キャストは
レオンティーズ エドワード・ワトソン
パーディタ サラ・ラム
ポーライナ ゼナイダ・ヤノウスキー
フロリゼル スティーブン・マックレー
ポリクシニーズ フェデリコ・ボネッリ
ハーマイオニー ローレン・カスバートソン
一番はやはりレオンティーズ役のワトソンと平野さんの違いでしょう。
シネマ版はとにかく第1幕のシチリア王役平野さんが表現する狂気にも近い嫉妬心、妄想が背筋がゾッとする程伝わってきたのが印象的でしたが、ワトソンの踊りはもう少し抑えた表現。
ところが第1幕では少し物足りないくらいに感じたのが、第3幕になるとワトソン・レオンティーズ王の心の寂しさがじわじわと効いてくるように・・。
この辺りの、第1幕後の16年間の時間の表現はワトソン、凄いなぁとしみじみ感じました。
あと、これはあくまでも私見ですが、シネマ版で感じた第3幕のレオンティーズとハーマイオニーのパ・ド・ドゥの距離感、冷たさ(ハーマイオニーの側からの)がワトソン版ではあまり感じられませんでした。
勿論、ハーマイオニーもすぐに夫を赦す訳にはいかないでしょうが、戸惑いの中にも夫に対する愛情は残っているのではないかと・・。
一方で、シネマ版ではポーライナからレオンティーズ への秘めた愛があったように思いましたが、ワトソン版ではさほどそれは感じられず。
この辺り、どうなんでしょうね。
でも、同じ演出でも舞台は一期一会で違ってくるのがまた面白いところですね。
シネマでもワトソン版でもパーディタのサラ・ラムはホントにホントに可愛いです。
マックレーのフロリゼルもいかにも素直で明るい王子様、お似合いですね。
