今回紹介するのは、かなりマイナーな練習機のキットです。SMERのアビアBH11の1/48スケールのキットです。

【実機の紹介】
実機は第一次世界大戦終了後にチェコで開発された複座の練習機で、1923年に初飛行しました。低翼式の単葉機で、胴体からの支柱によって主翼を支えている点が特徴です。生産機数は約20機と少なく、1930年代には退役しました。民間でスポーツ機として利用された機体もありました。

【キットの紹介】
チェコのSMER社が80年代頃から販売しているキットです。SMER社の1/48のキットは、ほとんどが元はイタリアのアルティプラスト社が販売していたキットですが、このキットは私が持っている資料では、アルティプラスト社のキット群に入っていません。
なので、お膝元のチェコのマイナーな機体ということで、もしかしたらSMER社のオリジナルの開発ではないかと思っています。
写真は2000年頃から発売されているもので、現在でも細々と入荷されているようです。

箱の中身です。最近販売されているキットは、このようにビニール袋にパーツが梱包されています。

パーツの状態です。 パーツの構成は、かなりシンプルです。他のSMER社のキット同様に、所々にバリが発生しています・・・と言うことは、かなり古いキットなのかなあ?

デカールは、箱絵にあるグリーン単色の機体と、箱裏に表示された3色迷彩の機体の2種類が用意されています。単調な外見の機体なので、3色迷彩にした方が栄えると思います。

基本的に張り線は不要なので、組み立ては非常に楽です・・・とはいかず、主翼と支柱のバランスが悪いせいか、主翼の固定にまず一苦労します。また、各部に小さな隙間が出来るので、パテに結構お世話になることになります。
主翼や垂直尾翼の後縁はちょっとぶ厚いので、シャープになり過ぎない程度に削ってやる必要があります。

細部の描写はかなりラフなので手を加えたいところですが、この機体の細部に関する資料はほとんど無いと思います。

(チェコの博物館には実機が展示されているそうなので、見に行くという手もありますが・・・)
外形は、写真と見比べた限りは実機の雰囲気は抑えています。まあ、こんな機体を知っている方も少数なので、ちょいちょいと組み立ててしまえば、展示会で異彩を放つと思いますよ(・・・んな訳ないかぁ~)🐧