大村線・竹松駅とYC1系 2022年度開業の駅めぐり10 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

 日本中の駅を旅したいというあなたのために、有名木造駅舎から無名のホームだけの駅まで、1駅1駅ご紹介して、各駅下車の駅めぐりをしている気分を味わっていただくブログです。
 空旅、企画旅、鉄道クイズもあります。

この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。

今回は、JRを含め2022年度(2022年4月~2023年3月)に開業した駅をご紹介します。

 

本日もお「おまけ」シリーズ?、大村線の竹松駅をご紹介します。

当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,ごゆっくり!

 

**********

 

 

 

 

 

 

本日は大村線の竹松駅です。

この駅自体は、西九州新幹線の開通で何も変わるものをなかったのですが、大きく変わったものがあります。

まあ、これまでの構内の頭上を新幹線が通ってるとか……
 
それもありますが、こちらの駅名標です。
そう、前後駅が、いずれも新駅同士となっています。
大村市内の駅が一挙に増えた感じですね。
それより、私が気になったのは、駅名標のイラスト。
最近のJR九州は、このイラストパターン変わりつつあるのでしょうか?
あまり福岡県内では見たことがないように思いますが、そもそも福岡でJRに乗ることがほぼなくなったので確認していません。
 
イラストといえば門司駅の駅名標イラストは関門トンネルをくぐる車両だったのですが、その車両、交流専用の811系が描かれていたんですよねえ、811系関門トンネルは通れないだろうって思うんですが。
こんなところがいい加減なJR九州です(*´∀`*)
 
竹松駅ですが、いつの間にか無人駅になっちゃったみたいです。
大村市の新市街地近くにあって、利用者がけっこう多かった気がしたのですが、これも新幹線開業の犠牲なのでしょうか?
 
ただ、この竹松駅から長崎駅方面はSUGOCAが使えるので便利ではあります。
あと、当駅折り返し長崎方面の列車があるので、大村車両基地駅以北からするととても利用しやすい路線と言えるかもしれません。
 
駅前です。
大村駅以上に高台にあって、街を見下ろしています。
 
駅舎です。
灯り取りの窓があって、アクセントになってよいと思います。
 
ただ、やっぱ、私が最初に訪問したときに使われていた木造駅舎にはかないません。
背の高い、九州らしい風格の駅舎がありました、懐かしいですね。
 
竹松駅までは当駅折り返しのYC1系に乗ってやってきたので、ここでYC1系の車両の紹介もしましょう。
先日クイズに出題した車両ですよね。
821系電車もそうですが、遊びすぎなんじゃない?って思います(^_^)
 
YC1系の名前の由来ですが、このドアにある「優しくて力持ち」から来ているのだそうです。
読み方は「ワイシーワン」だそうです。
電気式気動車って分類になるんでしょうか、軽油で発電してそれを動力にしています。
また蓄電池も搭載していてハイブリッド車両でもあります。
 
顔は821系とよく似ていますが、サイドから見ると、腰回りの絞り方が違って、YC1系はストレートタイプとなっています。
 
九州でもすっかりおなじみになったドアボタン、
くろちゃん痛そうですねえ。
暖地なので、北海道や東北でこのボタンのある列車を見ると珍しいなあって思ったものですが、夏の九州では、冷房効率を考慮する意味で逆に必要だったのではないかと思います。
 
車内はいつものデザインですね。
ただ、窓はそんなに大きくありません。
 
 
車内中央のでっぱりが気になりますが、ここはトイレになっています。
車端ではなく中央寄りにトイレがあるのは珍しいですね。
 
その車端にはクロスシート席があります。また隣の車両との通路ドアはあまり広くありません。
YC1系って2両1ユニットです。
 
クロスシートをもうちょっと観察してみましょう。
背ずりが直角であまり座り心地は期待できませんが、足下が広いのはよいですよねえ。
テーブルを設置できたかもって思います。
 
形式表示です。
2020年川崎重工業製造のようですね。

 

さきほどちょっとお話ししたトイレに入ってみましょう。
とても広くなっていますよ。
もちろん車椅子対応で、このトイレがある部分に隣接して車椅子乗車スペースが確保されています。
 
西九州新幹線開業による新駅などをめぐる旅、今回でおしまいです。
次回は首都圏に移動します。
 
 
 
(令和5年1月撮影)
 
 
全国私鉄乗り潰し率
 
今回は未乗区間はないので乗り潰し率に変化はありません。
85.431%

85.431%