2024年5月新潟旅行⑩御館の乱と味噌なめたか、土踏んだか | サーシャのひとり言

サーシャのひとり言

音楽や絵画など日々見たり聴いたりしたことの備忘録的ブログです。

💐萬松寺(南魚沼市)


楠木正成の甥が植えたとされる大きなカツラの木。



境内の鎮守社。不思議な色の空に撮れました。







💐関興寺〜味噌なめたか(南魚沼市)

関東管領上杉家ゆかりの禅寺です。


御館の乱が起こった時、景勝公に縁が深かった関興寺は、三郎景虎側の北条軍に包囲されます。

逃げ込んだ兵を引き渡すよう命じられるもの住職は拒否。

結果、小田原北条軍による焼き討ちにあい、大伽藍がことごとく消失しましたが、上杉家から寄進された経典は味噌樽の中に埋めて守られました。


その後、近在の人々の間で、「ありがたい経典を守った味噌にはさぞかしご利益があるに違いない」と言いはやされるように。

「関興寺にお参りして有難い味噌を頂きましたか?」「味噌なめたか?」と後世に伝えられるようになったそうです。


総門


三門


見る場所によって龍の持つ玉の輝きが違って見えます。

上はマットな質感、下は光っている感じ。




本堂と臥龍の庭。龍が寝ている姿を現している庭園。


関興寺からの眺め。



味噌なめたか御朱印




💐雲洞庵〜土踏んだか(南魚沼市)

幼少期の上杉景勝、直江兼続が第13世住職 通天存達(長尾政景の兄)らにより勉学を学んだ寺。


赤門




赤門から本堂までの敷石の下には法華経が一石一字ずつしるし埋められているそうです。

この経石を踏みしめてお参りする有り難さに人々が

「雲洞庵の土踏んだか」と言い合ったとか。


土踏んだか御朱印



長々と続いたゴールデンウィーク新潟旅行の記事はこれで終わりです。

広々して緑も美しく(加えて外国人観光客はほぼ皆無で落ち着いた雰囲気)、新潟、すごく良かったです。

歴史推し活も楽しかった!

また訪れたいですおねがい