エアフィックス製のワイルドキャットのキットが発見できたので、今回紹介します。1/72スケールのキットです。

【実機の紹介】
キットになっているワイルドキャットⅣは、FM-2型のイギリスでの名称で、当初はマートレットⅤと呼ばれていました。なので、正確にはグラマン・ワイルドキャットではなくGMワイルドキャットのような気がします。
【キットの紹介】
60年代前半に発売されたキットで、1/72としては最も早くキット化されたものとなります(アオシマより少し早く発売されたように記憶しています)。
イギリスにレンドリースされたワイルドキャットⅣ(アメリカではFM-2)をモデライズしたものとしては、長い間唯一のキットでした。その後、長い間メジャーなワイルドキャットのキットとして、君臨?していました。

箱の中身です。ツリー型のランナーに時代を感じます。

胴体。表面は凸モールドで、リベットがやや疎らに施されています。垂直尾翼がやや高めな実機の特徴はよく捉えています。

主翼。フラップの羽布の表現が結構雑な感じがします。

小物パーツです。見るからに精密さに欠けています。

エンジンカウリングとキャノピー。カウリングとエンジンは一体成型で、エンジンのモールドはかなり浅めです。
キャノピーの形はそれほど悪くないのですが、かなり分厚いです。

デカールはイギリスとアメリカの2種類が付いています。


可動部はプロペラのみです。アクセサリーは増槽とロケット弾が付いています。
パーツの合いはまずまずで、主翼と胴体の部分を多少修正すればOKでしょう。
外形は特にひどいところもなく、そのままでも十分ワイルドキャットには見えますが、少しカウリングの先端の形が筒状になっているので、実機らしく丸みを付けてやるとよいかもしれません。
細かい点では、主脚の支柱が一本忘れられているので、自作した方がマニアからの突っ込みを受けずに済みます。また、細部の表現は開発時期の古さがもろに出ていますので、コクピット、脚収容部の隔壁など手を入れたくなる個所はかなりあります。
現在の目で見ると骨董品にしか見えない状態なので、それを承知の上でストレートに組むか、コレクションのまま塩漬けにするかの二択になると思います🐧