レポートが、4人から届きました。順次お知らせします。まずは、アスパラガスから。

 

この講義で学んだこと10

💎(アスパラガス)

💛①     自分が思ってるよりも相手は自分の事を思っていない

 この社会科教育法の授業で「自分が思っているよりも相手は自分の事を思っていない」という言葉を聞いてから少し気が楽になりましたし、教師とかは関係なくこれから生きていくうえで忘れないようにしておきたい言葉だと思いました。

 

💛②     生徒一人一人の性格や個性に合わせて怒り方を変える

 教師になったらなおさら怒り方について努力をしなければならないと思いますし、私のような思いをする生徒を絶対に増やしたくないと思い、この言葉を選びました。

 

💛③     生徒の好奇心を掻き立てさせ、生徒に身近な問題から考えさせる

 学習において一番大事なことは興味を持つことだと思っています。興味がなければ勉強をしたとしても苦痛を伴うものになります。特に公民は国語や数学などの教科よりも身近で今後生きていくうえで重要なトピックを扱うので、先生が今回の社会科教育法の最後の授業でしたような身近な問題から考えさせたり資料を配ったりすることが大事だと考えました。

 

💛④     授業に人間性が出てしまうため、常に人間性を磨いておくことが重要

 全教科において教師の人間性は出てしまうと思いますが、先述したように社会は身近なトピックを扱うので特に人間性が出てしまう教科だと思います。そのため人間性を常に磨いておかないと生徒も不信感を持ってしまいますし、授業に説得力がなくなってしまいます。私はまだ人間ができていないのでこの言葉を聞いてから更に努力して人間性を磨いていこうと考えました。

 

💛⑤     人と比べて必要以上に落ち込まない

 私は昔から人の何倍も努力しないと運動も美術も料理も何もかもできない人間なので途中で疲れてしまって諦めてしまうことが多く、そのことが原因で人からバカにされたり先生から怒られたりすることが多々ありました。そのたびになんであの子と同時に始めたのに自分はこんなにできないんだろうと落ち込むことがほぼ毎日ありました。まだ人と比べて落ち込むことはたくさんあるのですが、少しでも減らしていこうと努力しているところです。

 

💛⑥     批判的なものの見方を常に持っておく

 歴史を勉強していると指導者の言っていることを民衆が盲信し、教科書に載るような歴史的な事件が起こってしまうというパターンが見受けられます。このインターネットが発展している時代において発信された情報全てが真実だと信じることはまずないですが、それでも常に批判的な見方を持ち、それを消化しながら生徒たちに授業をすることが望ましいと考えます。

 

💛⑦     生徒を信じ、愛することで生徒が話しやすい関係性を作る

 私は小学生の時担任の先生から人と考え方が違うという理由で様々なひどい言葉を投げかけられていました。その時から私はその先生に対して完全に心を閉ざしてしまいました。そのため、生徒を信じて愛してあげる事がどれほど大事な事なのかが身に染みて分かるので、教師になったら生徒の事を愛して話しやすい関係性を作ることが大事だと思いました。

 

💛⑧     常に思ったこと・大事なことなどをメモする

 このことはバイトでも言われたのですが、私は記憶力が良くて今まであまりメモをしなくても覚えているということが多かったため、あまりメモをしたことがありませんでした。しかし細かいことまでは完全には覚えていないため、この授業でメモをすることの大切さを学びました。

 

💛⑨     いろんな出来事に常にアンテナを張っていろんなことに興味を持つ

 私は興味のない事ができない人間なので、今まで興味のあることしかしてきませんでした。しかし教師になるにあたり、様々な事にアンテナを張って世界を眺めることが重要だと考えました。

 

💛⑩     授業の主役は生徒である

 教団に立って授業をしているとどうしても忘れがちな事だとは思いますが、私は教師になって何年たったとしても子の気持ちを忘れずにいたいと思いました。

 

 

2.この講義で、私はこう変わった ~私の変容~

 

💛初めての授業では先輩も来てくださってこんない人数が多いと思っていなかった私は自分が野菜の名前を決めた理由を話している時も他の人はおろか先生とも目を合わせることができず、そのことを先生に指摘されましたが、それでもどうすればいいか分かりませんでした。

💛次に行った導入の授業では一人ずつ教壇に立って、5分間授業の導入をするという授業内容でした。自分の番が来たときは全員が自分の事を見ていてとても怖くて、パニックになってしまって話した内容をあまり覚えていません。しかし、そのあとに行った全員で感想を言い合うタイミングでは全員が話が面白かった、焦ってるように見えなかったとほめてくれて、私はこんなどうしようもない自分でもほめてくれる人がいるんだと少しだけですが自信を持てるようになりました。その他にも明るく生徒に問いかける人、話が上手い人、最初の話と教科書の内容をリンクさせる人がいて、導入の技術面でもかなり参考になりました。

💛導入が終わると次はいよいよ模擬授業でした。模擬授業は去年教師になりたいと決心した時からいつかはやらなければならないことだと分かっていましたが、どうしても怖くて模擬授業の日が近づいてくるたびに憂鬱な気持ちで過ごしていました。私の担当は経済格差のページだったため、どう説明すれば経済格差を分かりやすく伝えることができるか、憂鬱な気持ちで過ごしながらも必死に模索しました。模擬授業では生徒が答えても反応することが難しく、なんて言って反応するのが正解なんだろうと考えていたら何も言う事が出来なくなってしまいました。また黒板に書く字もだんだん雑になっていったり、私は小学生の弟がいるため普段弟に書いてるように漢字ではなくひらがなが多くなってしまったりと反省点はたくさんありましたが、模擬授業を終えた後、以前よりは人前で話すことへの恐怖が薄れていることに気付きました。以前は教壇に立つだけで頭が真っ白になっていましたが、模擬授業の時には教壇に立っても少しだけ頭の中で整理をして話す余裕ができました。以前の私では絶対に考えられない事だったため戸惑いましたが、この講義を受けてから少し変われたのかなと思いました。

💛私は上記のように人とコミュニケーションを取ることが困難な状態からのスタートだったので、他の受講生よりもスタートがかなり遅れてしまっています。それでも最後の第16回授業の時に先生も話し方や受け答え方などが大幅に変わったとおっしゃってくださいましたが、初めは人と目を合わせることすら難しかった私ですが、最終回では全員と目を合わせながら自分の意見を述べることができました。スタートは他の人より遅れていても少しずつではありますが人と目を合わせることができるようになったり、人と話をすることができるようになったり、教壇に立てるようになったりといい方向に変われることができました。

 

💛💛💛(バジル)

 アスパラガスの大変身。

 人生が変わるくらいの大変身。

 自分を信じて、この調子で楽しみましょう。