第2弾も、オーソドックスな旅客機らしい旅客機のキットを紹介します。
エアフィックス製の1/144スケールのボーイング707のキットです。

【実機の紹介】
実機は、1958年に初飛行したアメリカの4発ジェット旅客機です。ジェット旅客機時代を決定づけたとも言える機体で、1000機以上生産されました。一時期は国際線の大型旅客機といえばこの機体だったので、60年代の空港の様子を描いた絵本には必ずと言ってよいくらい描かれていました。当時のぺんぺんは「これに乗れば海外に行ける❤」なんて想いで見つめていた、まさに憧れの機体でした。

現在ではさすがに旅客機としてはほとんど引退していますが、貨物機としてはまだ現役で活躍しているそうです。

【キットの紹介】
60年代初めに発売されたキットです。エ社一連の1/144スケールの旅客機シリーズの中でも、開発は早い方にあたります。B707は生産機数が多いだけにキットの種類も多く、1/100からノンスケールのミニキットまで存在しますが、このキットはその中でも1/144というスケールでコレクションしやすいキットとして、レベルのキットともに旅客機ファンから指示されていたようです。
70年代に一時生産休止になりましたが、80年に入ってから「クラシックエアラインシリーズ」の1機として再販されました。今回紹介しているのは、90年代に販売されていたもので、エ社らしく?自国の「ブリティッシュ・エアウェイズ」のマーキングとなっています。

箱の中身です。

パーツの状況です。1/144クラスの旅客機のキットとしては、標準的なパーツ割だと思います。

客室窓は、初期のエ社の旅客機キットにあった透明樹脂の流し込式ではなく、すべてに透明プラパーツが用意されています。胴体内部は、1/144クラスの旅客機キットの標準で?スッカラカンです。

主翼の形は何となく良い感じに見えますが、翼縁は太くて旅客機らしいシャープさには欠けています。

とりあえず外形自体はボーイング707らしくは見えます。ただし細かく見ていくと、気になる点は結構出てきます。個人的には、機首が短く丸過ぎるのと、エンジンポットの形状が太過ぎるところがマイナス点でしょうか。また、部品どおしの合わせはあまりよくないので、かなりのパテのお世話になることになります。
古いキットのせいもあってあまり高評価はできないキットですが、オークションなどを含めれば比較的入手しやすいので、各航空会社のマーキングを楽しむベースとしては向いていると思います。資料もかなり結構豊富に存在していますね🐧