スピットファイアのキット紹介の第2弾は、今じゃ流行らなくなってしまったタイプのキットです。
ホークの1/72のスピットファイアMk.22のキットです。
箱とデカールの無い状態のキットを大量に大人買いした中に入ってました。

【キットの紹介】
ホーク社は、以前にも紹介しましたがアメリカのプラモデルメーカーの老舗で、航空機モデルを中心に開発していました。全体に省略は目立つものの、がっちりと組みあがる手堅いパーツ構成が特徴でした。70年代にテスターに吸収され、以後は多くのキットがテスターブランドになって販売されました。イタレリの48のライサンダーやF5A、P-47は元はホーク製です。
このキットは60年代後半に発売されたもので、ホークとしては少数派?の1/72のキットです。

パーツはこれで全てです。展示スタンドを入れて12個・・・・と言うことは脚がありません !
昔のオーロラ社のキットがこんな感じだったっけ・・・

胴体の表面は細かいリベット表現がされています。正確さはやや疑問ながら、パネルラインも再現しているようです。でも、コクピットの中は、見事にスッカラカンです。

主翼は一体成型。主脚の収容部分は浮彫りで表現されています。残念ながら、機銃が一本折れてしまっています。

組み立て説明図もいたってシンプル。と言うより、このパーツ構成ならば説明図も不要かも。
このキットが出たのは1967年頃ですが、72ではレベルだ、エアフィックスだ、フロッグだとか主要メーカーが、どんどんニューキットを発表していた時期にあたります。そんな中で、このような脚なしのシンプルキットを(しかも他の機種も含めたシリーズで)出したホークの感覚って・・・ちょっとぺんぺんには理解できないですね。
もっとも、欧米(特にアメリカ)では、スタンドに固定する飛行状態のキットが多数発売されていたので、このようなキットを受け入れる土壌があったのかもしれませんね。
ただ、このキットは、一時期かなりの人気キットでした。と言うのも、72では唯一の水滴風防型のキットだからです。なので、当時のイギリス機ファンはせっせと脚穴を彫って、どこかのスピットの脚を移植して自分だけのキットを作って悦に入っていたものです。今となっては、フジミのキットがあるので無駄な苦労で終わっちゃいますけれどねぇ~🐧