SMER社のキットを続けて取り上げます。
今回は、超有名機のキットとなります。ソッピース・キャメルの1/48スケールのキットです。

【実機の紹介】
第一次世界大戦時のイギリスを代表する戦闘機です。これ以上の説明は不要だと思います。(個人的には、スヌーピーの妄想?上の乗機という印象が強いですね)。

【キットの紹介】
このキットもSMER社が80年代頃から販売していますが、これまた元はイタリアのアルティプラスト社が販売していたキットでした。ただ、もっと遡ればどこのメーカー製だったかは不明です(オーロラ社製かイギリスのメリット社製かも)。まあいずれにせよ、開発されたのは50年代から60年代前半になります。
アルティプラスト時代はスケールは1/50で表示されていましたが、正確には1/48に近いスケールであることも、以前紹介したニューポール11と同じです。
紹介しているのは2000年頃に販売されていたものですが、箱絵は何となく戦闘を感じさせないのんびりとした?雰囲気のものです。

パーツの状態です。 パーツ構成は、レベルやエアフィックスの1/72のキットと大して変わりません。一本のランナーにパーツがツリー状にくっ付いています。

箱上で「スーパーデカール付き」と謳われているだけあって、上質なデカールが付いています。ただ、保存が悪くて黄ばんじゃっているので、あまり説得力がありませんね。


デカールは、2種類付いています。

72のキットと同じパーツ構成なのに48スケール・・・ということで、組み立ては72のキットよりは楽です。ただし胴体と主翼の間の支柱は、慎重に合わせないと定位置に固定できません。
一応外形はキャメルらしく見えますが、細かく見ていくと気になる点は結構出てきます。機首の形が直線過ぎることや、下翼の上反角がまったく再現されていないところは、かなりの減点ポイントですね。
胴体や主翼の羽布張りの表現は一応されていますが、精密とは言い難い出来でレベルの72の方が優れている位です。コクピット内はシートと計器パネル(らしきもの)だけですし、機体内部の彫刻は当然?ありません 。


総合的にはSMER社の複葉機キットの中でも、出来が劣る部類に当たると思います。有名機なので各社から新旧色々なスケールでキットが発売されていますが、このキットを推す理由は価格の安さくらいしかありません。
まあ、キャメルの雰囲気を味わうだけならば、大きさ的に手ごろなので作る価値はあるかもしれませんね🐧