南三陸SAPの歴史をたどっています。
時は、2017年。7年目の活動が終わり、広報誌「笑顔通信」では「7周年記念号」を発行しました。「笑顔通信」に添えた「お願い文」をご覧ください。
💛💛💛
2018年2月15日
南三陸SAP支援者 各位
南三陸SAP事務局 鈴木 悟
「笑顔通信 7周年記念号」とお願い
はじめに
今年の冬は、殊の外寒さが厳しい日が続きますが、お元気でお過ごしのことと思います。
南三陸SAP(スマイルアゲインプロジェクト)は、昨年末、7回目のクリスマス会を南三陸の保育所などで開催させていただき、今は春の交流会の準備を進めようとしているところです。
皆様には、東日本大震災後の夏のボランティア以来、ご支援をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。南三陸SAPは、当初より「10年続けよう」と決意して、進めておりますが、あと3年を迎え、一度立ち止まって考える時期ではないかと考えているところです。
そのために、この7年間の記録をまとめ、支援していただいている皆様や受け入れていただいている皆様にご覧いただき、忌憚のないご意見を頂戴することから始めようと思います。今回の「笑顔通信」には、7年間のボランティア活動をまとめてみましたが、これをまとめる際に、次のようなことがわかりました。
また、支援して下さっている方に、お知らせすべき点も多々あることを再認識した次第です。これまで忙しさにかまけて、まとめきれず、皆様にお示しできませんでしたが、今回一念発起して、まとめましたので、以下のとおり、お知らせします。
お知らせの内容
(1)7年間で、一度でも支援金を送って下さった方 290名
これまでのご支援ありがとうございます。今回、この290名の方で住所を把握できている方に、この便りをお送りしています、
2017年の支援金送付者は、郵送131名、手渡し28名で、合計のべ159名の方々でした。(複数回送っていただいた方もおります)これからもよろしくお願いします。
(2)7年間で、一度でも南三陸SAPのボランティアに参加した方 311名
2017年の参加者は、「笑顔通信」7年間の歩みをご覧ください。
<7年間の南三陸SAP主催イベント27回のうちの参加回数と参加者>
① 20回以上参加 5名
② 10回以上参加 7名(うち学生2名)
③ 6回以上参加 13名(うち学生4名)
④ 5回参加者 10名(うち学生7名)
⑤ 4回参加者 17名(うち学生9名)
⑥ 3回参加者 20名(うち学生8名)
⑦ 2回参加者 56名(うち学生24名)
⑧ 1回参加者 185名(うち学生74名)
約10名の常連スタッフとその都度、募集に応じた学生・一般約15名、合計約25名で各ボイランティア活動が行われています。
(3)南三陸SAPの主な活動
現在は、以下の5つの活動を行っています。
① 3月の総会・春の交流会(南三陸町・登米市南方・南三陸町志津川沼田東)
② 8月の夏の交流会(志津川高校避難所・登米市南方・南三陸町沼田東)
③ 12月のクリスマス会(南三陸町内保育所・幼児園・幼稚園など)
④ 宮城県志津川高校への支援金(年2回 )
⑤ 南三陸町夏祭りの支援金
(4)主な収入
すべて、南三陸SAPの活動は支援者の支援金で賄っています。補助金はゼロです。2017年は、振り込みで約60万円(131名)、手渡しなど約15万円(28名)頂戴しました。繰越金を合わせると約100万円です。ありがとうございます。
(5)主な支出
ここ数年は、年間70万円で、活動しています。2017年は、クリスマス会などのイベントに30万円、支援金に約22万円、笑顔通信と郵送代に約10万円、事務費・雑費に約8万円です。
(6)会計と監査
皆さんから浄財である支援金は、次のような管理しています。
郵送・手渡しとも事務局の鈴木がまず整理しています。その後、会計担当に手渡し、銀行口座への出し入れで管理しています。会計年は、1月から12月までとし、2月に〇〇氏に監査していただき、3月の春の交流会後の総会で承認していただいています。ご了解ください。
(7)事務局
事務局は、鈴木宅にあります。築40年の離れの一部屋に、これまでの資料一式、関係書類、サンタクロース・帽子・手袋などクリスマス用備品、笑顔通信のバックナンバー、パソコン・プリンターなどをおいております。普段は、自宅で農作業をしていますので、どうぞお立ち寄りください。
(8)支援金
南三陸SAP活動の源は、皆さんの支援金です。お送りいただくときは、ゆうちょの振替口座を活用願います。
××・・・・×× 鈴木悟 に送って下さると、払い込み通知書が、事務局に届き、振り込まれます。
おわりに
南三陸SAPの原点は、震災後の南三陸町の復興へのささやかなお手伝いです。自分たちにできるささやかなことを、続けるということです。7年目の今、南三陸町の復興は道半ばと言っていいと思います。これからどんなことができるのか。そして何をすべきなのか。じっくり考えていきましょう。
今後の南三陸SAP活動について、ご意見・ご要望または、質問などをお寄せください。春の交流会、夏の交流会などの機会をとらえて、皆で意見交換したいと思います。
今後とも、南三陸SAPをよろしくお願い致します。