前回は旧フロッグ出身のHe115のキットを紹介しましたが、今回はマッチボックスのHe115のキットを取り上げたいと思います。

【キットの紹介】
キットの発売は1976年頃だったと思います。若干フロッグよりも発売が早かったはずです。暫くは、レベルのキット(=フロッグ)と並んで店頭でよく見かけました。

マッチボックスがドイツ・レベル傘下になってからは見かけなくなった気がします。

箱の中身です。

パーツの状況です。マッチボックスらしく、3色でそれぞれのパーツが成型されています。

フロッグのキットとよく似たパーツ構成です。ただ、フロートが左右貼り合わせ式である点が、大きな違いでしょうか(フロッグは上下貼り合わせ式です)。

主翼です。楕円形の形状が何となくHe111に通じるように思うのは、私だけ?

キャノピーの枠は、かなりオーバーなモールドです。初心者が塗装するのにはありがたいのですが、うるさ方のモデラーには嫌われるでしょうね。

塗装は3種類指定されています。ノルウェーから1機だけ避難して、その後フィンランドで使われた機体が指定されているところが面白いですね。

マッチボックスらしく細部は簡略化されている上に、パーツ通しの合わせも非常によいキットです。結構大型な機体の割には、組み立ては楽な方だと思います。
外形は、まずまず実機の雰囲気を捉えています。ディティール表現がフロッグのキット以上に甘く、パネルラインの所々マッチお得意の?運河彫りになっている点が目に付くぐらいでしょうか・・・って、それが一番の問題ですなぁ~。

相対的にはフロッグのキットと甲乙つけがたい出来・・・という事は、どちらのキットも現在の目で見ると物足りない出来ということです。手を加えるベースに適している点も、フロッグのキットと同じです。個人的には組み立てやすい分、マッチのキットの方がお勧めですね🐧