梅花の候
鰹そば 田ヶ久保で憩う
…Here we Go!
[淡麗かつおそば 塩] [淡麗かつおそば 醤油]
(共に半麺オーダー)
食券を求め席に着くと 鰹節削り器と鰹節のお出迎え
目の前でシュッ! シュッ!と 小気味良い音を響かせ ヒラリヒラリと芳しい香りを漂わせ 削り立ての鰹節が舞いおりる
素敵なパフォーマンス 圧倒的ライブ感
「よっ!待ってました!!」
美味しい舞台の幕開けです
今 削られた本枯節はお椀に盛られ 見計らったようにらーめんが運ばれてきます
いざスープを一啜り 本枯節をメインとして魚介乾物系の旨味と鶏の旨味がユニティー
まろみのある塩 キレ良く香り高き醤油
どちらも甲乙付け難く スッキリ澄みきった調子の高い味わい
表面には香味油が浮き 食材の味を損ねる事なく コクと旨味をプラス
麺は ワシワシ パッツン コシ強く 小麦の甘味 香り引き立つ 低加水ストレート細麺
スープの吸い込み良く 旨し!!
トッピングは 豚肩ロース肉の叉焼・紫玉葱みじん切り・青葱・スプラウト
ある程度食べ進んだら 別椀に盛られた本枯節の削りたてを追い鰹
鼻にすーっと抜け 脳味噌にかけて風味が増して広がってゆく
削りたて指宿産本枯節のポテンシャルの高さを見せつけられた妖しい官能的な世界に誘う 愁を含んだ潤みのある味わい
箸もレンゲもノンストップ!
中毒性高し!
感無量 … 泣きそうであります
[鰹のたたきミニ丼]