

 

 

 

 

ステップ2 いい授業だな、と思う授業の特徴をあげてみましょう。そして、それを分類してみましょう。

 

 

 

 

 

ステップ3 そうした作業の中で、あなたは、良い授業は何だと考えましたか。

 

 

 

 

 

ステップ4 考えたことを、発表しましょう。

 

 

 

 

 

ステップ5 講師の鈴木センセがコメントします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ステップ6 友人や教員のコメントを聞いて、自分が考えたことを、さらに深めて考えてみましょう。深まった自分の考えを、書きましょう。

 

 

 

 

 

 

ステップ7 改めて、発表しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ステップ8 アクティブラーニングについて学びましょう。