大切なもの | よかったさがしのまいにち

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今日何気なく観てたんですよ。


NHKアーカイブス「愛する命を送るとき」(2000年放送)

ガンの御主人と過ごしたホスピスでの70日間の暮らし、奥さまが

ユーモアあふれる絵日記で綴られていました。

http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2009/h091024.html


関西学院大学の藤井准教授がコメンテイターとして出演されてました。

先生の「死生学」という講義では学生に自分にとって大事な物

10個だったか12個だったか小さな紙切れ一枚一枚に書かせていました。


そして問うんです。自分が病気になったとして、病状が悪化していくとともに

何を捨てていくか。


体に異変がおきて、病気がわかって次第に病状が悪化していき最後は

死んでいく。

進行とともに自分の大切なものが書かれた紙を一枚一枚やぶっていく

のです。


ある男子学生にスポットが当てられていました。

彼は「友人の一人」「音楽」など大切なものが書かれた紙を一枚破くごとに

悩んだり大きなため息をついたりしていました。


最後一枚残った紙には「母」と書かれてありました。ここでぺんちょび号泣。

先生がおっしゃっていたのは大体誰でも最後は物じゃなくて形がみえない

ものを残す、そしてそれは「母」が多いのだそうです。


そして・・・ついに最後の一枚をやぶります。

学生さん、泣いてたなぁ・・・・。


自分だったらどうだろう。

一番最後残すのは子供になるんだろうか。二番目は旦那?母?

母親視点からは難しいですね。